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『好きなものは好き、やりたいことはやってみる』という感覚は大事

ゲーム好きは遺伝か

今朝、息子が東京へ戻った。
大学は10月から秋学期が始まる。
帰郷の際は随分ゆったりとした日々を送っていたが、そろそろ向こうでのペースに戻していかないといけない。
工学部ということもあり、ハードな時間割。
真面目さ故に全力投球。
課題も試験も頑張っているようだが、併行して遊びも全力投球。
息子はゲーマーとまではいかないが、かなりのゲーム好き。
ゲームキャラの研究は尋常じゃない。
やるときは真剣そのもの。
そんな息子のゲーム好きはどうやら遺伝のようだ。
私もまたゲームをする際、かなり拘る。
ゲームを惰性でするのは時間の使い方としてあまりに勿体ない。
やるなら全力投球でやりたい。
やはりこれは遺伝である。

ドラクエXの世界

ファミリーコンピューター。
いや、ゲームウォッチ?
もっと前だと昔の喫茶にあったインベーダーとかやっていた世代だ。
大半有名どころのゲームはやってきた私だが、結局、自分に一番合っているのはRPGである。
その中でもこのゲームは今でも私を魅了する。

ドラゴンクエストシリーズ

子供の頃、ドラクエにハマった人も多いだろう。
ドラクエⅢなどではエンディングで感動し、泣いたほどである(笑)
今はCDを購入するという時代ではないだろうが、当時はこういったゲームのサントラなどもよく発売されていた。
ドラクエの曲をオーケストラが演奏。
あの感動が蘇る…的な殺し文句でドラクエ信者を魅了。
そして、今もなお、コンサートなどが行われたりもしている。
まだ一度も足を運べていないが、死ぬまでに一度は聴きに行きたいものだ。
故すぎやまこういち先生のあの世界に思いっきり浸ってみたい。


遂にテレ東でドラクエ実写化

ドラクエ好きはゲームだけにとどまらない。
ドラクエをしてきた人ならほぼ知っているドラマ。

『勇者ヨシヒコ』


テレビ東京でやっていたこのドラマはあまりに有名である。
私の場合、田舎にいたため、タイムリーには見ることができなかったが、全シリーズ見ている。
以前、勇者役の山田孝之が『東京オリンピックが終わったらまたやってもいい』的なことを言っていたが、あれはどうなったのだろう。
立ち消えにならないことを祈りつつ、待っている自分がいる。

息子の一言でドラクエ再開

そんなドラクエ好きの私がドラクエを再開したのは、息子が大学受験を終えてからである。

『もう年齢も年齢だしやってたらおかしいよね』

何気に言った私のセリフ。
その言葉に息子が背中を押した。

『やりたいんだったらやればいいやん、年齢関係ないやろ』

かなり遅れてからのスタートとなったが、現在も『ドラクエX オンライン』をやっている。
ちなみにオンライン版はまだストーリーは終了していない。
定期的にアップデートをして、私たちを楽しませてくれている。
日課、週課、イベント、月1回のテンの日。
極度のゲーム嫌いの親には絶対に言えないが、これが私の趣味であったりする。


『年相応の趣味を持たないといけない』はもう古い

好きなことをやるのに年齢など関係ない。
好きなものは好き、やりたいことはやってみるべきだ。
人は自分以外の誰かと比べる習性がある。
しかし、周りをそこまで気にする必要がどこにあるのだろうか。
それでなくても生きづらい世の中。
こんなことまでなぜ人の目を気にしないといけないのか。
全ての人が同じでないといけないなど、誰が決めたのだろうか。
日本はマジョリティが常識で、マイノリティが非常識みたいな傾向にある。
少しでも『常識』から離れていると『非常識』とみなされ、場合によってはマイノリティはいじめに合うことすらある。
世間が勝手に決めた『常識』が正しいわけでもないのに。
最近、ようやく多様性が認められつつある。
そんな世の中になっているのに、ドラクエひとつやることに躊躇していた私は古い感覚で生きていたのだろう。

『好きなことすればいいって言ってたの、自分だよね?』

そういえば、息子に言われたこのセリフ。
これは自分が息子によく言っていたセリフだ。
直後、すぐにドラクエを購入し開始した。
オンラインだけあって、ドラクエ好きがたくさん集まっている。
よく見てみれば、同年代がチラホラ。
何やら、80歳超のおばあちゃんもいるとか。
一度遭遇してみたいもの。
楽しみ方もいろいろのようだ。
素晴らしい世界がそこには広がっている。
好きなことをやれば生活は充実する。
楽しいと思えることは幸せだ。

メインの職業は『どうぐづかい』。
サポ役しながらも要所要所で攻撃。
どうやらこれが性に合っているよう。
でも、時にはガンガン攻めたいもの。
現在はバトマス育成中。

ドラクエ、再開して良かった。
息子には感謝している。

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