我が家の「怒るルール」
はろー、マリエです。
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怒るルール、決めてますか?
今回は、わが家の『怒るルール』について語ります。
べつに、もともとルールがあったわけではありませんが、ほぼ「このルールはわが家の家宝だな」と思ったので、みなさまにもシェアしたいと思います。
子どもさんとの関係や、怒り方、叱り方に悩んでいる方に少しでもヒントになれば幸いです。
まずは愛情が基礎
そもそも、『怒る』の話をするまえに『愛情』の話です。
怒ることは、愛があってはじめて成り立ちます。
ふだんから、愛情表現してますか?
「言わないでもわかるでしょ」
「言ってるつもりです」
「行動で表現してます」
そんな人もいるかもしれませんが
言わなきゃわかりません。
「あなたのことが、だいすきだよ」
「あなたのことが、大切だよ」
「あなたのことが、大事だよ」
もし口があって、声が出せる状態なら、是が非でも口に出して言ってください。事情によりそれができない方は、文字に書くなり、音声変換するなり、何かしらの方法で伝えていただきたいと思います。
愛を伝えないで、怒りは届きません。
ちゃんと怒る
まず、これは1〜3歳児の期間が大切だと思うのですが『ちゃんと怒る』ことが大事だと思います。
まだハッキリ言葉を理解しない1〜3歳児でも、喜怒哀楽はわかります。ことばでは伝わらない分、喜怒哀楽の『怒』をしっかり態度で伝えます。
ここで、子どもが泣いてビビるくらい怒るのが理想だと思います。大好きな子どもを怒って怖がらせるのは切なくて胸が痛みますが、親の役目としてやらなあかんとわたしは思いました。(せつねぇ〜やりたくねぇ〜
なぜ、ちゃんと怒るのかというと『社会の秩序を学ぶため』だとわたしは解釈しています。この世界は、多様な人間が互いに協力しあって生きていかねばなりません。「この世界には、自分の力では敵わない存在がいる」ということを学習しないと、お山の大将的な人間になりかねないと考えます。親と子はあくまで他人であり対等な人間ではありますが、「社会の秩序」を学ぶために親がこの役割を担う必要があると感じます。
決まったことを怒る
そのうえで、大切なことの1つは『決まったことを怒る』ことです。
どいういことかというと
〇〇したら怒るからね
と事前にちゃんと伝えることです。
たとえば、わが家の場合
・モノを投げる、乱暴に扱う
・人をぶつ、危害を加える
上記に関しては、お母ちゃんは怒ります。
(何に関して怒るかは各家庭で決めてください)
逆にいうと、『決まってないことは怒らない』です。
法律にあてはめればわかりやすいですが、
たとえば車を運転してスピードを出しすぎたとき
・スピード違反は法律違反だと知ってた場合
→「やっちまった」と反省して処分を受ける
しかし、
・スピード違反は法律違反だと知らなかった場合
「えー!知らないよー!いってよー!困るよー!」
と焦ってパニックになりますよね??(知っとけよ
これ、子どもにとっては日常茶飯事だと思うんです。
この世界のルール、この家庭での決まり、何をやったらよくて何がいけないのか?そこを教えてもらってないのに、いきなり怒られたら、恐怖とパニックが残ります。
決めてないことを『怒る』と、自分の行動が「怒られないか?」という観点で選ぶようになります。
いずれまわりの顔を伺うようになったり、自分の好奇心を育てられなくなったり、親に嘘ついたりすると思います。
『怒る』に一貫性をもつ
これも↑につながるのですが
・気まぐれ
・機嫌
・衝動
では怒らないでください。
そんなのされたらたまったもんじゃありません。
そして
・前回は怒ったことを、今回は怒らない
という一貫性のない『怒る』もやめてください。
シンプルに、子どもにとってこの世界が信じられなくなります。
え?信用してた大好きな親が、あんなに怒ったのに?なぜつぎは怒らないの?なに?この世界のルールなに??????パッパラパラ〜
もちろん、この世界にルールなんかありゃしまへんよ。ただ、とくに小さなうちこそ、喜怒哀楽の感情をしっかりと学び、そこに納得のいく「論理」をもち、覚えて→改善するよろこびを学習する。この循環が大切だと思います。親との信頼関係を築くうえでも重要です。
怒るを覚えたら、「怒るよ」の一言で試合終了
わが家では、このルールのもと『怒る』をしたことで、わたしが怒るまえに「怒るよ」と一言いうだけで、しっかり伝わるようになりました。そのため、わが家の子ども(現在4歳)に実際に怒ることはほぼないです。話しあいで解決です。
また、子ども自身も、怒られるようなことをやったとき、自分で悪いことを自覚して「ごめんなさい」をいえるようになりました。子どもがきちんと悪いことを申告し、謝れたときは、怒るのではなく『感謝』を伝えます。
言ってくれてありがとうね。言いづらいのにちゃんと教えてくれてありがとうね。でもこれはダメだったよね。じゃあどうしたらよかったかな?つぎからはこうしようね。
世界は平和です。
不機嫌で怒るときは、怒りの矛先を変える
もちろん、親も人間です。いつだってルール通りの怒りだけで収められるような菩薩の所業はできません。(そもそも菩薩は怒らないかも、菩薩ごめん)
たとえば、遅刻しそうで焦ってるのに、ごはんをひっくり返して床にこぼれ、絨毯を洗ってるあいだに次はお漏らし発生、おトイレが大爆発など、いろんなことが重なるときあるじゃないですか。
そういったとき「キーーーッ!」となって、子どもに対して怒鳴ったり怒ったりすることがあるかもしれません。わたしは、そこで「怒るな」とは思わず、「怒りの矛先を変えろ」と思います。
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