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【5歳児と在宅勤務】①自分(仕事)の時間をどのように使うか。

本来であれば、子育て×在宅勤務という状況で働く母親として、子育ての観点からも書きたいと思っていたし、 #はたらくを自由に  コンテストで賞を頂いた記事の「感謝note」も書きたいと思っていました。(本当にありがとうございます。是非、きちんとnoteにまとめさせて頂ければと思います)

色々書きたいことは山のようにあって、書きたいことは、連休によく見る高速道路の列をなした車のように私の後ろに連なっているのですが・・・今回は、落ち着いて、一つ一つ丁寧に整理していきたいと考え、まずは、在宅勤務における「自分の時間」について、書くことにします。

まず、「時間」をテコ入れした理由

3月末、小池都知事が「stay home」「3密を避けよう」とおっしゃられてから、会社の方針として、「在宅勤務」の方針が決定し、私も在宅勤務が始まりました。・・・それも5歳児の息子と共に。

その状況になって、一番危機意識を感じたのが、組織に属すものとして、「コロナだから仕方ない」で妥協を自分に許してしまうことでした。成果やクオリティを落としたくないと思う自分と、とはいえ、5歳の息子を抱えた在宅勤務の間で、今までコントロールできていないものができなくなる状況・・・ここを、打破することが一番大きな壁だったのです。

そこで、最初に大事にしようと考えたもの・・・それは、「時間」です。

もう、当たり前すぎて、「柳は緑花は紅」「犬が西向きゃ尾は東」ではありますが、自分への戒めのつもりで言います。時間は借りることも、お金で買うこともできない!!!いくら欲しくても、誰かに懇願しても、ドラッグストアを何件も回っても、、、時間を作り出すことはできません。

私にとって、子供との時間も必要。そして、仕事の時間も必要。どちらも自分のライフそのものですし、優先順位を下げることはできません。

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参考:アドビ システムズ 株式会社「テレワーク勤務のメリットや課題に関する調査結果」(2020年3月)

noteをはじめとして様々な人の意見を拝見すると、他にも在宅勤務を通して課題となることはたくさんあります。例えば、上記のような問題・・・「コミュニケーション」「マネジメント(自他)」「ツール整備」「運動不足」「集中力」等は、私自身においても、不安もあり、十分問題でした。

「過去と他人は変えられない、変えられるのは自分と未来」

なんて、言葉もありますが、まず自分ができることは、時間の浪費を抑え、より効率的な時間の使い方を模索すること。自分の時間管理に手をつけて、見直すことから始めました。

コロナじゃない状況でも、皆様やっていらっしゃることもあるとは思いますが、改めて、振り返ってみたいと思います。

①仕事の棚卸を行ってみる

まずは、一日の仕事を何をやらないといけないのか、全て洗い出しました。自分は時間をどのように使っているか、見える化する意味でも、やっておいてよかったと思います。

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棚卸しは、細かくできるくらいまで細かくするというよりは、大枠のタスクベースで刻みました。とはいえ、90分をMAXにするイメージです。(「名もなき家事」ではないですが、意外に「名もなき仕事」も多いことに気づくかもしれません。それも洗い出せると尚よし。)

その洗い出したタスクを「人と関わる」タスクと「一人で進める」タスクに分けました。ミーティングや営業、電話、面接など、誰かとコミュニケーションする、つまり、相手の時間を拘束している仕事が「人と関わる」タスク。一人で黙々と集中して進める仕事は「一人で進める」タスクとして、分けます。

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②時間をまとめてしまう

更に、一人で進める仕事を頭を使う「思考業務」と、手を動かすことが主な「作業業務」に分けます。

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そうすると「人と関わる」タスクはどうしても、日中に行うことが必要なので、動かすことはできない業務だと分かります。一方で、思考業務や作業業務は、会社の同僚やクライアントを巻き込まずに、一人で行う業務となります。こういった一人で進める業務は、子供が寝ている間にスケジューリングすることができますよね。私は、できるだけ、子供が起きている時間を育児に充てたかったので、「一人で進める」タスクは、息子が寝ている時間に否応なしに行うことに決めました。

更に、思考業務は朝早く起きて考える方が、自分は進みやすかったので、思考業務は朝の息子が起きる前に。一方で、時間が遅くなればなるほど、脳みそ疲れも出てきて、ヌケモレが出る危険性があるため、メールの返信や経費精算など、夜は作業業務の時間を取って、自分なりに捗らせるようにしました。(夜の方がハイパー仕事ができる方もいらっしゃると思うので、そういう場合は、夜が思考業務!みたいなパターンもあるかもしれませんね。)

