お手上げ状態で相談されてもお手上げです。。。
みなさんこんにちは。
少し肌寒い夕方をいかがお過ごしでしょうか?
天気が少し不安定みたいです。
さて、今日の本題は
「訪問介護を打ち切られた」
という相談を受けた話をします。
結論からすると、
どうにもならなかったです。。
訪問介護を断られたのには
もちろん理由があって、
利用者が訪問介護職員にキレたことが原因で
暴力行為と見なされたそうです。
利用者いわく、
いつもの人が退職して、、
代わりに来た人が使い物にならん。
仕事は遅いし、血圧も測ってくれない。
なんなら血圧計を持ってきてないし、
持ってきたと思ったら電池がない。
ということでキレたそうです。
片一方の話を聞いただけでは
なんとも言えないですが、
とりあえず謝って済むなら
謝ればいいと思います。
が、謝らないそうです。
悪いのは訪問介護職員であり、自分ではない。
しかも、こっちは困ってるんだから
助けるのがあいつらの仕事。
それができないならやめればいい。
中途半端な気持ちで支援の仕事するな!
税金の無駄遣い!
という主張でした。
そりゃあ、困ったねぇ。とは思ったものの
話にならないと思ったので
とりあえず他の事業所を探すことで終話。
今回のことはよくあるケースかなと思います。
当事者の方がやってしまう勘違いで、
福祉関係の社会資源っていうのは
利用者はどこの、どんな社会資源を
利用するのか選べますが、
支援者は正当な理由があれば
断ることが出来ます。
一度契約して、利用開始しても、
契約を解除してしまえば、
元利用者となります。
本人がどんなに困っていても関係ありません。
じゃあ、利用者は支援者のご機嫌を
伺わないといけないのか?!
と、感じる方もいるかもしれませんが、
そんな話ではないです。
対処出来ない人を出禁にしただけ。
今回のケースのように
過度な権利主張や利用規約違反などが
あった場合、管理者は利用者ではなく
職員の主張や保護を優先します。
え?利用者第一じゃないの?
と、思うかもしれませんが
少なくとも僕は違います。
職員一人一人が
利用者に適切な支援をできるのかどうかは、
職員マネジメントにかかっています。
そして僕は何があっても、
絶対に職員の味方です。
利用者の味方じゃないのかよ!?
って言われますが、、、
普通に考えてみてください。
自分が職員だったとして、
何か問題や困ったことがあったときに
施設側が自分を守ってくれない
そんな施設で一生懸命働けますか?
安心して働けますか?
無理でしょ???
結果、優秀な人ほど離れていきます。
どこにも転職できない人だけが残ります。
これはどの業界・業種・法人にも
当てはまりうるマネジメントの常識です。
が、福祉ではこれが採用されているところは少ないです。
だから超ブラックだし、
優秀な人ほど辞めるんです。
それが回り回って利用者に跳ね返るわけです。
だから、今回の相談で訪問介護事業所の決定は
僕は支持できてる内容だなと思いました。
で、利用者が反省しないし謝らないなら
契約解除されるのは当然。
だっておっきい声出されたら怖いし。
過度な要望に応えられないし。
嫌なら他を利用すればいい。
強制的に特定の社会資源を
利用しなければならない理由はありません。
文句があるなら他に行けば良い。
と、いう事でどうにもならないねって結論に至ったわけです。
社会資源は願いを叶えてくれる魔法ではないし、福祉関係の職員はドラえもんじゃない。
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