経営者が共催ランチ会をやるメリット3選
現代の経営環境は、他の企業との連携や情報共有を重要視する「共創」の時代に移行しつつあります。特に経営者にとって、孤独に経営判断を下すことが多い日常の中で、同じ志を持つ経営者と交流し知見を得ることは、大きな利点です。共催ランチ会は、そのような「共創」を生み出す効果的な手段の一つです。今回は、共催ランチ会を行うことのメリットを3つに分けてご紹介します🍝🔥
1.時間の効率が良い
経営者ランチ会は、時間の効率が良く、交流や情報共有の場としても非常に効果的です。忙しい経営者にとって、スケジュールの調整は重要な課題ですが、ランチ会は短時間で設定できる上、リラックスした雰囲気が参加者の本音を引き出しやすくします。また、食事を共にすることで自然な会話が生まれ、他の形式よりも深い関係性を築きやすいのが特徴です。
また、ランチの時間帯は通常の業務時間に比べて比較的柔軟であり、夕方や夜に行われる会合に比べ、疲労感が少ないためより集中力が保てるのもメリットです。適度な休息を取りながら効果的に会話を進められるため、会話の内容も明確で具体的なものになりやすく、ランチ後にすぐ行動に移しやすいのも大きな利点です。
このように、経営者ランチ会は効率的かつ効果的な交流の手段として、多忙な経営者にとって貴重な時間投資の一つといえます。
2.誘いやすい
経営者ランチ会は、忙しい人でも気軽に誘いやすい点が大きな魅力です。多くの経営者は朝から夜までスケジュールが詰まっており、夜の会合や長時間のミーティングには参加しにくい場合が少なくありません。しかし、ランチの時間帯であれば比較的柔軟な時間設定ができるため、参加のハードルが下がります。ランチ会なら1時間から1時間半程度で効率的に情報交換や交流ができ、経営者同士の新たな関係構築がスムーズに進むのが特徴です。
さらに、ランチ会は、夕方や夜の飲み会のような「拘束感」も少なく、気軽に誘えるのもポイントです。例えば、「次のプロジェクトについてランチしながら話しましょう」といった軽い誘いがしやすく、ビジネスの話題もカジュアルに持ち出せます。また、参加者が日常的にとるランチを利用しているため、追加的な負担を感じさせることなく誘いやすいのもメリットです。
ランチの時間は、ビジネスパーソンにとっても小休止の時間であることが多く、リラックスした雰囲気で自然に会話が進むため、初対面でも話しやすくなります。これにより、初期段階での信頼関係が構築しやすく、その後のビジネス展開にもつながりやすいです。
このように、経営者ランチ会は、多忙な経営者にとって時間的な負担が少なく、気軽に誘える効率的な交流の場として有効です。
3.新たな繋がりの創出
共催ランチ会の最大のメリットは、新たなビジネスチャンスや交流の場を共有できることです。普段は交流することの少ない他業界の経営者と出会うことで、異業種の知識や市場情報を直接交換でき、自社の事業に役立つヒントや新たな取引先の紹介を得られることができます。
たとえば、スポーツの事業も展開している私の場合、同じスポーツ好きな他業種の経営者と話が盛り上がり、趣味の話から新たなプロジェクトや共同企画のアイデアが生まれることもあります。このように趣味を通しても、共通の関心からビジネスパートナーシップが始まる可能性があります。趣味の話題を挟むことで、単なるビジネス関係にとどまらない「人としての信頼関係」が生まれ、さらに深い協力関係に発展することがあるのです。
また、共催ランチ会を共にする他の経営者たちが自分のランチ会で紹介してくれることで、効率的に多様な層の人脈を増やすこともできます。新しい業界や顧客層と接点を持つ機会は、自社の成長にとって特に貴重です。大企業に比べてリソースの限られる中小企業やベンチャー企業にとって、こうした外部のリソースとつながることは事業拡大に直接結びつくことが少なくありません。共催ランチ会は、このようにして他企業の信用力も借りて、自社のイメージ向上を図る絶好の機会なのです。
まとめ
営者ランチ会は、時間の効率が良く誘いやすい交流の場です。多忙な経営者にとって、1時間から1時間半程度のランチ時間はスケジュールに組み込みやすく、夕方や夜の会合に比べて参加のハードルが低くなります。ビジネスランチの形式は拘束感が少なく、気軽に「食事をしながら情報交換をしませんか?」と誘えるのが魅力です。また、ランチ会では業界や会社規模を越えた新たな人脈やビジネスチャンスが生まれる可能性が高く、リラックスした雰囲気の中で自然に信頼関係を築けます。ランチ会は、時間効率と誘いやすさ、そして新たな繋がりの創出を同時に実現する場として、多忙な経営者にとって価値ある場です🔥🔥🔥
株式会社Repro Accompany 代表取締役
株式会社スポンサーズブースト 代表取締役
西里 将志
九州大学芸術工学部卒業後、東京海上日動火災保険(株)に入社。福岡で3年中堅地場企業の新規開拓営業に従事。その後本店コマーシャル部門で2年半三菱 UFJグループを担当。
現在は「社会性と経済性の両立」という事業理念のもと会社2社を経営。(株)Repro Accompanyでは、『Sales Inclusion:インサイドセールス×障がい者雇用』、(株)スポンサーズブーストでは『Sponsor Boost:企業が大学部活に小口スポンサー出資できるプラットフォーム』に注力中。
福岡出身で趣味はサウナ、利き酒、猫、カラオケ(歌いたがりの音痴)、スポーツ全般(小中高:野球部、大学:体育会ラクロス部、社会人:ゴルフ・ジム・トライアスロン)。
第2回営業天下一武道会 優勝
S1グランプリ2024 優勝