「頑張ってください」
主治医の言葉で、応援になったもの繋がりでもう一本。
現在の主治医は、結構男前?でサバサバしており、要点を押さえて、言葉に出さずとも頼りになる人に感じている。そして、表面上は熱血っぽくないのだが、実は色々コンサルかけてくれていたり、患者に見えないところで動いていたりしてくれる印象。普段の診察中に色々説教や熱弁することはない。けど、影では情に厚い優しい人だと思っている。
しかし、ある時、正直私は結構切羽詰まっており、「いや〜、もうダメかもしれない」と心の視野狭窄を起こしつつ、そんな中で思い浮かぶ唯一の逃げ道にも思考を巡らせることもあった。
そんな時に、「頑張ってください」と主治医が声をかけてくれた。
この言葉は賛否両論あるけれども、主治医は応援の意図で言葉をかけてくれたと受け取っている。(あと、正直声をかける側としては、応援の言葉ってやっぱり「頑張って」しか思いつかない場面って結構あるのではないだろうか?)
純粋に嬉しかった。
「応援」を一身に受け、すっごく心が温まった。
加えて、折れた心も、なんだか「応援」が追い風に感じて、楽になった。
まぁ、本当に切羽詰まっていて、もうただ自分が存在しているだけで心の芯が圧迫骨折で木っ端微塵に砕け散りそうって時に、相手には悪意のない些細な表現に潰れるくらいの大打撃を受ける状況もあるとは思う。(私も、思い返すとなんであんな一言で?と思う時でも、苦しみの最中では大打撃ってことも経験はある。)
「頑張って」という近年話題になる言葉といえど、やっぱり応援の言葉なのだ。だから、それを発してくれる人は善意で応援してくれている。
応援ってのは、やっぱり嬉しいし、本当に頑張る原動力にもなるよね。
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