口論の末に
今日、職場で上司と口論になった。
私は非常勤職員で相手は正規職員の係長。
私の仕事は、、例えるならば、
そう、道路に穴を掘ってすぐに埋めるような
そんな仕事だけれども、
それでも事故が起きないように
それなりに段取りを決めて仕事をしている。
なのに、突然、今の作業を中止して
砂漠にじょうろで水をまけ!
というような命令をされる。
道路に穴を掘る理由も
砂漠に水をまく理由もわからない。
ただ、職員の指示に従うだけ。
なんかイライラしてきた。
だれもいない砂漠に水をまいても
なんの意味もない。
水と労力の無駄遣いだ!
ということを
資料をつけてレポートを提出した。
上司に呼び出された。
上司は意味がなくても
まいて欲しいと言う。
意味のないことをさせることに
意義があるらしい。
そもそも私たち非常勤は意味のある
仕事なんてしていない。
あぁ、
バカバカしい!!
私は非常勤だけど、人間なんだ!!
私たち人間は誰だって
自分の仕事の成果が
少なからず世の中の役に立つような
そんな仕事がしたいんだ!
と、言ったんだったっけ、、
上司は泣き出してしまった。
あぁ、泣かれると引き下がるしかない。
明日も、あさっても砂漠に水をまこう。
それが終われば、穴を掘ろう。
意味がなくても生活のため。
しかし、私は最低だ。
他人を泣かすほど傷つけるとは。
そして、そこまでして
状況は何も変わらないのだ。
だから私はいつもひとりぼっち。