かってにおもてなし大作戦2020 vol.18 「楽しさを真ん中に置く」
2021.03.30(火)3月ももうすぐ終わりということで、3月で一区切りの「かってにおもてなし大作戦」について、私からnoteを書こうと思います。
noteだけを読むとわかりにくいことも多いのですが、私が出す記録としてざっと読み流しでもOK!
「かってにおもてなし大作戦」とは
川崎市では東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に障害のあるなしや年齢や人種の違いに関わらず、すべての人が活躍できる社会の構築を目指す「かわさきパラムーブメント」を推進するとともに、「英国代表チームの事前キャンプ」を受入れます。
これらをテーマに、自分の趣味や特技、アイデアなどを活かして、川崎に暮らす方々に向けて、自分が楽しくて、ドキドキする「おもてなし」をふまってみる取組が「かってにおもてなし大作戦!」です。
川崎市オリンピックパラリンピック推進室、studio-Lが中心になって実施した3年間のイベントになります。
https://www.city.kawasaki.jp/2020olypara/page/0000120840.html
私はこの活動を追い続けるnoteマガジンを作成し、ホームページも作成した人物です。
ホームページ
3/21(日)14:00〰「かってにおもてなし大作戦 お疲れさま会」
という名でオンラインイベントがあったのですが、その中で動画が公開されましたのでご紹介します。
お疲れさま会は、studio-Lから3年間の歩みをスライドで。
あと今後の活動がしていけるようなツール(名刺・動画・ノウハウ集)等の説明がありました。「かってにおもてなし大作戦」に参加してどう変わった?などの話もしましたが、大半は「次の動画」
studio-L 山崎亮さんより動画コメント
youtube動画でコメントいただきました。
◆プロフィール
山崎亮(やまざきりょう)
studio-L代表。コミュニティデザイナー。社会福祉士。
1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。
著書に『コミュニティデザインの源流(太田出版)』、『縮充する日本(PHP新書)』、『地域ごはん日記(パイインターナショナル)』、『ケアするまちのデザイン(医学書院)』などがある。
川崎市でお手伝いしていた「かってにおもてなし大作戦」の参加者に向けたビデオメッセージを撮影しようと思いましたが、面と向かって話をするのはなんだか照れるので、このプロジェクト自体をYouTubeで開設しつつ、参加者の方々へのメッセージとさせてもらいました。動画内で語ったプログラムについては、以下のYouTubeチャンネルで公開されています。2分から5分くらいの動画が多いので、気になるプログラムがあればぜひご覧ください。
YouTube:かってにおもてなし大作戦
2021/01/23にYouTube配信された動画はすべて各参加者別に短い動画で区切られています。だいぶ見やすくなっています。
studio-L 山崎亮さんへ
わたしたちは、「かってにおもてなし大作戦」を通じて、川崎のいろんな方と繋がることが出来ました。
特に3年目「かってにおもてなしテレビ」では、お互いが合えない中、SNS上で川崎の仲間が非常に盛り上がり、「黄色とピンクのおもてなしカラー」でFacebookフィード上が埋め尽くされるような今までに類を見ない盛り上がり方をしました。
参加された皆さんやこの動画を見ていた皆さんも新型コロナウィルスの感染拡大でも「自分たちがおもてなしできることに対する自信」にもつながっていると思います。
studio-Lから教えていただいたこと、また自分たちがやれることを継続していけたらと思っています。
動画の中から「楽しさを真ん中に置く」
という言葉、タイトルに使わせてもらいました。素敵な言葉ありがとうございます!
