断食道場~第2章~「ちょうどいい加減を求めて」3日目
やっぱり新聞が読みたい
朝はやっぱり新聞が読みたい。スマホやネットじゃなくて、紙の新聞が読みたいのです。いくら断食道場に来ているからと言って、世間と断絶するわけじゃないのですから、社会の出来事を知っておきたいと思うのはごく自然な感覚だと思います。
じゃあ、新聞はどこで買える?
断食道場があるのは、それほど山奥ではありません。(浜松駅からタクシーで2000円弱だから、街中と言ってもいい距離です。)1.5キロほどのところにコンビニがあります。
さあ、いつ買いに行くか?
朝は、6時から読経をはじめとしたお勤めがあります。それが終わるのが9時ごろです。仕事もありますから、やはり買いに行くとすれば朝のお勤めの前しかありません。
5時に行ってきました!
往復3キロ、約25分で新聞ゲットです。もちろん新聞だけです。パン・おにぎりなどがたくさん並んでいますが目もくれません(笑)
不思議と、そんな気分にはならないものです。
今日の目的の一つは達成です。
運動不足を解消せねば!!
前回の経験で、「1日1食にすればどんどん体重が減る」わけじゃないということがよくわかりました。ある程度運動して、代謝を上げていかないとダイエットそのもの(つまり減量)だけでは健康体になれないことも分かっています。かといって、ハードな筋トレはできませんし、あまり長時間ウォーキングとかするとかえって筋肉が落ちたりします。
適度なウォーキング。1日8000歩歩く!!
リモートワーク時代になって、1日の歩数が激減した人は多いのではないでしょうか?もう2年以上になるわけですから、気づいている人はウォーキングやランニングなどで健康を保っていることでしょう。
僕も以前からウォーキングは相当意識していましたし、東京にいる時は、
4キロ前後ウォーキングしていますから、慣れていると言えば慣れています。ただ、読経・坐禅の前にあまり疲れたくないなという思いもあります。あまり食べてないから疲れすぎたくないというのが本音です。
またお寺滞在中、本堂との行き来や生活歩数では2000歩が上限くらいだということも前回の体験で分かっています。
3キロのウォーキングでは4000歩くらいにしかならない。
だったら、合間を見つけて、もう1回2キロくらいウォーキングしよう!!
お昼の時間にもう1回ウォーキングしました。
ずっと部屋にこもってリモート会議していたので、気分をすっきりさせるためにもいい感じかなと思って3キロ歩いてきました。
その結果、1日の歩数合計は最終的に10000歩になりました!!
素晴らしい!!
猛烈な睡魔が・・・
ところが、夕食を終えて夜の坐禅に行く頃のことです。急激に睡魔が襲ってきました。何と坐禅中にも眠りかけてしまいました。極めつけは「お休みストレッチ」最後の「仰向けになっての3分間腹式呼吸」をやっている最中に寝落ちしてしまったのです。部屋に戻ってからも、予定していたことができずにそのままバタンキューでした。
頑張りすぎは続かない
~ちょうどいい加減を求めよう~
笑い話のような話ですが、やっぱり頑張りすぎは続かないなと実感です。
今回は「ちょうどいい加減を求める」というのがテーマだったわけですから、こういう頑張り方は決して褒められたものじゃないと苦笑いです。
(このブログは、夜中に目が覚めて記しています)
新聞も読めたし、目標歩数もクリアできた、いい感じのはずなのにきっとこのペースは続かないと思うのです。
決して頑張ることを否定するつもりはありません。頑張れることは素晴らしいことです。
それに、年齢を重ねて「枯れた」とか「衰えた」と言われるのは癪に障ります。そんなつもりもないです!!
今求めているのは、継続できる、自分にぴったりの頑張りペースなのです。
日常に戻ってからも安定的に、気張らなくても普通にできる「節制・運動・仕事・余暇」のペースを明日も探してみたいと思います。
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