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【まったり経営学33】『世界標準の経営理論』29〜資源依存〜全ての今あるシガラミは、過去の自分で選んでいる

さてと、2年前の感想から

👀2年経って、この国全体が、資源依存のドグマにますますハマってる
👉威勢のいい事をだけをゆー=大本営発表、プロパガンダ
と変わらない=中身がないってことね💦

見出しとしては、

  1. 企業の「パワー」を説明する理論

  2. 企業パワーの源泉

  3. 例えば、「B社が今、注目の電気自動車を開発・生産している」

  4. 企業同士が交換するリソース

  5. 1.材料・部品・技術などのリソース

  6. 2.金銭的リソース

  7. 3.情報リソース

  8. 4.正当性リソース=前章のレジティマシー

  9. パワーの弱い企業が、外部統制に対抗する戦術

  10. 企業を取り巻く依存関係

  11. 外部圧力に対抗する手段 *フェファー=サランシック

  12. 1抑圧の軽減(constraint diffusion)

  13. 2抑圧の取り込み(constraint co-option)

  14. 3抑圧の吸収(constraint absorption)

  15. 産業連関表

  16. RDTの基本主張

  17. RDTの欠点

  18. 資源依存理論は現代に甦る=2つの大きなブレークスルー

  19. 1理論面のブレークスルー

  20. 改良されたRDTの依存度

  21. 2現象面のブレークスルー

  22. 戦術で、MD→PIを乗り越えるスタートアップ企業

  23. 日本の場合

  24. 資源依存を脱却し、飛躍する日本の下請け企業

  25. まとめ

て感じかな💦

参考リンク

今回の感想

ここはある意味、

自分でいずれ創業し、会社を起こし、経営者になろうってだけで、経営理論自体を学ぼうとしない人が一番、いつの間にかハマるドグマなんだよねえ🤔

日本型の一番多いタイプの独立開業って何か

って話なんだけど、圧倒的に、

他人の褌で相撲を取って、自分のもといた業界で学んだ事を、
そのまんま看板だけすげ替えてやろうとするタイプ

👉イントラパーソナル・ダイバシティでも、
現在の自分と共通項が多い=一歩外側の領域に移動で止まろうとするタイプ→不安だし、共通項が少ないところに行くのは怖いから。

じゃあそうなるとどうなる?だけど

自分の元いた会社と同じやり方が業界の常識ってだけだから、
ステレオタイプなやり方を踏襲する。

業界によりけりで違うけど、

ITだとパソコンとWifi、スマホくらいがあればすぐに創業できて、
ボーングローバルに下手な営業や宣伝広告なんかかけずに、
いきなり商品を世界中に発信・公開することができる

みたいなのは、一種の例外(まあ、だからこそプラットフォーマーと言われる企業は世界的にも強いし、これからも伸びるんだけどね)で、大抵の場合、選ぶ業種によっては、

  • 事務所がないと、まず人も物も集まらない=賃料

  • 営業マンがいないと、売り込みができない=人件費

  • 営業マンがいても、売り込むモノがないと営業ができない=倉庫などの設備費と在庫管理費、電気代

  • 仮に自分の技術を売るような医師、歯科医師でも施術するための、診察代とか医療キットが必要。=倉庫などの設備費と在庫管理費、電気代

  • 飲食店でも食材、ガス代、電気代、バイトいないとしても、仕入れ費用、冷蔵庫代

などなどコストが創業段階から永続的にかかるのが宿命。

資源依存論っていうくらいなので、

しかもこれを

で書いたけど、

取引せずに内製化していきなり全て賄える資本力のある人なんて何人いるんでしょう👀
👉まずいないよね〜〜〜

そうつまり、

で軽く書いたとおりだけど、

独立開業しようとする際に、準備段階で選んでる事業とか自分がそれまでに身につけているスキルによって、

資源依存=開業後の取引コストとしがらみはすでにある程度内包されていて、切っても切れない関係
👉自分が今直面してる資源依存や取引のシガラミなんかは、創業当初の自分の過去の選択がある程度決めてしまっている

ってこと。

例えば、飲食業だったら、
ケータリング型でやろうと、店舗型でやろうと、食材の仕入れとか管理、食品衛生法、食中毒リスクなんかはすでに自分で抱え込んでるわけだし、他店舗でチェーン店を増やしても、売り上げが伸びる分、コストやリスクは増えるわけで、

