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【眼科の方へ】正視で眼痛、眼精疲労の患者には、サイプレジンで遠視を調べてほしい。近く用のメガネをかけると遠くがぼやける患者にも、同様に遠視を調べてほしい。ドライアイも隠れ遠視が原因の事がある。


【一番伝えたいこと】

私の場合、24歳の時、ミドリンMではほとんど遠視が出なかった。
そのため、20数年間、原因不明の目の痛みを抱えて生きてきた。
45歳で初めてサイプレジンで検査して、2.0もの遠視がわかって、これまでの眼痛や小さな字が読めない事、視界がぼやける事などの原因がわかった。

①「異常なし」とされる遠視の度数でも、サイプレジンを使って、本来の遠視を調べてください。大人でもミドリンでは遠視が判明しない人もいます。

若い時に、サイプレジンで調べてもらえていたら、そして遠視のメガネの常用を勧めてもらえていたら、長年の目の痛みや、小さな文字が読めない事などで苦しまないで済んだし、キャリアも諦めずに済んだ。

② 一般的に見て異常なしとされる数値でも、遠視があるなら教えて、眼痛があるならメガネを処方してください。

どんなに軽度の遠視でもメガネをかけるだけでひどい眼痛や眼精疲労から救われる人もいる。
多くの人は遠視の人の見え方を体験したことがないと思いますが、+0.75のメガネをかけているだけでも、見え方は大きく変わります。これを目の調節力でカバーしていたら、当然頭痛肩こり、目の痛みに悩まされることになります。

原因不明の眼痛、眼精疲労、目の不定愁訴の患者に、どうか 必要な情報と出逢わせてください。切実なお願いです。
世の中にせっかくメガネがあっても、それが自分の症状に役立つことを知らなければ、試す事もできません。情報を得られることで、患者の人生が変わります。

健康保険の医療費の削減にもつながります。
(このページはまだ文章を整えていませんが、この下に具体的な状況を書いています。どうか、私と同じ思いをする人がもう出ないようにしてほしい。お願いします。)

■弱い遠視がある人に、「遠視はない」という説明をしないでほしい

若干の遠視の度数があるのに、「遠視はない。もう治っている」と言わないでほしい。弱い度数であっても、それを頼りに+0メガネを常用するだけで、楽になる人もいる。

私は+1.0の遠視がでてきた時期ですら、自分から聞かないと遠視の度数を教えてもらえなかった。眼痛を相談したにも関わらず、眼痛の原因が遠視かもとは、全く考えてもらえなかった。

■軽い遠視の人が相談できる病院の選び方


…については、こちらの記事でまとめた。
でも本当はどこの病院でも、弱い遠視でもメガネをかけるという選択肢を教えてほしい。そうでないと患者は、私のように22年もかからないと解決できない事になってしまうのだ。

■+0.25や+0.5という弱い遠視のメガネでも、はずせば視界がぼやけるようになる人もいる


その時に、「そういう事はこの度数では通常起きない」と眼科で言われてきた。仕方なくメガネを使うのをやめた。でもあの時、このメガネを常用しても良いことを教えてくれる人がいたら、それを試して、近くも遠くも目が痛くならずに暮らすことができただろうと思う。

そして、それをかける内に、本来の2.0の遠視がだんだん出て来て、さらにぼやけるようになったと思う。
その時には、調節力をミドリンMではなくサイプレジンで取った状態で、検査をしてほしい。

■「遠視のメガネを使い続ける事で、裸眼ではぼやけることになるが、それは遠視の本来の状態に戻っているだけなのでおかしなことではない」


と教えてほしかった。
実際、そう教えてもらって、弱い遠視による眼精疲労と眼痛を克服できた人もいる。
私は残念ながらそのような医師には出会えなかった。

■軽い遠視であっても、眼鏡をかけっぱなしにする事を提案してほしい。

遠視の人は常に、目が正視や近視よりも無理をしている状態なので、メガネを提案してほしい。

「軽い遠視でもメガネを常用すると良い」という認識の眼科医は少ないようだ。私が「軽い遠視のメガネをはずすと視界がぼやける」と相談した時に、医師にもし、「軽い遠視でもメガネがあると楽になる」という認識があれば、それを提案してもらえただろう。

