自作ゲームの配信営業資料を公開します
■はじめに
こんにちは、ゲーム制作サークル「ほんわかふわふわ」代表、花倉みだれです。
先日マジもんのパチンコ・パチスロ系チャンネル「SEVEN’S TV」様のVTuber「七福あかね」様に、自作ゲーム『【RTART】リアルタイムアシストリプレイタイム ～閉店までの1分間～』の実況配信をしていただけていました。
すっご～い！！！
ハチャメチャに嬉しかったですね。
もちろん、DL数などにも非常に好影響でした。圧倒的感謝。
というわけで、折に触れて「実況歓迎ですよ」ということを「ほんわかふわふわ」としてはお伝えしているのですが、もう一足踏み込んで「ぜひやってほしい」といったニュアンスのお話をできればなと思っています。
七福様に関しては突然の出来事でよしなに触れていただいた形だったんですが、そもそも私は「RTART」のプロモーションとして、数人の方に配信をしていただけないか営業していたりもしていました。それくらい、配信でプレイしてほしい（現実的に都合がついてバランスが取れるラインならいくらか払うのもやぶさかではない）と思っているのです。
今回はこういう際に用いている資料を汎用的な形に調整して公開できればなと思っています。まぁ、実際のところあまり勝率の高くないお声がけの類ではあるので魅力ある提案なのかは絶妙なところではあるんですが、一旦気にしないものとします。
では、参りましょう！
■紹介スライド（抜粋）
（基本的に口頭で補足する前提のスライドなので諸々ざっくりしたり詳細だったりマチマチですが雰囲気でご理解いただけたら……！）
●お伝えしたいこと
実写の配信者の方にやっていただけるのも当然同じく大歓迎なのですが、一旦Vの人を前提にしています。
スタンスとして「いつかやってやってもいいな」と思ってもらえたら上々だろう、と思っています。
●概要
プラットフォーム：Steam（WindowsPC）
価格：無料
ジャンル：ART、萌え系スロットをモチーフとしたオリジナルスロット風ミニゲーム
配信日：2023/5/11
■ゲーム概要
「未来の無限ART搭載の爆裂機のARTに、閉店1分前に突入した」というシチュエーションで
アシスト通りにスロットのボタンを押しまくってメダルを獲得しまくるというゲームです。
萌系パチスロをモチーフとした、プレイ時間3分ほどのミニゲームです
■ストアURL
https://store.steampowered.com/app/2310720/_1/
■ゲームリリース時のニュースリリース
https://indiegamesjapan.com/archives/2023/05/25485/
■街頭ビジョン放映のニュースリリース
https://indiegamesjapan.com/archives/2023/07/27358/
■Vtuberコラボのニュースリリース
https://indiegamesjapan.com/archives/2023/08/27731/
■PV
https://www.youtube.com/watch?v=RrTnf-cwXvo&t=1s
https://www.youtube.com/watch?v=p7mJOfXgPB4
●配信可否について
↓ロゴとか画像とかを公開で置いているのでサムネ作りとかで好きに使ってくださいね、さらに必要があれば言ってくれれば渡しますよ、というようなことを言っています。
●無料であること
「10代～20代前半～」は一般的に言われるVのファン層の話から書いていますが、他意はないです。
なんだかんだ並走したい、後からでも同じゲームやって話題にしたい、といった視聴者側のニーズはあると思うので、無料であることは一定アピールポイントになると思っています。
●シンプルなゲームのスコアアタックであること
#リアルタイムART 配信ありがとうございましたー！！
— 巻乃もなか🐑 VTuber (@monaka_0_0_7) May 13, 2023
目標にしていた！100位以内に入れて嬉しい〜！
各な小バフはあった気がします😌
自分の声がゲームから聴こえる嬉しさ！
そしてリスナーさんも一緒に遊んでくれたり配信をみてくれたりと、とてもうれしかったです☺️
改めてありがとうございました！
↑このツイートポストを引用しているのですが、このゲームに限らず比較的シンプルなゲームの場合、特別参加型として企画しなくてもファンと体験を共有しやすいという強みがあるなと考えています。
例えば流行したスイカゲームなどでも「俺はn点だった」と少し遊べば言えたり思ったりできるのってとても楽しい体験だと思うんですよね。
個人的にはこれがFPSとかTPSだと気軽にはできなくて、好きな配信の人がAPEXとかGTAとかﾊﾞﾛﾗﾝﾄ祭りしてるとぐぬぬってなったりもします（笑）
●単発の配信で終われるボリュームであること
ワンプレイが短い、1回の配信で後腐れなく終われる、というのは選ぶ側の思考を想像すると悪くない特徴であると思っています。
スイカゲームとか8番出口とかもそういう感じありますしね。
なのでそれを載せています。
配信してくださった方は見つけ次第プレイリストとしてまとめさせてもらっているのですが、それをスクショで載せています。実際重厚長大なタイトルではないことをわかっていただけると思いますしね。
気負いせず、なんかやりたいけど何やるかな～って時に、そういえばコレあったな～って思い出せてもらえたら上々だな～って思ってます。
●モチーフ（パチンコ・パチスロ）とデフォルメ
ついにCRホロライブが⁉
— 兎田ぺこら👯♀️ホロライブ3期生 (@usadapekora) December 19, 2023
🔽19時からプレミア公開https://t.co/ca2CS2gLkG pic.twitter.com/Pfs2aa0X26
