Hygge 🇩🇰デンマークの幸せの公式
せっかく、既に研究までされている幸福感を高める方法があるのですから、それに学ばない手はないですよね。
世界一国民の幸福度が高い国として、毎年トップ(ないし上位ランクイン)のデンマークの幸せの秘密はなんでしょう?
世界で100万部以上売れたヒュッゲ(Hygge)に関する本が出ています。
その最初の章に出てくるのが、「光」です。(部屋のライティングやキャンドルに関してです。)
この章には、蛍光灯やLEDの明るい電気ではなく、穏やかな自然光に近い電球の使用に関しても書かれています。
ランプの置き場所で光によって、穏やかでゆっくりした空間を演出するのも、Hyggeに欠かせないそうです。
そして、Hyggeのカルチャーには、キャンドルが欠かせないそうです。(キャンドルの使用の際には十分な換気をお忘れなく😉)
家族で夕食を食べる際に、キャンドルに火を灯すと、食事の時間に大きな変化があるそうです。
それまで、ただ栄養を掻き込む作業だった食事。ただ毎食キャンドルを取り入れるだけで、会話が自然と増えて、テーブルで過ごす時間が増えたそうです。
こうして、夕食が食事の時間から、一家団欒の時間へと変わっていったそうです。
ちょうど、Hyggeの本を読み始めた頃、我が家の蛍光灯が、偶然にも切れてしまいました。
直ぐに蛍光灯が交換できず、自宅のリーディングライトを部屋の主の光元として使う時間を過ごしました。
生活できるとはいえ、暗いために夜の携帯やタブレット使用が減り、微睡んだ光で読書などをする時間が増えたのは、むしろ好都合ですねぇ。
さらには、今までよりも夜の早い時間に眠くなって、早寝になれたんですよ。
この時、予期せぬハプニングで「光」に変化が生まれた結果、「Hyggeが良いと言うのは、こういうことだろうか?」というプチHygge体験ができました。
これを期にライトスタンドを購入して、脱蛍光灯をするのも、結構良いのではないかと考えるくらいです。それほどまでに、電球というのは穏やかな時間を生み出してくれました。
実際問題、素敵なライトスタンドを新調するためにショッピングに行けなかったり、他の影響もあったりして、部屋の蛍光灯はとりあえず付け替えてもらいました。
蛍光灯に戻してから、睡眠習慣は1時間ズレ、元に戻ってしまいました。
ありふれた「光」ですが、こんなに生活に大きく影響するのですね。
近々、素敵な穏やかな光のライトスタンドを探して、リビングをHyggeにできるようにしたいと思っています。
そうですねぇ。書斎などでは、明るい光を、リビングやダイニングテーブルでは、電球やキャンドルも取り入れていきたいですね。
少しずつ、「今」の行動だけではなく、「今」を過ごす空間にも目を向けて、改善していけたら、きっともっとリラックスした夜や素敵な団欒が増やせるのでしょうね。
今を大切に生きよう!