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データを測る「4つのものさし」のイメージ
4つのものさしをイメージしてみる
比例ものさし
まず比例ものさしは、こんな感じ。
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端に「0」が明示してあって、正の方向に無限に伸びる。目盛りは測られるものによって決まる。画像にすると直定規のようにみえるけれど、そういう具体的な、つまり「定規」的なものを描いたのではなく、測られた値がこういうものさしの上に並べられるよね、ということ。
間隔ものさし
間隔ものさしはこんな感じ。
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「0」がものさしの途中にあって、ということはつまり、どこを0にするかを、使うときにある程度恣意的に決められて、正負の方向に無限に伸びる。あとは比例ものさしとほぼ同じ。
順序ものさし
順序ものさしはたぶんこんな感じ。ここからは、直定規的な画像では表現できない感じがする。
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ある程度自由に曲げられて(といっても単純増加的な性質を失わないように=つまり、交差したりしないように)、しかも目盛りがある程度自由に移動できる(しかし隣の目盛りを追い越してはいけない)。
競争の着順をイメージすると、1着の人に1の目盛りを合わせて、2着の人に2の目盛りを合わせるという使い方かな。
年齢階級なんかは、「18歳~25歳」という「範囲」に0を合わせる、みたいな使い方の方がイメージしやすいかもしれない。
名義ものさし
名義ものさしは、いろいろ考えてみたけれど、もはやものさしらしくない。
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要するにただのロープみたいなもので、仕切りをつくって、「ここからこっちは0、ここから向こうは1」みたいな感じ。ロープなので上図のように交差することもできて、「囲まれた部分は3」みたいに、カテゴリの数を増やすこともできる。
ゆるすぎる記事でした
というわけで、今回はゆるい、ゆるすぎる記事でした。こんなあほらしいことを考えている人もいる、ということで。