↑ぺこらさんのこのツイートなどを引用しています。
特別「パチンコ・パチスロ系」として売っていない方であっても、相応に反響がある事例として載せている形ですね。もちろん、ただただぺこらさんが強すぎるだけってところもあるとは思うんですが……。モチーフとして「パチンコ・パチスロ系のゲーム」は一定の視聴者に刺さるのではないか、ということを前提として言っています。
そのうえで、実機配信ではハードルが高い、通常時が退屈みたいな問題があるところを解決した、デフォルメされたライトなものとしてRTARTはポジションがあるのではないか、ということを言っています。
●トークのしやすさ
ゲーム開発者、販売者として矜持が強ければ強いほど、配信者としての意識が高いほどそうではないという声も聞こえてくるかもしれませんが、私が配信者側の思考を考えるに、ゲームを配信で扱うのはリアクションの取りやすさ（＝トークのしやすさ）に強みがあるからだと思っています。
なので、その点一定担保できると思うよ、ということをアピールしています。
●これまでの配信について
レインさん、七福さん、巻乃さん、猫魔さんそれぞれ自分もガッツリ見ていて相応に盛り上がっていただろうと判断しているので、これを過去事例として紹介しています。
ご自身やファン層がスロッターならそれはそれで、そうでなくても一定盛り上がると思うよ、ということを伝えたい気持ちです。
どれも楽しいのでね！！
●こちらから提供できる価値について
やれること、やりたいって言いだすかもしれないよということを載せていっています。
●Steamニュース配信
Steamのニュース配信に「ライブストリーミング / 配信」というカテゴリがあるので、ここで予告 / 事後の報告を行うことができます。
このニュースはストアページやアプリから見た時にしばらく結構目立つところに表示されます。
私としては、何かしらポジティブなニュースを届けられるのはありがたいですし、露出面でこれを価値と感じる方もいらっしゃるかと思うので、こういうこともできますよ～というようなことを書いています。
●楽曲の搭載
ゲーム性的に、BGMはいくらでも追加することができます。
過去事例として、猫魔しろあさんと巻乃もなかさんに楽曲のご提供をしていただいていたので、そのことについて紹介しています。
ゲームの雰囲気に合う（パチンコ・パチスロっぽいと思える）のと、権利関係的にクリアな楽曲であれば概ね前向きに検討できます。
実質サントラとして聞き放題になってしまうので、販売しているような場合は難しい判断となってしまうとは思うのですが、この取り組みそのものは楽曲提供者のファンの方の心象も良かったのではないかと思っていますし、自分もゲームのクオリティが底上げされてとても嬉しかったので、双方幸せになれる話として進められるのであればぜひにと思っています、といった話をしています。
「自分の歌が搭載されたゲームの配信」であればよりバリューもつけられるかもしれませんしね。
●その他ゲーム内の実装
エンドカードのイラストはこれまで描いていただいたものを使用させていただいています。これを追加することは技術的に可能です。
また、ゲーム内でぐるぐる回しているバナー広告や、クレジットなどに追加することも検討できますよ、というような話をしています。
（楽曲やイラストをご提供いただいた場合はむしろもれなく載せたいところですね）
●ファンアート
これは特別約束するものではない（平和なべ側のリソース状況次第）のですが、基本的には気持ちばかりお礼はさせてほしいなと思っています。
自分たちとして考えるとどうかなぁ、と押しつけがましいかなぁという葛藤もないではなかったりしたんですが、これまでの感じはおおむね好意的に受け取っていただけているのかなと思っています。
規模感等々の違いはあれど「推しが配信したゲームの開発から描きおろしのイラストが来た」くらい抽象的に考えれば、ファン的には結構嬉しいのかなぁと思いますしねぇ。
●切り抜き映像の（街頭）広告利用
以前noteにも書いたんですが、RTARTについては以前個人で街頭ビジョン広告を掲載していました。
これはとても楽しかったので、もう一度やれないかな～ということはずっと考えています。次やるなら、誰かのプレイ映像の切り抜きを使いたいな～ということも思っています。
具体的な計画があるとかではないので現状、相談することが出てくるかもね？ くらいの話でしかないんですが。
「街頭ビジョンでの広告に使わせてほしい」というの、普通に考えたら広告塔になってくれという話なのでこちらがお金を払うのが筋だと思っています。
一方で「街頭ビジョンに載る」ことそのものがバリューになる、嬉しいという方々も結構いるとは思っていて、実際それを景品としてゲームの大会が開かれたり、実際ファンの方が喜んでいたりみたいな事例も散見されます。
この辺のバランス感覚的に、お互いいい感じのところで落ち着ける話ができればいいな～と思ってます。これは本当に、可能性の話レベルですね。
■終わりに
実際のところ、これらのスライド+数枚のスライドを用いてするプレゼン、5分くらいでやるんですが、補足しながらだと結構な文量になってしまいますね（笑）
ゲームの魅力とのプレゼンと、配信することで展開される可能性のあることなどについて言及しています。
とにかくまぁ、配信してくれたら嬉しい～！ という気持ちをわかってもらえたらそれでヨシです。
ぜひやってやろうかと思うタイトルの1つに加えていただけたらと思います！！
詳しい話聞きたいとかあればお気軽にお声がけくださいね！
お気持ちを形にして頂けることは大変光栄で、勿体ないながら大いに感謝いたします。いつもよりちょっとおいしい飲み物や食べ物を頂きますね。