自分で決める投資方針
投資をしていて、こんなことを考えたことないですか?
そんな時は自身の投資方針を再確認してください!
年齢、性別、家族構成、リスク許容度など一人ひとりの事情は異なるので、
自身の置かれた状況に合った独自の投資方針を立て、実行していくことが大切です。
一番の重要なことは、自身で決めて実行に移していくことです。
ではどのようなことを決めていけば良いのでしょうか?
1. 投資目的
投資目的を明確にして期間と金額と優先順位を決めましょう。
そうすることで、リスク許容度の設定が可能となり、適切な投資対象・手法の選択につながります。
投資目的を決める際は、15年以上の投資期間を取れるものを対象に、必ず余剰資金で投資しましょう。
下記は、投資目的を決めたサンプルになります。
投資目的(教育資金や老後資金)毎に、期間と金額と優先順位を決めます。
※後から見直しも可能です
2. リスク許容度
投資にはリスク(価格の振れ幅)が必ず伴います。
許容できるリスクの程度を把握しましょう。
高いリターンを追い求める場合、価格の振れ幅が大きくなります。
プラスになる可能性も高いですが、同じようにマイナスになる可能性も高くなります。
これに耐えられない方は、リスクを抑えた投資を行いましょう。
リスク許容度に応じてアセットクラスを組み合わせれば、
投資資産を適切に選択することができます。
3. 投資対象
ハイリスク・ハイリターンを追求するか、
安定運用を重視するかを明確にして、
それに見合うポートフォリオを構築します。
投資対象とその割合を決めて、期待リターンを想定しておきましょう。
下記は、割合と期待リターンのサンプルとなります。
教育資金は、使う時になって価格下落して足りなかったではまずいので、
許容度は低〜中として年利5%を期待リターンとしています。
一方で老後資金は、運用期間が長いため多少リスクを取れると判断して
株式100%で年利7%を期待リターンとしています。
投資資金を使う時期が迫ってきたら、債券や現金比率を徐々に高めてリスクを下げるやり方もいいでしょう。
4. やらないこと
「やらないこと」を事前に決めておくことは、投資方針に沿った運用を続けるために必要です。
感情的判断を避けるための大切なルール作りです。
忘れないようにいつも見れるところに貼っておきましょう。
5. モニタリングと見直し
投資開始後、ずっと放置するのではなく、定期的な運用状況の確認が大切です。
主な理由は、リバランスと投資方針の見直しをすることです。
まとめ
最も重要なことは、投資目的を自身で決めて、
ゴールを明確にすることです。
あとはそこに向かってどのように進むかを決めるだけです!