かってにおもてなし大作戦 #36 オンライン作戦会議編③「コレジャナイロボ」
2020.07.15(水)オンラインイベント参加まとめnoteになります。
いつもの前置きと導入
東京2020大会に合わせて、「かわさきパラムーブメント」、「英国事前キャンプ」などに関する市民のみなさんが企画する「川崎の暮らしをかってにおもしろくするおもてなし」をまちじゅうで一斉に披露するエキシビションイベント
今年イベント実施に向け動いていますが、新型コロナ中でどのようにしていくかを相談する第2回の「かってにおもてなし大作戦オンライン作戦会議」(川崎・鹿島田/新城・小杉)の概要をお伝えします。
ヘッダー画像に使っているのがそのままですが、
今年のイベント開催以外に課題はもう一つあり、オリンピックが延期になったことで、「川崎市(行政)と企画会社(Studio-L)は、このイベントに事業として関わらない」ために、今後どうしていくのか?をかってにおもてなし大作戦参加者で話し合うオンライン会議です。
第一回オンライン会議の様子
【Facebookイベントページより】
7月上旬にかってにおもてなし大作戦の第1回オンライン作戦会議を開催し、これからの活動について様々なアイデアを話し合いました。
アイデアを具体化するために、第2回オンライン作戦会議を開催します。
共通の話として
スライド提供があったので一部使用させていただきます。┏○ペコ
前回のまとめ(画像をクリックすると大きくなります。)
詳しく説明しだすと長くなりそうなので、画像みるでOK!
結局のところ4会場で40〰50人近くZoomでの打ち合わせに集まってもらい、
今年も「かってにおもてなし大作戦」をやりたいし、来年以降続けてもやっていきたい、日常的に「かってにおもてなし」ができるような場所もあると嬉しいし、楽しさが継続してくれるといいなー
と、思っているところは皆さん同じだったと思います。
川崎・鹿島田エリア:7/13(月)19:00-20:30
「10年後の自分は?」というアイスブレイクの後、本題です。(省略)
【意見】議事memoより
■持続するには、ゆるさが大事
・軌道に乗るまではマンパワーも必要。人手が必要なときに、行政の人が有志では行ってくれると心強い
■時間が経っても出入りしやすい、垣根を低く・間口を広く
・後継が育てられなくて継続の難しさを感じた経験から、最初の人が楽しくてはじまっても次の人にどう伝えていけるかが重要
・途中で顔を出せないことがあると何をやっているか分からなくなり、次また行こうという思いが薄れてしまう
・常連さんしかいない居酒屋さんにはしたくない
・組織があると、それ自体が垣根になってしまうこともある
・誰々がいるから会いにいきたくなるという心理があるが、逆に仲が良すぎると入りにくくもなってしまう
・おもてなしメンバー以外にも発信し続けることが大事なのでは
■居場所があるといい。場所があると集まりやすい
・リーダーがいると安心して仲間を連れてくることができる
・おもてなしの顔になる人が必要
■地域を超える・地域を分けない
・地域を超えて苦労したところ、うまくいったことを聞きたい
・地域がミックスしていくのがいい
・チーム分けをしちゃうと、地域交流が難しくなる面があるかも
・全体で会議をやってはどうか
・チームをつくるにしても横断できる人が必要
・全体会議をやってみてとっちらかったら、また地域ごとに集まれればいい!
「コミュニティ」というものを作ろうとしたときに、出てくる悩み事。
ひとつの地域でもりあがろうとしているものではなく、川崎市の複数の拠点で立ち上がっているイベントプロジェクトであるからこそ、いろんな地域の人とかかわりをもったり、「組織の継続性をどうやって維持していくか?」そんなところも話し合われました。過去、ボランティアや市民活動に参加したものなどで続かなかった理由や原因など、そういう経験の話は、非常に参考になります。
【今後について】議事memoより
・ゆるやかに進めている活動を調べて、見つけてみるのはどうか
映画は実行委員会方式で作られることも多いが、それはどうやって継続されているのか。少年野球チームは?町内会は?
「ゆるい組織」というところが共通のワードですが、「ゆるい」というだけに定義づけが難しく、どういう形がいいのか少しまだふわっとしています。それが悪いわけではなくて、今までそういう組織を私たちが知らないだけなのかもしれないし、これから新しいことをしようとしてるからこそなのかもしれない。逆の言葉で「強制感が出ない自走組織」というのがフィットするのかもしれません。
おまけ:アイスブレイクからの発展
「10年後の自分は?」というところを省略したのですが、「目標を立てて、目標の実現のためにどんな課題があって、それを克服して行ければ、実現したいことに到達できる」というのとは逆に、「実現したいことがあってそのためには、何をしていかなければならないかを逆に考えて行く」バックキャスティングの考え方を図式化したスライドです。
私が作ったものじゃないのですが、参考に拝借しました!m(__)m
小杉・新城エリア:7/14(火)19:00-20:30
ここでのアイスブレイクは「最近されたおもてなしでよかったこと」かな?お菓子もらったり、「かってにおもてなし大作戦」での思い出など、各々「最近出会った、おもてなしされてうれしかったこと」を一人ずつ発表してもらいました。
【組織化・チーム化のアイデアについて】議事memoより
ゆるい組織を作るとなった時の組織構成などをみて思ったところをみなさんから意見をいただきました。
・得意な方とそうではない方がいる。
チーム分けを見たときに怯んでしまう人もいるんじゃないか。
チームとしてどこに属したらいいか、迷う人は多いのではないか
・チームが縦割りに見えてしまうが、地域を横断し、
中心になって取りまとめる人が必要。
中心になる人が数人いてもいいんじゃないか
・日常化チームの発揮ポイントは・・・?
