おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ
タイトル「サイゼリア おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ」2016年8月1日 第1刷発行 2019年1月24日 第3刷発行 著者 正垣泰彦さんの文庫です。
最近息子に誘われてサイゼリアに多分久しぶりにはいり、あらためてその価格と美味しさにおどろきました。またお客様も店に入る前と後で外から他の店の様子をみてても、多かったことを記憶しています。スタッフの雰囲気も良く、テキパキ動かれていたので人気の店の理由のひとつだと認識しました。
これは創業者の努力と知恵の結晶であると認識できました。この本は外食関係の本ですが他の業界や業態にもかなり通じて使える内容が盛りだくさんで特に価格設定の考え方は積み上げ式に慣れている自分にとりショッキングな価格設定方法でした。しかしよく読みすすめていくと自社栽培農園を確保されたりして新鮮さ、価格、ノウハウ技術も蓄積されてのサイゼリアの今があることは当然のこととすぐにわかります。
海外にもどんどん展開され、どこまで拡大していくのか興味深いです。 また10年、20年、30年と拡大を続けられていることも画期的なことで、長い間飽きられない料理と価格、そして組織の確立と言ことも非常に重要なようセであると述べられています。消費者も社会も日々変化していく中でサイゼリアも変化対応して、その時代や消費者のニーズをキャッチされていることには目を見張ります。
またサイゼリアに行きたくなりました。