でも残念ながら、皆、「通常はそうはならない」と言うだけで、話が終わってしまって、相談にならなかった。だから、老眼鏡を作ってはと言われても、老眼鏡をかければまた遠くがぼやける事になるし、それを眼科に訴えた所で解決策がないようなので、ハズキルーペではどうにもならない所まで来た45歳まで、老眼鏡をかけ始める事ができなかった。

■ごく弱い度の遠視用メガネでも、遠くがぼやける人には、遠く用のめがねを。

ずっと目の痛みや眼精疲労で悩んできた。過去に2人だけ遠視用のメガネをすすめてくれた医師もいたが、手元で使うことを勧められただけだった。

最初は+0.5を作り、十年後ぐらいに自分の判断で+0.25を買った。どちらも近くを見る時にだけかけて、はずすと視界がぼやけ、それについてはどこの眼科で相談しても、「この度数では通常はそのような事は起きない」と言われ、相談にならなかった。かの有名な井上眼科クリニックですら、そうだった。

でも、そこで「普通はそうはならない」と言って会話と思考を停止されてしまうと、何も解決できない。
「でもあなたの場合はぼやけるのだから、それを解決するには、遠くのぼやけを補うメガネが必要だ。近く用よりも度を下げた遠視のメガネをかけてみてはどうか」と、教えてほしかった。23歳で受診してから、一度もそのような相談はできないまま20年以上目の不調を抱えて生きてきた。

■目の調節力の持続力が弱すぎる私のケース

私の場合、調節力の検査では、異常が出ない。一時的に調節力を働かせることは、問題なく、むしろ人並み以上にできてしまうからだ。でもそれを持続させられない。そこをメガネで補うという選択肢を教えてほしかった。

そしてのちに、実は2.0の遠視が隠れていたとわかって、やっと合点がいった。私が感じていた通り、調節力で一時的に読むことはできても、無理をしているので調節力が持続しないのだ。

だから、正視で目の疲れやすさを訴える人には、どうかサイプレジンで遠視を検査してほしい。(何度も書くのは、それだけ重要な事だからです。お願いします。)

■遠くのぼやけ対策がわからないと、老眼鏡も使えない。


引越前に行ってた眼科でも、7月に行った眼科でも、老眼鏡の度を強くすることを勧められたけれど、「はずした時に視界がぼやけ続けて目が痛くなる」という問題が起きる事が目に見えていたので、使えなかった。

弱い遠視のメガネと、老眼鏡、両方必要な目だということは、後で自分で試してわかってきた。

当時通っていた眼科では、「遠視はない。」と言われていた。「昔、軽い遠視があると言われた」と話したが、「もう治っている。年齢とともに治ることがある」と言われていて、解決につながらなかった。

たぶん、軽度の遠視を「遠視はない」と言っていたのでは?軽くてもメガネが必要な人もいるので、教えてほしい。度数を言ってほしい。それがあれば、自力で試す事もできたのにと、とても悔しく思う。

■ 目が光に弱い場合の対処方法を教えてあげてほしい。


私の場合は、目が光に弱いことも、眼痛の原因でした。まだ「ダークモード」というものが世の中にほとんどなかった時代だった。20代の頃は、遠視と光のダブルパンチで、こんな痛みを抱えたまま生きるぐらいなら、死んだ方がましだと考えたこともあるほどつらかった。
29歳の時に、PCの設定で画面を白黒反転させられることを知って、なんとか生き延びられました。
アプリのダークモードは、今では広まってきましたが、Windowsの設定で白黒反転できる事も、眼痛持ちの人に教えてあげると、かつての私のように助かる人もいると思います。)

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