抗がん剤と卵巣 〜読むの注意〜
抗がん剤の副作用で卵巣にダメージを食らってしまい、ホルモン補充療法を受けている。プロゲステロン飲んでると、飲んでいない時よりもよく眠れる。逆に、プロゲステロンが入っていない時、覚醒が早まりやすい。
寝たい!
本当に、寝たい!
夜から朝まで連日熟睡したい!
かなり、切実。
寝れないとメンタルに響く。
寝れてる時は愉快な率高いんだけどなぁ……
骨髄移植(骨髄破壊的前処置で超大量抗がん剤等で自分の骨髄を壊滅させた後に移植用の造血幹細胞を入れる移植)をしたが、たった2ヶ月弱で再発した。
その後が地獄……
臓器だけダメージ食らって病気は治らなくて、不妊もという、一番避けたいシナリオが現実になってしまった今思う。
正直、自分じゃなくて、子孫をもっともっと優先して、もっと広い視野で物事を考えたかったな。
自分が産めずとも、自分が生きていなくとも、自分の遺伝子を受け継いだ子が世界のどこかで幸せに暮らせていればそれだけでいい。
卵子ドナーとして、ガンガン卵子売れてたら……
「もしも男だったら、精子ドナー」は考えたけど、女性の卵子となると「ホルモンと免疫、病状、色々な疲労……」様々な要因やメンタルブロック?で思考至らず?から、卵子ドナーという選択肢は考えていなかった。(現実味はともかく)
現状、子供も健康もどっちも失って、QOLが底辺で、治療継続の可否(色々な意味で)が思考を巡る今……
正直、この未来(現在)を知っていたら、移植してなかった。
生きてさえいればというのは、ただ呼吸をして心拍がある状態ではなく、もっと人として「生きて何かできる」状態でこそ励みになる言葉だと思う時もある。
本当は主治医にもっと治療のことを相談したい。
誰かに色々相談したい。
でも、誰に?
健康な母親である友人らに相談しても……なぁ……
男友達……うーん……
「メンター」とか言っても、正直やっつけ作業だし……
病名が全てじゃないけど、同じ病気で同じ境遇の人と話したいな……
ここから、何かプラスのことを編み出せば、何か意味があり、色々プラスにできるとも思った。それは、今でも思う。
けど、やっぱり実子って欲しいもんだよね……
こればっかりは、本能だからね……
あと、利己的だけれども、人生のバトンを渡したい。「私は頑張ったけど、ここまでだった。あなたには未来があるわよ。幸せだったら、他はどうだっていいから。」って思えるじゃん?
方法は、いくらでもあるだろう。
今はまだまだでも、iPSで卵巣作ろうとはしてるし、この世にはクローン技術もある。
今の状況は苦しくとも、その中で最大限頑張って、色々できていて、大体はプラス思考で、結構楽しみも見つける自分を凄いと思う。
地頭も良い方だと思う。
これを活かそうと思えば、いくらでもやりようはあると思う。
そして、素材としての結構良い遺伝子を後世に繋げたいと思うからには、根っこでは自分のことが好きだし、自分でよかったと思ってるし、自分だからこれほど降りかかる逆境の中でもイキイキできて凄いと思っているんだと思う。
時間がもし巻き戻せたら……
もしも、昔の自分に助言ができたら……
(タイムマシン作ろうよ!)
それはできずとも、色々発信して誰かへの助言にはなれるかな?
なれてるといいな……
今を大切に生きよう!