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【まったり経営学19】『世界標準の経営理論』17 ダイナミック・ケイパビリティ〜ここまで書いた第2部は変化に対応しやすい組織づくりのために取り組む
毎度の2年前の感想を、
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見出しとしては、
変化し続ける企業
変化し続ける企業の例
一方で
ハイパーコンペティションの時代
ダイナミック・ケイパビリティ
学術的にまとめると、
センシングとサイジング:ティース
IBMの持つダイナミック・ケイパビリティ
IBMのセンシング
IBMのサイジング
ジェフ・ベゾスは「共食い」を推奨する
シンプル・ルール戦略
ダイナミック・ケイパビリティ
アイゼンハート型とティース型のダイナミック・ケイパビリティの比較
て感じかな💦
今回の感想
まあ、3年半以上前に世界中で流行ったアイツらの時が
ダイナミック・ケイパビリティ
を象徴してるし、その渦中で、叫ばれてた
K字化
みたいな言葉が、まさに、
変化に対応できる組織や産業=魅力的
変化に対応できない組織や産業=淘汰される
を象徴してるよね〜〜〜〜👀って、多分、目先に反応するばかりで、本や新聞といった
情報に目先の答えを持って接するだけのせっかちで生真面目な人
はびっくりするぐらい忘れるのが早いから、そんなことも忘れて目先に反応してるだけだろうけど。
the four
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って、数年前に結構ヒットしてマスコミも持て囃してたのに、たしか第6章あたりに書いてた
trillion algorithm
って言葉が一番この本の核になるくらい読んでいて重要なのに、日本のメディアでは全然語られず、その代わり、
GAFAって言葉を生み出した後に、GAFAMって言葉に変容させる
といった感じで、言葉遊び(センスメイキング)みたいな感じに終始させてた。要は、
理念を語る経営者ばかりで、周囲に実務家がいない
んだろうなと💦議論をして、理念ばかりを紡ぎ出したところで、現場の何が問題かを見据えて、
変化に即応できる組織を作れない
と意味はないし、変化に対応できず淘汰されるだけなのに。この本が出るはるか以前に出てた
でも、Appleに舞い戻った後に、現在のAppleにつながる礎となった、Appleの経営哲学
Think different
Product definition
が語られていたけど、それも、この本で言うところの
trillion algorithm
の中のひとつ
vertical Integration(垂直的統合)
で、社会の変化(=ダイナミック・ケイパビリティ)に応じたトップの決断に、組織が柔軟に対応できる統合が図れていたから成り立つ話。
まあ、いろんな柵があったり、背景があったりする
だろうけど、それを言い訳に
既存の組織のやり方を守り、
目先の変化に対応できない
やろうと思えばできることを先送り
にしていては、組織を守ろうとしているようで、
次の変化に対応できない硬直化した体質を野放しにした結果、組織の寿命を却って縮める
だけなんだけどね💦
はっきり言って、こんだけ円高とか進んでるから、
次の変化っていうよりも、一昨年くらいから今後紹介する
エコロジーベースの進化理論で出てくるVSRSモデルの
V(variation)に実はすでに入っていて、
今やS(selection)の段階ですでに淘汰は始まってる
実際、その余波で、円高、資源高、材料高、賃上げなんかが進んでるだけの話だし、その影響で、ローコードツールやノーコードツール、フリマサービスや生成AIみたいな技術が隆盛を極めてるんだけどね。
端的に言っちゃえば、
で紹介した
くらいの簡単でシンプルなサイトを作るくらいだったら、もはやノーコードで誰でも簡単に素材さえあれば、無料で作れる時代に、
どこかと取引があるからって、
変わろうとしないWEB会社がいつまでも安泰なわけないでしょ?
そう思い込むのは個人の自由だけど、その企業自体が、Googleサイトみたいなツールを使って、
外注してたサイト自体を自分たちで作り始めたらどうする?
オイラが実際、6月末までいた地場大手の不動産会社は、
すでにそれに乗り出していたけどね👀
なんかで書いていたのは、そーゆー背景もあって、前回の記事につながっていたから。
日本人は変化を嫌う
なんて言葉をよく耳にするんだけども、民族として、変化を好もうと嫌おうと、否応なしに、
変化していくのが、諸行無常な社会てか自然界
だし、その気質で、変わる機会を全て先送りしてきて、失われた何十年か知らないけど、今に至ってるんだから、
もういい加減、すぐに変わらざるを得ない、行動に移してないとおかしいってことくらいは気付こう
いくら嫌いだからやりませんってゆーたところで
世界はあなた方のお母さんではないからね🤔
まとめ
社会は自然界の一部で、自然界自体が日々変化していってるんだから、
変化を日々、組織として吸収しながら、変化を楽しめる組織を作る
ことが大事
変化に対応しながら、変化自体を楽しむ
なんて
組織に余裕がないとできない
からね。だから、これまでの記事で
ボラティリティ(不安定要素)とケイパビリティ(変化)を常に意識しながら、経営をすれば、サステナビリティ(持続可能な)経営を実現する
て書いた次第だし、
攻撃は最大の防御ならぬ守りこそ最大の攻め
👉100%守りの経営
とも書いたのは、
以降の記事で触れてるポイントを理解してれば、
向き合うべきは、他の組織ではなく、これまでの自分の組織であって、自分の課題に真剣に向き合っていれば、結構簡単にイノベーションなんて起こせる
👉一度も他の組織と比較やら競争をしろなんて書いた覚えはない
いくら他社と比較して、競争ばかりを意識して攻めの経営をしたところで、
自社の問題点に向き合わず、他社と同じことをやってるだけであれば、その企業が潰れた時に、実は自分の会社も同類と見做されて社会から淘汰されない保障なんてどこにもない
から、他のマガジン記事でも
って感じで、
脱成長・脱競争・脱努力
ってキーワードを使ってるんだけどね。
全てはひとつにつながってるからね〜〜〜〜
自分の興味があること、関心があるトピックスだけを拾って
理解した気になるのも勝手だけど👀
変動が大きな社会状況で、
自分には関係ない
って即断即決で切り捨てるのは、勝手だけど自分には関係ないは、正確には
(今の)自分には関係ない
ってだけで、
明日じゃあ会社が倒産したら?
配偶者の異常性が判明し、離婚することになったら?
自分の預かり知らぬところで企業全体の不祥事が報道された
てなった途端に、
自分に関係があるってなってから、
全て行動すれば大丈夫なの?
それこそ
正常性バイアス
に過ぎないと思うんだけど👀?それも
余計なお世話なの?
それを、変化をいつまでも吸収しようとせずに、自称経営者でやってる人が多過ぎて、経営理論自体を、理論なんか関係ないで切り捨てて、自分たちですぐに改善できることも改善しようとせずに、最終的に非上場化とか資金の借り直しなんて愚策に走る無責任な企業経営者が多すぎるのがこの国の実状だし、日銀ですら財政ファイナンスをもう5年くらい続けてるだけだしね。それで、
守りこそ最大の攻め
100%守りの経営
👉備えあれば憂いなし
って書いてるだけの話。
変化を嫌うなら嫌えばいいし、やりなくなければやらなければいい。
その結果、オワコン化して淘汰されるだけの話なんだから。
結局、
答え=正解なんてない
んだから、理論もきちんと学びつつ、経験も積みながら、自分の頭でしっかり考えるしかないやね🤔
💃知識とは使って初めて、知恵になる🕺