読んだ本から自分のウィークポイントを知る#73/色違いのトランプと「セブンティーン」
2023.04.19(水)まずはこの動画からごらんください。
「YOASOBI」は、すごーく簡単に言うと「小説を音楽にするユニット」です。紅白歌合戦とかにも出ているので「知ってる!」っていう人も多いはず?
途中「ん?」っていう表現もあるけどそれもまたAI創作ということで!
このYouTubeの「セブンティーン」っていう曲がまたカッコイイんですよねぇー
読まず嫌い【小説】
私は、本とかはよく読みますが「小説が好きではない」んです。
いままではそれが「何となく好きじゃない」というものでしたが、YOASOBIをきっかけに明確にわかりました。
小説は、書き手のとらえ方で周りの情景とか表現を文字を通して読み手にイメージを描かせると思うのですが、
私の文章は「簡潔、わかりやすい」と言われることが多いのは、修飾する言葉をあまり使わないというシステムエンジニア時代から気を付けている記述だったりします。(なので、私は「あまりふわっとした表現はしない。」ため、それがいい場合もあれば、逆にそうでないときもあります。)
YOASOBIのかっこいい曲のPVをみて、原作が気になったので読んでみました。
どこを見れば原作がわかるかというと、YouTubeの説明書きなどに書いてあってリンクなどを追っていくと
これで本が気になったんです。
宮部みゆき「色違いのトランプ」
はじめて容疑者になったときに読む物語
「本を取り寄せると時間かかるなー」と思ってたんですが、kindleなんです。
そして「本の長さ:46ページ」
ダウンロードしてスマホで通勤の行きと帰りで読むことができました。
(だいたい1時間で読み切ると思います。)
YOASOBI-PV→小説を読む→YOASOBI-PV(Spotifyで音だけも)
でさらに感じるものが深くなる。
映像にいろいろヒントが埋め込まれてたり、歌詞が細かく本の要素が入ってる。
このメッセージも本を読んでみたくなった文章の一つなんです。
kindleを読んでみると
YOASOBI-PVを見てるので、人物や風景などの脳内イメージ描画が早くできてすんなり読めました。
パラレルワールド(しかもSF)の小説は、場面の切り替え、時間の前後が多く発生するとわけわからなくなることが多いけど、それは読んでる限りは大丈夫。おそらく作家の方の力なのね!
久々に小説を読んだからか、読んだ後に少し疲れました。(*´-д-)フゥ-3
でも、すぐにYouTubeを見直してみるとやはり曲(歌詞・映像)の方に細かくいろんなものが表現されていることに「すごいなーおもしろいなー」と思うことがあった。
本を読んだら動画のどの部分に小説の一部が入っているのか探すと「深い」
こういうのが文章や表現力の勉強になるよね!
あとは登場人物の父:宗一か娘:夏穂のどちらの視点で見るかで感じ方も変わるんじゃないかなと。PVは「夏穂」視点ですが、私は自分の子がいるからか宗一視点で読んで「同じ風に思うんだろうか?」と思って終わりました。
本も面白かったし、直木賞作家の小説がYOASOBIの音楽、YouTubeの映像で表現されているというのも二重で楽しめるそんな体験の記録でした。