経営の醍醐味、極意
=コストを最小限に減らし、いかに収益を最大限に増やすか

て観点から、

店舗の入ってるビルを自社ビル化するなり、
食材の卸し値とか仕入れ値を、自社農園で作る食材に切り替えて内製化する

くらいしか、どれだけ儲かってもできないわけで、、、。

って「下請けー元請け」みたいな企業間のエネルギーとかパワーバランスにこの章では着目して展開されてるけど、結局、実は、

  1. 独立開業しようとする産業自体に内在する依存性(上記で書いてるとおり)

  2. 独立開業直後に自分で選んでる経営スタイルに内在する依存性(親会社などがあり、実質雇われ社長だったり、名目的には完全に独立した会社だが、元いた会社の取引先を元いた会社から紹介してもらったり)

シガラミが出来上がっているので、

いずれ順調に経営して、いくら単体で売り上げを上げて、その依存関係を切りたいと思っても、取引関係を切ると一気に不心得者と評判が広がって、自分の会社が業界から締め出される可能性もあるので、切ろうとしても切れない

自分以外の要因で、その会社が潰れない限りは半永久的に切ることはできないし、そこの会社が潰れるってことは、結局、産業的に自分の会社も煽りを喰らって業績を縮小してる可能性が高い。

まあ、全ては、

で書いた、レジティマシーやローカルノーム、業界の常識という名の空気だったり、

なんかを学ぼうとすらせずに、

してしまってる自分自身の選択に問題があるんだけどね👀

こういう話の時によく引き合いに出してる

他の企業の真似事だけで大したスキルも経験もないのに、自称IT企業なんか創業してる人は最悪で、

そもそも会社も営業マンすら要らなくても運営できる事業で業種なのに、わざわざ事務所を構えて、営業マンなんかを雇い、自分でHPとかWEBサービスなんかを作る技術もないから、全て外注か、エンジニアを雇い、デザインなんかもできないと、どうでもいいようなデザインすら、たっかい金を払ってデザイン会社とかデザイナーに発注し

って感じで、経費がかかる体質の経営しかできず
(もはやIT企業を名乗らなくて良くね
👀?)

って状態な上に、従業員の生活とか倒産を阻止しないといけないからっていつの間にか、

資源依存論でどこかの下請けとかやっすい仕事すら、
相場の半分以下の単金や報酬なんかで請け負わざるを得なくなって、
業界全体の相場を値崩れさせるだけさせて、

結局、自社独自の開発力とか企画力すらないから、ITベンダー(開発)企業として創業したはずが、

いつの間にか、IT人材派遣業しか創業後2年目以降はやってません
それで儲かってますが何か?

って感じで、開き直って、何の会社をしたかったかすらわからなくなるのが関の山なんだよね。
(ま、個人的にはそんな自称IT企業でただの人材派遣会社みたいな企業は眼中にないんだけど、相場の値崩れだけを起こすだけ起こして、結局派遣業だけやるのはマジでやめて欲しい👀)

しかも、それで、

ただ社長になりたかっただけの輩が多いから、
自分の経営の苦労だけを語って、
しかもどっかの下請けだけで生きていくしかないのに、
熱く人生まで語ってる

みたいなね。

いやいや、そもそも創業するまでにお前が勉強不足なだけだし。
だったら、IT業界にわざわざ進出してくんなよと。

IT業界で独立開業する割に、認知バイアスと空気しか読まないから、

(世界的なプラットフォーマーがやってる)IT企業本来の旨みと強み

すら一生理解すらしないまま、どこかの昭和の町工場がやってるような手法をやるだけで終わってるてゆーね👀

実際、5年くらい前に、

話をよくよく聞いたら、自称経営陣の中にITスキルを持っている人間がおらず、信用金庫に数百万円の追加融資をしてるのに、連日総武ホテルなんかで企業集めて、立食パーティばかりをやってるだけの会社
とか
従業員の育成とか設備投資費は渋り、自社開発のサービスなんて特になく、コネだけでいろんな現場に技術者を騙くらかして送り込んでるだけなのに、数千万円のクルーザーはすぐに買う社長
なんか見た時には、

こいつらって頭ぶっ飛んでんなあ。
これで経営者って言ってるけど、
数年後に自分の会社がどうなってるか考えてるのか?

