【今を生きる】案外好きなこと
自分としては、全くパソコンのヘビーユーザーではないつもり。
しかし、実はプログラミングとか意外と好きです。
いやね、プログラミングでスイスイ色々書けちゃうというほどではないのですが、少し齧ったことがある分、書かれたことはある程度理解できるっぽい。😌
かなりおっちょこちょいで、実際国試でも3点ものポカミスを叩き出すポカの天才なので、多分性格的には緻密なミスなくこなす系のことは合わないのかも、と思うことはあります。いやね、自分にとっては10年近く使ってない言語で、治療中に受けたんだから、ポカも大目に見て欲しい。
けど、ポカをしても必修は9割半ば、臨床も9割程度と考えると、相当色々カバーはできてるでしょ?上出来上出来…… そうは言っても、細かい緻密な作業を絶対正確に行うことに長けているかというと、そうではないように思う時もある。
長きに渡り出来ることを極めるために、私にとって以前にも増して「身体に依存しない」というのが重要な要素になっているので、一旦は様々な考えを白紙に戻して情報収集中です。
サイエンスは好きだし、実は医学も心躍る。たまにちょっと辛いこともあるし、八つ当たりもするけど、結局は楽しい。
そこで、Dry Research…… パソコンで解析することが主の研究分野について情報収集中です。
今まであんまり焦点を当ててこなかった分野に興味を持ち、次世代シークエンサーDRY解説教本という300ページ強あるわりに随分と読みやすい本を手に読み進めている。いや、読み始めた。
同時に、プログラマーには不人気のPythonではあるが、実は現場で使われている所もある。かなり取っ掛かりやすい言語なので昔のプログラミング知識を呼び起こすためにも少し知識と経験を深めたい。
便利な世の中だね〜。
オープンソースで誰でもアクセス可能なプログラムがアクセスできる上に、自分のプログラムも公開できるシステムがあるのだから。
最近、文献を読んでも、心躍るものとそうでもないものとの差に少し困っていた。
心躍る内容のもので「体力が無くてもできる」という条件を満たしているものは少ない。
いや、今までの知識をベースに見つけている情報というのは、自分の限られた知識で篩にかけられてしまう。
未知のことに到達するのは難しい場合もある。
今まで、遺伝子とかは正直コアのトピックとしてのめり込む対象ではなかった。ただ、そこまで熱中して読み込んだりしたわけではない。
同時に、ある程度は触れてきた遺伝子変異なども有るにはある。すると、とっかかり辛いというわけでもなかった。
元来好奇心旺盛な私にとって、知識を深めれば興味が湧くことは多い。
ただ、まだ面白みを知らないだけ。
すると、今までのフォーカスとは少しズレる面がなくはないような、ある程度被っているような「遺伝子」に関する実験は、自分の予想を超えた面白さを秘めていそうだ。
そして、最も興味がある分野とも予想以上に縁が深い。
ある意味、方向が違うだけで、同じ目標に突き進む道でもあるのかもしれない。
今までの知識と経験を統合し、同時に焦点の中心はブレずに、手技が変わると考えるといいこと尽くめにも感じる。
いやね、今はこう新しい本を読み始めて、なんかキラキラするものを見つけた可能性に喜んでるから、かなり良く見えているのはあると思う。
この世にパーフェクトなことはないから、良いこと尽くめオンリーのものごとは少ないだろう。
けど、好きこそ物の上手なれ。
好きなことに没頭するのが成功への一番の近道。
そして、浮気はしすぎない…
そうは言っても、一本道のことって案外少ない気がする。
分岐や統合、たまにはワープをして、実は同じ太くて長い知識を深める道に皆が身を置いているのかもしれない。
すると、回り道に感じたことが、後で必要不可欠なことだと気がつかされることもあるかもしれない。
とにかく、前進していれば、何処かに漕ぎ着けられるし、何かを見つけられる。
無駄に思えたことが、実は大切な物を築き上げるのに必須の土台になっていたことに後々気がつくかもしれない。
色々な道があって良い。
人生、楽しんだ者勝ち。
山あり谷ありでも、各々の場面で「今」に全力で向かうと、こう、次に繋がる。
苦しむ時には、目一杯底を這いつくばって、そこから光を見つけるのも必要なのかもしれない。
苦労せずに、最善で安楽な道のみを突き進めることに越したことはないのだが……
そして、こうは言っても、いつまで経っても次への橋渡しをしているように感じることもある。
けど、誰でもそうなんだと思う。
一つの分野に没頭していても、一向に実験が成功せずに悩む時期もある。
プランを変えることもあるし、頓挫してしまう実験もある。
結果が予想と違うなんて日常茶飯事。
「違う」から学べることは大きい。
自分のラボの中での険しい道は当たり前なら、それがラボの外でも起きるのも、まぁ、本来はある程度想定内なのだろう。
先のことは分からない。
人生の絶頂期に飛行機が墜落して、一瞬で急停止を喰らう人だっている。
なんだかそんなに上手くいってなさそうな人が、何かの拍子に大発見をすることもある。
実は大発見をしていて、形に残すだけなのに、それに気がつかない人だっているかもしれない。
そして、全てが順風満帆で描いた通りの最高の道を進んでいる人も案外いるかもしれない。
色々な道がある。
最終的にはその道がどんなものかは歩んでいる最中には分からない。
しかし、それが唯一無二で…まぁ、自分にとって素晴らしいものになることを願う。
できることは、今を全力で生き、楽しみ、今を積み重ねることだけなのだから。
自分にとって一番大切なことを最優先に、今を目一杯生きよう!