ストレングスファインダーを仕事で活かす方法をプロから学んできた
最近ストレングスファインダーで、自分の強み5つを俯瞰する機会があった。
「でも、この強みをどう使えばいいのかな?」
そう、具体的な施策が分からなかったのだ。
今回弊社の社員合宿でプロをお呼びし、ワークショップを受けさせてもらった。中村勇気さん、ありがとうございました!
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■目次
・要素を出す
・自分の強みに「名前」を付ける
・強みを活用する場面を列挙してみる
・アウトプットして刷り込む
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■■要素を出す
まずギャラップ社の自己診断のページに飛ぶ。
そこで自分の強みが書かれたシートを印刷して、当日、説明書きにアンダーラインを引いていく作業をした。
よく理解できるところ、意味不明なところをあぶり出し、自己理解を深めるワークらしい。
下記は私自身の5つの特性に、説明書きをピックアップしたものだ。
・公平性:
規則が明確で誰にでも平等に適用される矛盾のない環境で、人々は最高の働きをすると信じている
・調和性:
衝突や摩擦から得るものはないという考えを持っている
・責任感:
自分がやると言ったことに対しては何でもやり遂げようという強い気持ちを持っている
・規律性:
何事も秩序正しく計画されることを好む。予想外の出来事に嫌悪する
・回復志向:
症状を分析し、何が悪いのかを突き止め、解決策を見い出すのを楽しむ
面白いことに、各要素の説明書きは仮に同じ要素を持つ人同士並べても異なっている(ことが多い)。
ワークでは、これを他人に発表しつつ、ツッコミをもらって、自己認知を深めることを行った。
■■自分の強みに「名前」を付ける
次に、5つの強みをさらに腹落ちするようなワークが行われた。
上記した5つのなかから、ピンと来た強みの要素を一つ選ぶ。その一つの要素に、シートのなかにあった言葉を選んで自分を表す標語を作った。
「規律性」を選択:
建設的に、仕組みを作っていく人
次に、ほか4つの強みも並べて言葉を作っていく。このとき、【仕組みを作っていく人】という語は保ったまま、修飾語を変えていった。
公平性:
規則正しく、仕組みを作っていく人
調和性:
衝突を避けながら、仕組みを作っていく人
責任感:
実直に、仕組みを作っていく人
回復志向:
調査しながら、仕組みを作っていく人
こうすることで、1つの強みの周辺に、他の4つの強みがどう働きかけているのか深く理解できた。
■■強みを活用する場面を列挙してみる
先ほどのピックアップした強みに、メリット(上手くいくとき)・デメリット(上手くいかないとき)の場合分けを書いていった。
「規律性」を選択:
建設的に、仕組みを作っていく人
●上手くいくこと:
・仕組みさえ作れば、メンバーに共有可能な状態が作れる
・スキルやノウハウがないメンバーにも、ある程度仕事がこなせる状態を作れる
●上手くいかないこと:
・自分の範疇から抜け出せないことがある
・システム化に頼り過ぎる
・突然の変更に弱い
ポイントは、ここをいつも仕事をしているメンバーとディスカッションすること。
「それ強みであり、弱みでもあるよね」といった指摘をもらえると良い。
人は強みを生かしていると思い込んで、実は沼にはまっていることに気づかない場合があるそうなのだ。
■■アウトプットして刷り込む
上記ツイートにもまとめたが、「普段の自己紹介」と「事前・事後内省」の2場面でアウトプットができそう。
●「普段の自己紹介」
・5つの強みを使って自己紹介をする
・特定の行動に対して自己紹介(ex. あの時の仕事ぶりは、●●という性質が働いたおかげで……)
●「事前・事後内省」
・これから、どの性質を使えば上手くいくか
・あのとき、どうすれば上手くいったか(なぜ上手くいったか)
本日学んだことは、階段の自分を理解し、行動の落とし込み、反省する一連のサイクルだった。
今の仕事の悩みごとを実験道具として、色々、内省をしていきたいと思った。
サポートしてくれた方、いつでも靴を磨かれに来てください。