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かってにおもてなし大作戦 #35 オンライン作戦会議編②「みんなの文化祭」
2020.07.08(水)前回からの続き。長文なので流し見OK!
東京2020大会に合わせて、「かわさきパラムーブメント」、「英国事前キャンプ」などに関する市民のみなさんが企画する「川崎の暮らしをかってにおもしろくするおもてなし」をまちじゅうで一斉に披露するエキシビションイベント
パラリンピック1年延期でどうする!?というオンライン会議
前半と大きな違いがあるのは、鹿島田会場と武蔵新城・小杉会場は、「かってにおもてなし大作戦」というイベントは実施が行われましたが、
溝の口会場と新百合ヶ丘会場は、
「新型コロナウィルス感染拡大影響のため」イベントが延期。
■溝の口会場:7/6(月)19:00-20:30
私は、自宅からオンライン(zoom)で参加。溝の口会場は、最多の17人
①参考事例
■議事録メモから
・鎌倉市「iikuni」:クラウドファンディングを考えている100人のコンソーシアム(カマコン)
・かわさきのクラファン:公益財団法人「かわさき市民しきん」が中心になって「かわファン」が動いている。個人でも応募できる、川崎を良くしたいと思っている。このクラウドファンディングを活用してはどうか
・面白法人カヤック
・地域資本主義:おもしろがって、気持ちよく地域でお金を回したい。
みんなで場所の使い方も考えていきたい
・前橋〇〇部:かってにおもてなしに近い取り組み。日常をおもしろく!
・11月28日:宮前区市民館で「いつだってスタートライン」
参考にリンクを入れてあります。
結局、川崎市民しきんで今サイト構築している地域クラウドファンディング「かわファン」の話になってしまってますが・・・
Zoomの画面共有してもらって、わざわざ私がこの話をするために、時間をとってもらい申し訳ない・・・
私が思ってるところは、「かってにおもてなし大作戦」をしているおもてなし仲間に伝わわれば。私が出している一つの提案です。
②今後の方向性・希望
■議事録メモから
・各地域がつながって横のつながりができた。
表に出てこない人の背中を押したい
・宮前区を盛り上げたい!
(かってにおもてなし大作戦は川崎の全区ではしてないんです。)
・市民と行政のできることにうまく折り合いをつけながら
楽しいことを続けていきたい
・ちょっと足が踏み出せない人の後押しをしたい
・行政がお手伝いしてくれていたから、
かってにおもてなしができたという雰囲気は残したくない
・川崎のいろんな人たちが手を挙げ、「市民創発」でやっていきたい
・行政・民間かかわらず、これだったらわたしもと
自分の守備範囲と思えることをみんなで協力してやる
・震災の時に地域の人と助け合えた経験から、
川崎でもその関係性を作りたい。
かってにおもてなしの気楽な関係性がつながりが
いざというときに助け合える。せめて隣の人には声をかけられる社会に
・川崎市が離れることの一番の問題はお金。
500円でもハードルが高い人もいることに目を向けてほしい
・人を集めるイベントは、これから変わってしまうだろう。
オンラインイベントというものを視野に入れ、
おもてなしの中でチャレンジしていきたい
この意見の中で何点か書くとこのnoteのタイトルにも近いことを書いてますが
「表に出てこない人の背中を押したい」
目立たせるわけではなくて、今までつながりを持ててなかった人や「新しい友達を作る」というのは、大人になってから難しいことになってしまうと感じませんか?私はこのイベントの中でそれができていた気がするんです。
強制的な参加を促すイベントや市民活動ではなく、楽しみたい人がかってにやって「楽しかったなー」と達成感のあるものだったかなと。
「お金」に関しては、何か参加費を今まで募ったり、周りから集めたものでもなく、川崎市が場所提供であったり、企画会社(studio-L)が、市民に呼びかける「のぼり」や広告、ワークショップなどを手配してやってこれたこと。
イベント内でも何か販売したりというものではなく「無料でやる」というのが条件の一つでもあったのです。
なので、
自分の持っている資源(スキルやモノ)をアイディアを出して、無料でおもてなしする
「こんなことができるんだ」という発見
という人もいたと思います。自分の家で捨てる予定だったもの、使ってないものを利用したり、自分の好きな食べ物をふるまったり、家にコーヒー豆あるから「お湯あれば、1杯ぐらいおもてなししますよ」とかで楽しめたと思うのです。
打ち合わせ的には時間Overな感じだったので、次回はもうちょい突っ込んだ話ができるかなと思います。
■新百合ヶ丘会場:7/7(火)19:00-20:30
この日も、自宅からオンライン(zoom)で参加
①去年のイベントの様子
今年は実施できていないので、1年半前の様子をリンク
②継続の方向性
■議事録メモから
・新百合はオンラインで配信できる人が多い
・オンラインでイベントをやっていこうという女性が多い
・もし実際に秋ごろやるということになっても、
ゴールよりもプロセスを大事にしたい
・誰かに特定の人に負担がかからないような、
自分たちでやるための仕組みづくりをしたい
・イベントをやるにしても、マニュアルがあるといい
・やりたいことを実現するためのマニュアル化、
詳しい人、使える場所、必要な書類など。
今年は、小さくでもやりたいと思う人の道筋づくりを行なってはどうか
・許可関係が難しい場合があるときに、市と協働しているととても心強い
・かってにおもてなしのまったく利害関係なく、
やっちゃおーという雰囲気がいい
・活動にアメーバのような、自発的な広がりを持たせたい
・2018年度雨が降り、うっかり溝の口でっていうのが結構よかった。
他地域のひとたちの動きが見え、つながりもできておもしろかった
・「麻生市民館の大ホールにグランドピアノを好きに使っていい」
というイベントがあるが、それを参考に各区の地域振興課など
のつながり、毎年この日はイベントデーと市が決めて、
そこでおもてなしをするのはどうか
・「おもいっきりステージ発表会」、発表の場があればやりたい!