かってにおもてなし仲間の皆さんへ
studio-Lからグループで提供してもらった写真をこちらから紹介しつつ、皆さん一人ずつにメッセージを書こうかなとも思いましたが、長くもなるので、総括的に。
たくさんの方と繋がることができて本当に楽しい3年間でした。
よく川崎市職員に勤務してる人に間違われたり、studio-Lの代わりに相談がきたり・・・
noteは70近い記録にはなりますが、いまもたくさんの人に読まれています。
一人一人にワークショップから悩んで、実施までのストーリーがあり、やってみたいことをやってみた楽しさや分かり合える嬉しさを感じれたと思います。
私がnoteに記録を出すことで、イベントに参加してない人でも「note読んだよ」と言ってくれることも励みにもなりました。
noteの情報などを頼りに誰が何をしてるかがわかる情報から声をかけやすくなったり、大人になるとなかなかできなくなる「友達になってみたい」という気持ちを大切にしていいと思っています。
私自身が「障害のあるなし・・・」とかそういう言葉の表現があまり好きではなく、「人として生きてるなら違ってて当然なんだから」とか「あまりわけなくていいんじゃない?」という気持ちがあり、その人の個性が光っててよかったというものだったとも思っています。
クラウドファンディング
最終報告をさせてもらったのですが、これもみなさんの力がなければ、目標額30万円は不可能だったと思っています。
市の助成金ではなくクラウドファンディングへの挑戦した理由の一つは、広報活動の一つでもありましたが、「かってにおもてなし仲間」が今後もこの活動は残すべきという声を集めたかったという気持ちもありました。
私はこの支援で支援した/しないで分けるつもりはありません。
次は、「かってにおもてなしみんなで集まろう会」をするのが目標です!
オンラインショップ
クラウドファンディングだけが応援ではなく、オンラインショップからも商品を買うことで応援(売り上げに支援分あり)が可能になりました。
かってにおもてなしサポーターの方々へ
サポーターの皆さんには大変いろんな面で助けていただきました。
場所の提供であったり、ワークショップに行ったときには盛り上げていただいたり、私が情報伝達者になり各地の情報をお伝えしたり。
私自身も学ぶ機会が非常に多く、「川崎が好きになるまさに入口の方々」と感じています。
今後も川崎の中心になっていく方々だと思いますので、また何かあったら相談させてください。
川崎市オリパラ局/studio-Lの方々へ
特に私(みやもと)に関しては、初年度はおもてなしをするほうでしたが
川崎市で活躍するみなさん(点)を
実際にお会いしたり、オンラインで会話したり(線)
Web媒体(面)でお伝え出来ないかということ
を考えて、かってにおもてなし大作戦(後半)は、広報や発信による可視化にパワーを使いました。
はじめは居住区別で分かれていて、区ごとの活性化イベントならそんなに興味がなかったかもしれません。
逆に言うなら「区ごとで盛り上がるのはよくあることだから」。
私がnoteで各地域の様子を伝えたり、区の横断をし始めたころから状況が一変しだした気がしています。
studio-Lの方々にも
「みやもとさんが発信する意味はどこにあるんだろう?」
と聞かれたことがあります。
別に川崎市にこだわってなくて全国に発信すれば、
川崎市はオリパラに向けて面白い盛り上がり方をしてるよ!おいでよ!
と言えると思っていました。
オリンピックの開催は混迷を極めています。
この「かってにおもてなし大作戦」は、もともとはオリンピック/パラリンピックに着目してはじめられたこの取り組みですが、それぞれの「かってにおもてなし仲間」によって自走し始めたような気がします。
そして、私自身が行政協力や川崎市民の枠以上を超える発想をしていないとダメだなと思っていた節があります。
単なる打ち上げ花火で終わらせない
最後は、「かってにおもてなしテレビ」や「クラウドファンディング成功」という大きな花火になったと思います。
私の中に一定の信念があるとするならば、
たくさんの人と繋がりを作ることは、生活を豊かにしてくれる
そう信じています。
最後に
クラウドファンディングで少額ではありますが、グッズを作成したりお渡ししていく過程で、「今後のおもてなしはどうするの?」という話も出ていたりします。そして、コロナ禍でも少しずつオンラインで見た人と実際に会ったり、コラボレーションも始まろうとしています。
今後いろんなイベントをされる方が参加者に多かったこともあり、「かってにおもてなし大作戦」の「のぼり旗」をイベントで使ってもらったり、かってにおもてなし仲間とのコラボ参加などをクラウドファンディングで得た資金で後押ししていこうと思っています。
私が中心人物というより、よく多様性を示す言葉に
「みんなちがって、みんないい」とは言いますが
みんなが主役でいい!
なので、まだ続きます!
このイベントのストーリーを伝えるのが、私からの「おもてなし」です。
長文お読みいただきありがとうございました。