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長期投資する理由
「長期投資」とは、長い年月をかけて着実に資産を育てていく投資手法のことで、様々なメリットが潜んでいます。
ではそのメリットとは具体的にどのようなものでしょうか?
それを深く理解すれば、長期投資を継続できるようになります。
1. 元本割れしない
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過去の米国株式市場において、投資期間が長くなるほど年平均リターンの振れ幅は収束します。
1年では+52.62%から-37.00%の大きな幅がありますが、期間が長くなるにつれてその幅は小さくなっていき、15年以上の投資で元本割れしていませんでした。
過去の成績は、未来の成績を保証するものではありませんが、長期投資するほど元本割れする確率が低くなることが分かります。
2. 資産拡大を見込める
![](https://assets.st-note.com/img/1721702619178-ZGg2fiUFGR.png?width=1200)
主要な株式インデックスファンドは、長期的に右肩上がりのトレンドです。このような商品に投資すれば資産拡大を期待できます。
表を見るとギザギザになっているのがわかると思います。
これは短期間で見ると上下を繰り返していることを示しています。
しかし、長期目線に立てば右肩上がりに成長しているので、資産拡大のためには短期ではなく長期で保有することが重要です。
3. 複利効果を最大限に利用
複利とは「元本+利息」に次の利息がつくことです。
利息が次の利息を生み、運用期間が長ければ長いほど、資産は指数関数的に増加します。
4. リスク許容するマインドが養われる
![](https://assets.st-note.com/img/1721703218483-MkDFNm00j5.png?width=1200)
長期投資のメリットを実感できれば、リスク許容するマインドが養われます。
私の場合も投資開始当初は、値動きが気になり頻繁にチェックして不安になっていました。年数を重ねる毎にその心配は小さくなり、現在では右側のようなマインドになりました。
5. コストが安くなる
商品によっては、買付手数料や解約手数料が発生します。
さらに売却時に運用益がある場合は、20.315%の税金がかかります。
※NISAとiDecoでの運用益は非課税
頻繁に売買を行う場合に比べ、長期投資ではこれらのコストを抑えられます。1回毎のコストは少額かもしれませんが、積み重なれば大きくなるので注意が必要です。
まとめ
長期投資をして複利効果を実感するためには時間が必要です。
私の経験から、運用期間が長くなれば資産増加のスピードに驚きます。
また、個人的にリスク許容のマインドに変わったことは大きなメリットとして感じています。