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読んだ本から自分のウィークポイントを知る #44 マネハプ

かなり久々の読書アウトプットシリーズ。久々すぎてどんなの書いてたか忘れましたが・・・年末に読んでた本の感想を。

週イチ・30分の習慣でよみがえる職場

一度読んで、読みっぱなしになっていて、読書ノートに記録などをしていなかったので、年末に再読書→noteへ

そういう感じの本、まだまだ結構あります!

一度通読して、読書ノート(手書き)→noteのプロセスが2回目の通読も入れてるので、二回目はかなり速い速度で読書できるという利点を最近発見。

この本との出会い

月に一回「川崎100人カイギ」に参加するようにしてるんですが、意外とネットワーキングは苦手。(そう見えなさそうで苦手なタイプ)

そこでこの本の著者に名を連ねている「小森谷浩志さん」と名刺交換する機会があり、実際本をかって読んでみました。もう一冊再読書する予定。

キーワードは「内省と対話」

ここ最近、「組織論」はいろんな本から出てると思いますが特に読んでもらいたいのがマネージャー層。「1 on 1」取り入れたから大丈夫だろーとか思ってる人こそ読んでもらいたい感じではあります。

ばっちりここに書いてあったので、引用させてもらいます。

https://www.j-feel.jp/seminar/detail/2018.html

●マネジメントハプニングス(マネハプ)とは●
マネハプとは、前週に自分がマネジャーとして、どんな出来事に直面したかについて語り合うことです。
人と組織の変容プログラム、リフレクションラウンドテーブル®の冒頭に毎回必ず行うものです。
成功や失敗、心が揺らいだ出来事や困ったことなど、日常の些細な、ありのままの経験を持ち寄ることが重要です。突発的な出来事に対する行動もあるでしょうし、こちらから意図的に仕掛けた行動もあるでしょう。

よく「PCDAを回せば何とかなる!」と言ってる本は多いですが、「何をすべきかが見えてきて、周囲の人たちと力を合わせていくように」

経験ー内省と対話ー気づきー行動

のサイクルを繰り返す。一日30分「内省と対話の時間」を身近な組織で行うことで、「見いだせてくるもの」を出だしはある仮想人物と組織を中心に本が展開していきます。

最初の一人→つながっていく組織

いくつか本にポイントも書いてはあるのですが、まずは一人から話しかけてマネハプを行って、同階層でのマネハプになっていって、傾聴⇔フィードバックしながら組織にとっての課題解決していくプロセスや質問の仕方とかも参考になるところがありました。

マネハプの目的は、「問題解決ではなく、話し相手が気づきを得て、自分自身で行動を変えていくこと」

よくあるのが「ザツダン」という仕組みをした時に起こりがちな「ただの愚痴聞き」とかにならず、

「共感すれども、迎合せず」

という言葉はとても印象に残っています。最近、「共感」だけが独り歩きしてるビジネス書も多く、「共感疲れ」してる人にもいいかも。

本の後半

いろんな企業での取り組みも紹介されています。

リーダーが鎧を脱ぐ勇気

この言葉よかったな・・・これだけでイメージ伝わる人も多いかなと。

優れたマネージャーの5つのマインドセット

これはメモしておきたかったので、自分の言葉で書き直したものを書いておきます。皆さんも参考に!

①内省
 自らの経験に学び、いろんな選択肢を試す。
 考える時間を確保する工夫をしている。

②分析

 問題をありのまま受けとめ、組織による対処が可能
 定性情報を読み解く努力を怠らず、現場感覚を大切にする。

③広い視野

 様々な視点からモノを見る。
 他の人の世界観に敬意をもって接する。

④協働

 本来持っているエネルギーを引き出す。
 助けを借りることに抵抗がない。
 業界を越え繋がったり繋げたりする。

⑤行動

 なにか活路を見出そうとする冒険心溢れる開拓者
 タイミングを見て、チャンスをうかがう

感想

まとめにならないですが、結局、仕事(職場のグループ)や自分の行動している組織(コミュニティ)で、活用できそうなものがたくさんあり、週1回30分ができないとしても定期的に「何があったのか振り返る機会」というのは、いくら忙しい中でも少しずつ実施できればと感じています。

「何か困ったら言ってきて」という組織(リーダー)よりも、「内省をして気づいていく組織」になっていきたいと!

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みやもとまなぶ
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