ま、うちらの業界は実は広くて狭いから、
評判がすぐにLinkedInなんかで広まって、
優秀なエンジニアほど集まらなくなって、
その人材派遣業で儲かることもできなくなるし、
立食パーティだけやって、
投資詐欺まがいな経営やってる会社で人が来なくなるだけなんだが
👀

って思ったけどね。

まとめ

ま、一時的にでも社長になれたとか、総資産が数千万円になった

が人生の最終目的で、

一生、どこかの企業の下請けとか隷属状態で経営し続けても問題ない

んだったらそれいいんじゃない?資源依存論とか取引コスト論は、

それが嫌とか脱却したいって人に対して有効な理論とか考え方

なだけであって、

レジティマシーとか認知バイアスで元からそれでいいし、
うちの業界の常識はこれだって思い込んでる人に押し付けるような理論ではない

からね。

最新の経営理論=バカにつけるクスリ、特効薬

ではないし、

バカにつけるクスリなんて世の中にはもちろん存在しない。

ま、自分の事業活動を通じてやりたいことがないとか、最新でもない経営理論でただMBAの本なんかを教科書どおりに実践しかできない自称プロ経営者みたいな人ほど、

どんどん売り上げを伸ばして、店舗とか事業所を増やして、数年後には株式公開して、IPOで大金持ち

みたいな目標を持ちがちなんだけど、

株式会社化するとか、IPOで株式公開とか株式上場なんざ

自分の会社とか事業に理解すらしてない資本価値しか見てないようなあったこともない投資家に会社の所有権を握らせるようなもの
👉資本依存の最も最たる例。まそれが株式会社なんだけど。

だから、

自分のやりたいことをやるために独立開業したんだったら、
そもそも株式公開とか株式発行すること自体が、
実は一番バカなやり方なんだけどね
💦

だから技術力はあるし、創業してから長いんだけど、

株式会社化もしなければ、特許申請すらしない賢い会社だって世の中には、山ほど存在する
👉だって、株式公開して時価総額何千億円だろうと、年商数十億円だろうと、数千万円だろうと、

好きなやりたい事業をやりながら、死ぬまでに食うに困らないお金があれば、それ以上のお金があったところで、好きな事業が株主とか資源依存で出来なくなるのとどっちが選びたい幸せかって話。

ま、だから、一生をかけて自分がやりたいことが決まっていて、事業を持った人にとっては、

株式会社化とか株式公開なんてものが一番向かない
せっかく自分がやりたいことがあって、事業起こしたのに、
その事業の所有権自体をなんで株主に売り上げが上がるようになってから
何で握られないといけないの?
👀
なんかの罰ゲーム?

ってことも多いし、それを冷静に考えて、その人なりに自分にあった経営手法とか事業スタイル、開業する業種自体をまず考えるのが、

資源依存論とか取引コスト論なんかを払拭できる
最初で最大のステップなんだよね
🤔

自分がやりたいことを見極めたら、なかなか、飲食店とか歯医者なんて、

利益率も悪くて、競合他社も多い上に、さまざまな経費がかかるだけの業種を選ぼうとする人も、そこまで分かっていればそんなに多くないだろうし。
ITでボーングローバルをいきなり個人で目指す方が、一見無謀に見えて、一番実は経営のリスクもコストもかからない堅実な方法ってのも見えてくると思うし。

専売的なサービスを生み出す技術がないと難しい

と思うのか、

専売的なサービスを生み出す技術を磨けばいいだけ
実は競争相手も日本ではそんなに多くないし。

と思うかの違い。他の産業はそれがあったところで、それ以上のコストがかかるところまで考えて、

利益率も低い中で生き残っていかないといけないからね👀

さてと、次回は、

さてさて、コロ助がひと段落した
現在の世界は一体、どの段階なのかしら?そして、日本企業がなぜいつも、いまいち世界的な変革の全ての波に乗りきれないのかしら?
などを企業の栄枯盛衰、産業の勃興衰退を社会学の生態系=エコロジーの観点から分析する

について書いてく〜〜〜〜🕺

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