プレドニンは副作用が多いし、キツイです。必要な薬なら、それ患者に連呼する?
普通、患者に副作用のこと連呼するか?
いや、
気付いてるし
分かるし
知ってるし
めっちゃ嫌だし
けど、
しょうがないじゃん
触れなきゃいいのに...
何であえて同じことばっかり言うの?
自分も薬剤名出さなきゃいいか...反省
10:54 03/07/2021
プレドニンは副作用が多いこと、キツイことで有名です。
目に見えるものに、顔がアンパンマンのようになる「ムーンフェイス」、中心性肥満(メタボ体型)、むくみ、ニキビ、筋肉両方減少、頭の毛は薄くなり、うぶ毛が濃くなる。急激な水と脂肪の増加により、皮膚が引き伸ばされ、中が紫〜ピンク色の成長線に見える線条というやつができることもあります。
大体の人は、血糖値が上がりますから、通常は昼食後2時間か眠前に血糖値を測ります。インスリンが分泌しづらくなってしまうことにより、血糖値が上がり易くなるため、スクリーニングとして一日一回だけ測定する場合には、食後2時間で測定します。それも日の後半の方が蓄積みたいなイメージで、一番血糖値が上昇しやすいのがステロイドの特徴です。長期間高血糖が続くか著しく血糖値が高い場合には、ステロイド糖尿病になっているかもしれません。血糖値が高かったり、HbA1cといった長期的な血糖値の上昇が確認された場合には、食前、食後+眠前の一日七回の血糖測定に切り替えます。(追記:ステロイドによる血糖値の上昇を診るため、朝食前の血糖値のみを測る先生がいますが、生理学、病態生理学、薬学の知識の欠如か、そうするキチンとした理由があるかのいずれかでしょう。)
とにかく眠れない。目が覚めてしまって、夜中全然眠れない...眠剤出してもらって、寝るというのが一般的です。
血管がボロボロになって、脳卒中や心筋梗塞なども起こし易くなります。
メンタルにも影響を与え、鬱病っぽくなる人もいれば、むしろ活発になったり、イライラしたりする人もいます。
まぁとにかく、短期的にも、長期的にも副作用てんこ盛りなんです。プレドニンの原料であるホルモンを、身体が出し過ぎてしまったら、クッシング症候群という病気ですから...
もっと詳しい副作用に興味がある方は、下記の写真とリンクにある製薬会社の添付文書をご覧下さい。
これを全て知っていて、必要な薬だからと必死に目を背けている人には、副作用に触れることはちょっとキツイです。きっと、自分が一番気にしていることを、人前では気にしていないフリをして過ごしていても、ピンポイントでその一番気にしていることをつかれると一瞬動じてしまう感じでしょうか。
プレドニンの副作用一覧(薬の添付文書より)