ポイントとしては、時間をまとめること。集中して仕事をする時間を作ることで、集中力の最大化を目的としています。まとめるといっても、あんまり長くし過ぎないようにしていました。人間の集中力は90分が限界と言われているので、90分にまとめられるものは、意識して90分にまとめました。(冒頭で仕事の棚卸をする時に、90分くらいを意識していたのは、このせいです。)

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③スケジュールの調整をする

次に、1週間単位(もちろん、翌週の予定も鑑みながら)でタスクの実施日を変更していきました。実際、①仕事の棚卸しの際に、1日だけでなく、できるだけ先のタスクの洗い出しも行う方がいいと思います。タスクが移動できる日を当日の朝昼晩の中に収めるのではなく、日をまたいで移動ができるからです。一週間を通してタスクを全体的に俯瞰して見てみると、意外に今日やらなくてもいいのでは?とか、もっと前倒しすれば、解決できるのでは?とかいう予定もあったりするんですね、これが。

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更に、このスケジュールにおいて、ご両親やご夫婦で協力できるのであれば、週で自分の予定を調整した上で、家族の予定とも調整できるともっといいなあと思います↓

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↑一緒にご飯が食べられたり、大人と子供時間があるといいですね♪

④毎週、振り返る

実は、このようなスタイルで、①仕事の棚卸し~②時間をまとめる~③スケジューリングまでやりながら、早朝の集中タイムと日中の集中タイム、夜間の集中タイムで心地よくなってきたな~と感じるまでに、1か月ほどかかっています。それまでに、毎週毎週、日曜日の夜に振り返って、あ~でもない、こ~でもないを繰り返していました(苦笑)

実際、早朝に思考業務を始めたのも、日中、集中できなくて効率の明らかな低下を感じたので、眠い目をこすりながら起きてみたら、

「結構ええやん・・・♡」

となったからですし、

90分スタイルができ始めたのも、4時間ぶっ続けでミーティングを日中に入れた結果、息子の乱入が増えたり、私自身が参ってしまったりして、精神的に追い詰められた結果です。

結構1か月自分なりに試行錯誤しながら、やってきたなと言う感じ。日々、振り返りながら、組み替えていく・・・これは、コロナうんぬんとは関係なくても必要ではあると思いますが、1か月やっただけでも、いかに仕事に流されがちだったかを感じるきっかけにもなりました。

正直、時間マネジメントに課題感がある方は、今がチャンスだとも思います。在宅勤務の今だからこそ、日々の業務時間の中にある「成果にはつながらない時間の浪費」が極限にそぎ落とされている状態だと思うのです。

私は、この1か月、

①仕事の棚卸を行う

②時間をまとめる

③スケジュールを調整する

④毎週、振り返る

のサイクルを回しながら、やってきました。

皆さんも、どのような時間の使い方を今することが、自分にとっても組織にとってもwin-winなのか、是非この機会に見直してみてもいいのでは?

そんなメッセージで締めくくらせていただければと思います。

とはいえ、まだまだ課題は残る

わぁぁぁぁ・・・YES。そうなんです。時間のマネジメントなんて序の口です。正直、冒頭にもお伝えしたように、子供と一緒にする在宅勤務において、時間マネジメントだけでうまくいってるわけなーい!!もう、エベレストもびっくりのなほど、山積み。

特に、inputとoutputの時間がほとんど取れていないことに関しては、ただ今四苦八苦中です。通勤時間が無くなることによって、SNSでの情報収集やkindleでの読書もほぼできていない状況・・・

ですので、時間マネジメントのほかにも、正直、色々試行錯誤しています(今も)。子供に対して、や、同僚へのアプローチ、などについては、なんとなく型が見えてきたので、是非近々noteにてご報告したいと思いますし、input/outputの話も是非、なんとかどうにかやっていけるといいな・・・。

こうやってああでもない、こうでもない、と自分の「はたらく」に向き合っているのも、先日のコンテストハッシュタグ「#はたらくを自由に」に、関わることかもしれないな、と最後まとめてみて、思う私。自分の中で、永遠のテーマなんだろうな、と感じる投稿コンテストで賞を頂き、改めて嬉しく思いました。

ちゃんと #はたらくを自由に  受賞noteは別の機会に書きますよ!

本日も、長文、お付き合いいただきありがとうございました!

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