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今すぐ転職した方がいい会社の特徴

先日、普段私の生徒から(私は月に1度専門学校でキャリア構築の授業をしています)

入らないほうが良い会社の特徴を教えてください

という質問をいただきました。

これについてはその質問者の方がどのようなキャリアを作っていきたいと考えているかによって回答は変わりますが、『ダメな先輩・上司がいる会社には入らないほうが良い、いない方が良い』という回答になります。

なぜなら、『成果が出しづらくなるため、転職(就職)はできてもその後のキャリア構築が難しくなる』からです。

そこで今日はダメな先輩・上司がいる会社に転職することがその後のキャリア構築に影響を及ぼすのかについて話そうと思います。


結論から言うと、ダメな先輩・上司はあなたの仕事での活躍を快く思いません。そして、あなたの様々な仕事(業務の改善提案や現場からの示唆などなど)を邪魔してきます

組織の大小はあれど、95%の仕事は1人では完結しません。そのため仕事で成果を残すためには、他チームを含めたメンバーのリソースを得ながらでしか大きな成果を残すことはできません。(☜この件については今後別の記事を出そうと思っています)
転職後は一般的にはチームのメンバーや関係値は希薄なことがほとんどなはずなのでチームを監督している上司からの協力が得られないということは=成果を出すためにチームのメンバーの力をかりることができないことと同義です。

私のダメな上司の定義を記載しておきますと、以下です。
・感情的になることが多い
・チームの成果よりも保身に走っている
・チームのメンバーが活躍することが自分にとって不利と考えている
・メンバーの成果を自分のものにする

ただし、大前提としてダメな上司がいたとしても、自分なりにその環境を変える努力をする必要はあります。他のチームへの異動はできないのか、自分の振る舞い、態度(挨拶をしない、最低限の礼儀ができていない、など)が上司を嫌な上司にしている場合は当然まずはあなたが改めるべきです。

あなたが今、考えるべきなのは成果を出すために何ができるか、この1つです。
成果を出せば、他者から認められ、協力を得やすくなります。協力を得やすくなると大きな成果を残しやすくなります。その後の出世や転職、副業を始める際にも大きな武器となるでしょう。


私のダメな上司にあたってしまった具体的な体験をお話しします。
とある教育系SaaSのプロダクトを運営している企業に転職したときの上司がダメな上司でした。

どうダメだったか、結論から言うと、成果を出すことよりも自分の保身に走る人でした。またプライドも高く部下の意見を全くうけつけません。

基本的に上司は部下の意見を聞く義務はありません。世の中の風潮的には社員を大事にしていない会社はダメな会社はよくない会社だ!と言うことを言いますが、私はそれは間違っていると思います。基本的には組織の基本は上司が決めた方針を部下が実行し、成果をあげる。成果が出なかった場合は上司が責任をとる。この構造が基本中の基本です。
しかし、成果を出すための議論や意見については部下も交えてアイディアを出し合う必要があります。上司も完全な人間なわけではありませんから部下や現場をより理解している方が机上の空論でなく現実的な意見だったりします。部下の論理が恐ろしく破綻している意見は無視されても仕方ないですが、部下だからという理由で意見を聞かなくなる上司は無能と思います。


私の具体的な事例でお話しするためにSaaS企業の営業活動について前段を説明させてください。
SaaSの営業活動のプロセスは以下のようなチーム、役務分担をしている会社が多くなります。


SaaSの営業活動の大まかな構造と役割分担

マーケティングチームが、プロダクトに興味を持つ顧客を広告やウェビナー、資料DLなどの施策を駆使して問い合わせを増やします。

次にインサイドセールスで問い合わせしてきた顧客を商談に結びつける架電やメール対応を行い、商談をセットし、フィールドセールスにパスします。

パスされたフィールドセールスは事前にマーケティングチームやインサイドセールスが聴取してくれた顧客情報を見ながら商談準備をし、MTG内で受注を取ります。

受注をしたら、CSチームにパスされ解約を防止するための対応を行います。
利用を促進するためにツールの使い方をサポートしたり、設定を一緒におこなったりします。

はい。ここまで前提をお話ししてきましたが、ここから先はほぼ私の実体験になります。
あなたはフィールドセールスのチームの一員です。上司はフィールドセールスのマネージャーです。フィールドセールスチームは今チーム全体の受注率が減少トレンドにあることが課題です。
他の条件は以下です。
・商談数は以前と同様に足りている
・問い合わせ数が減少しており、インサイドセールスチームも以前よりもプロダクトに興味を持っていない問い合わせも無理やり商談セットしている傾向にある
・マーケティングチームの行なっている施策も鳴かず飛ばずで問い合わせ数が減少している

この場合、あなたはどうしますか?
私はこの受注率がダウントレンドにあることの改善のために上司との1on1で以下の2点の改善案を言いました。

①フィールドセールスチームの改善:
セールストークや商談準備の精度を上げる施策をおこないたい
②他チームを巻き込んでの改善:
マーケ、インサイドセールスチームに現状を伝え、全体の改善を図るための場を設定したい

上司からのフィードバックは以下でした。
「転職してきたばかりの君がまだ何もわかっていないのに意見するんじゃない。君は私と違って一メンバーなんだからインサイドセールスチームからセットされた商談を受注できるようにだけすることを考えていれば良いんだ。」

当時うーん、、となんとも言えない感情でした。
意見が違ったことは一旦どうでも良かったのですが、転職をしてきた君が意見するのは~という件とメンバーなんだからと言う件はどうしても納得できませんでした。

上司からすると転職してきたばかりの年下の自分が意見をしてきたということや他チームとの軋轢を生じさせるようなことはしたくなかったのかもしれません。

私を含めここまで読んでいただいている勉強熱心なあなたは成果や目標達成をしたい!と強く願っている方々のはずです。
もちろん上司の感情コントールも含めて仕事といえばそれまでですが、マネージャーだからと言って上から目線の発言をしている時点でその上司は、、、無能です。実際に組織上は上かもしれませんが成果を出すために立場が下だからといえてしまうのは問題ですね。。
また、当時の自分は司っているチームの成果よりも他チームとのぶつかり合いが嫌だと感を出している人が上司であることが悲しくなりました。。
同時にここにいたら成果が出せない、、と感じてしまいました。

はい。ここまで長々と書いてきましたが、就職、転職してはいけない会社の特徴を書いてきました。
成果を出すために必要なことは伝える、ディスカッションする。絶対に必要なことです。みなさんも今後の就業先、転職先でこうゆう会社に気をつけてください。


ただし、その際に最低限の言葉遣いやマナーは守ってくださいね。

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