【徒然読書】戦時中に書かれた昭和の枕草子〜『武家の女性』読み終わりー!
ふい〜〜〜!結局、一気に
を読んでしまった💦
面白すぎた
で書いたとおり、山川女史の文章の美しさはさることながら、それ以上に、
時代とか歴史を見抜く力、的確過ぎ👀💦
水戸光圀以降、藩を挙げて尊王を掲げ、
桜田門外ノ変など維新黎明期では最も早く、尊王攘夷をしていた藩なのに、
水戸天狗党と諸生党のゴタゴタ
(新撰組でも起こっていた)内部対立
のせいで、
有望・有能な人もいつの間にか絶え
時代の流れにも乗り遅れていることにすら気づかなかった、、、
って、、、💦それを集団どころか、藩を挙げてやってしまっていたことが、
幕末動乱下の水戸藩の悲劇
って感じで終盤には書いていて、最後まで読むとどんな時代に千世は育っていたのかが理解できるんだけど、そんな堅苦しい話は序盤〜中盤までは特になく、
そんな動乱の時代の中でも、武家の女性はどんな生活を日々送っていたのか?
👉当時の結婚とか離婚、学びや食生活、おやつ、躾や男女の価値観とか扱われ方などなど
の生活に焦点を当てて、当時の女性がどんな受難な時代でも、いかに逞しく、いかに勤勉に過ごしてきたか、
尊敬の念を持って、描かれた名著
衝動買いした岩波の本でハズレ引いたことなし
さすが岩波、だから岩波
読んでいて、思わず、
清少納言の『枕草子』を読んでる感覚に陥ってしまった、、、💦
いつの時代も、内部ばかりで内向きになって、
どちらが目先で優位に立つとか、勢力を持つとか
小さなお山の中で
目先の勝ち負けばかりを気にしてる組織や社会や集団
は、
いつの間にか時代の変化についていけなくなり、
勝ち負けどころか
その全体が衰退して淘汰されて終わり
👉今の日本の政治ってまさにそうじゃね👀?
さてと、次は
久しぶりに洋書を読みたくなったので、
でも読もうかな🧐
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