・チームをつくるとしたらプロデュースする人が必要
話しているうちに気づいたことなんですが、この打ち合わせの中のメンバーで今後どのように運営していくかだけを考えていたけど、「①かってにおもてなしをしたい人(参加者)」と「②かってにおもてなしする人を後押しする人(フォロワー)」は考え方がちがっているんですよね!
「①かってにおもてなしをしたい人」は、日常でも「かってにおもてなし」できる場所と時間、資源があれば、コーヒーをふるまったり、占い始めたりできて、少しでも喜んでくれる人がいるなら、イベントじゃなくてもいい(日常化)とおもっている人もいると思っています。一緒にいろんな人となら「おもてなししたい」という人もいます。いままではイベントとして可視化して面白いことをしている人から着火点を作ろうとしてたところもあった。
「②かってにおもてなしを後押ししたい人」は、かってにおもてなしの面白さに気づいてほしいとおもってる人たちで、自分の持っている資源を提供することによって、おもてなししたい人がかってにおもてなし大作戦を遂行できれば、「自身の喜びになる」という人もいる。また、それが「まちのくらしを楽しくする」という人がいる。
この辺りはポイントになりそうな気がしました。
【意見】議事memoより
・この人に聞けば話がつながるよという人の顔が見える安心感
・楽しそうだな〜と来た人に伝えたい
・ただ場の設定すればいいのかも。そこにいくと夢が叶うなど
・やりたいと思ったときに声を掛けて集まってくれる人がいること
・かってにおもてなし飲み会が月1回を続けてみる
・好きに始められて、好きにやめられる
・自分が苦しくならない、人に迷惑かけない、これはやっちゃいけないリスト10カ条を作っちゃう!それ以外はなんでもOK!けが人は出ないか、やっていて楽しいか、最低限だけ守る
・こすぎの大学は、しぶや大学を参考にしたが、カッコよくはしない、集客しない、事務局も辛くなったらやめるというように毎年マニュアルを作って見直している
・チームじゃなくて、個性を可視化していく
・誰かにタグ付けてもらえると嬉しいかも
・「コレじゃないよ、かってにおもてなしマニュアル。」(仮)
【参考リンク】
「コレジャナイロボ」
タイトルに採用したこのキーワード
「欲しかったのはこれじゃなーい!!」プレゼントを開けた子供から発せられる悲痛の叫び。楽しいはずのクリスマスが突如、修羅場に。こんな経験ありますか?できれば避けたいものです。
【HPより転記】
私たちがやろうとしている「かってにおもてなし大作戦」。
このイベントの面白さは、「怒られなかったらやってもいい安心感」なところがあります。
「コレジャナイロボ」の発想から
「これをやると面白くなくなるから、
やらないようにNGなところだけは決める」
というのはどう?という意見が出ました。
かってにおもてなし大作戦 15 「スタートアップ講座」をのぞいちゃおう!より
自分が楽しいと思うことをやる。
無料でやる。
まちの隙間でやる。
お客さんは3人来たらOK。
これを「コレジャナイロボ」発想で考えると・・・
他人に迷惑がかかることはしない。
→迷惑だと「おもてなし」じゃなくなる
有料にしない。
→参加料やモノを売ることはできるだけさける。利害抜きにしたい
人の交通の妨げになる場所・コトをしない。
→騒音とかも入るかな
大勢でしなくてもいい。
→やりたい人+楽しみたい人でも成立。自分たちが楽しいことをやる!
このへんをマニュアル提示することで、「かってにおもてなし大作戦」ってどんなものなの?の「考えの規範」作れないかとの提案
「コレじゃないよ、かってにおもてなしマニュアル。」(仮)
今後のイベントをするうえでゆるさを追求してもこういうNGなところだけを決めてイベントに動いていけば自由度は担保できると考えていたりも。
この作戦会議は、また来週
来週2会場で、さらにこの話が続いていきます。
川崎市内でいろんな人のつながりが実現しつつあり、全体オンライン会議も予定されています。
かってに広報担当みやもとより、活動記録「打ち合わせまとめ」でした。
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今後、新型コロナウィルスでのイベント継続、イベントを通じた活動の参考になればということで記録に残しております。
長文お読みいただきありがとうございました。
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