・麻生市民館のホールを借りるのがとても大変。ふれあいネットに登録していると、市の施設は借りやすい
打ち合わせの中に、「市民活動に長けた人/オンラインに慣れた人」が打ち合わせに混じっているというのもポイントだったと思います。
場所に対しての申請は役所に出すものなど、イベントの実施ノウハウなど何かまとまった情報があれば動き出せる人がいたり、自分たちが「何かイベントなどをやろう」とおもったときに「誰になにを聞けばいいんだろう?」というところは、マニュアル化。
申請から逆算して2週間前ぐらいには許可もらうようにしようとか、イベント実施に関する場所の許可を「行政とどう連携を図るか?」この辺はポイントなのかなと。後々を見越して、「誰でもできるようにマニュアル化する」というのは、「今後の市民のレガシーとして残す」にはジャストな考え方。
オリパラはきっかけであり、
「普段の生活を楽しくする」
ところがそもそもだったという「原点回帰」オリパラでさえこの状況なのもあり、東京五輪のあるなしに関わらず、今後も続けていけたらと思ったりもします。
ここはおまけ
川崎市麻生区では、市民館にあるグランドピアノを45分間貸し出して、動画撮影するような取り組みもあるのですが、ロコっちしんゆり編集長がこんなTwitterつぶやきを出しているのを見つけたのです。
「市民館で娘さんにピアノを弾かせてあげた」かったようです。
落ちた〜〜〜!
— ロコっち新百合ヶ丘 (@locotch_sygk) July 1, 2020
当選された方は頑張ってください😊
せっかく練習したので「麻生市民館のやつには落ちたけど、記念に家で演奏してみた」の動画でも作ろうかな(笑)。#ロコっち #新百合ヶ丘 #麻生区 #しんゆり #麻生市民館 #ピアノ #ホール #素晴らしい企画 #しかし落選 #3年越しのエリーゼのために pic.twitter.com/amsMWc8SY7
抽選に外れて出来なければ、
かってにおもてなし大作戦で駅前で「ストリートピアノ」でもすれば?
とTwitterでやり取り始めてみたり。
実現出来たらどんなに楽しいことなんだろうと思ったり。
③事例紹介
新百合ヶ丘には、オンラインイベントへのイベント転換がはかられているものが多く、ノウハウも共有できそうな気がします。
・zoom会場はステージの役割、REMOはテーブルが並んでいるツールには出展者さんがいてマルシェを行う、小田急の夏のオンラインイベント
https://odakyu-familyday.jimdofree.com/
話を聞いただけですが、ZoomやRemoに慣れてもらうように段階的なイベント組みにしているようです。
後半まとめ
まずは、「かってにおもてなし大作戦」のオンライン作戦会議が実施でき、おもてなし仲間の人が顔を見れたこと。2020年コロナ禍でどういうイベントの方向性が少しでも見えたこと。2021年以降も何らかの形イベントとして、独自で継続するものもヒントが出てきたと思います。
今回タイトルに使った「みんなの文化祭」は、新百合ヶ丘会場でZoomから漏れ聞こえた声がタイトルになりました。
まだ、複数回このオンライン作戦会議は続く予定です。
かってにおもてなし仲間の方々は、新しいことにチャレンジし、川崎市民が協力してイベントを継続できるか?また新たなつながりを作って行けるイベントになることを私も望んでいます。
まずは2020年にイベントが何らかしらの形で実施されることが「2021年への道」になるのかなと。
コロナ禍でのイベント開催を
「かってにおもてなし仲間の知恵」
で、乗り越えられればと思います!
ーーー
注:オンライン会議の議事録なので、noteの方には読んでいただけるだけでも私はありがたく、コロナ禍からのいろんなイベントに携わる人のヒントや一助になれば・・・
長文お読みいただきありがとうございました!
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