【日記】創作することの楽しさ
毎年このくらいの時期になると、何となくそわそわする。
もう何年も前の出来事なのに、このくらいの時期は会議詰めだったなあと懐古してしまう。
年度末に向けて、成績処理だったり進級界隈の話だったり。
はたまた来年度に向けた、クラス分けだったり教科の割り振りだったり…。
もうそぞろな記憶だけれど、最後まで気を抜くことのできない時期で、電卓を叩きながら出席日数をシビアに確認し、受け持ちクラスの年間ムービーを作るのが私の「恒例」だった。
そうそう。
毎年毎年飽きもせずに、睡眠時間を削ってはクラスのムービーを作ってた。
去年も、こんなをどこかで話してたかもしれない。笑
何ならきっと、来年も再来年もずっとしてしまうかもしれない。
思い出は年々淡くなるけれど、それでもしわしわになるまで、これから先もきっと残っているものを何度も取り出して眺めてしまう…。
「私の目」から見える彼らを残したかった。
親の前ではしない顔。
友達の前でしか見られない顔。
たまには、友達の前でもしないような顔。
教壇からはいつだって、客観的に彼らを見ることができた。
見られることを意識していない、教え子の姿を切り抜くのが堪らなく好きだった。
それを一本のムービーにまとめて、年度終わりにクラスみんなで見ることが、私にとって「その年度の最後のまとめ」だった。
この辺もいつか、しっかり意図を書きまとめてみたいなあ。
そんなわけで、ここ最近はぼちぼちとまたいろんな「創る」ことに精を出している。
noteのヘッダーも変えるためにゴソゴソしているし、一件つくりたいムービーもあって、久しぶりに多方面への制作意欲をワクワクしながら抱きしめる。
今宵の作業用BGMは「レイチェル・プラッテン」の「Fight Song」だ。
以降ざっくりした訳詞。
これは私のファイトソング
人生を取り戻す歌
私は大丈夫だと証明する歌
私の力はみなぎっている
今この瞬間から私は強くなる
私は私のファイトソングを流すの
私は誰にも信じてもらえなくても全然気にしない
だって私には
まだまだ戦う力が残っているから
うえーん、なんて力強い歌だ。かっこいい。
先日ラジオか何かの広告で聴いて、惹かれてその場で検索をした一曲だ。
何となくまだ出る咳を気にしつつ、ちまちまいろんな制作物に手を出しながら、今夜も私の夜は更けていく…。