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【SDGs】つくる責任つかう責任
こんばんは!まなてぃーです🧜♀️
今日は生産と消費について考えていきます。
地球の自然が回復できる量を1だとすると、
現在の社会は1.6もの資源を消費し環境に負担をかけているそうです。
1.世界の生産と消費問題
上述したように、行き過ぎた生産は自然環境を破壊します。
森や海の豊かさだけでなく、動植物の生命も脅かされています。
これは人々の健康被害にも繋がります。
資源の使い方も考えなければなりません。
増え続けるごみ問題も深刻です。
毎年捨てられる13億tのごみのうち1/4を有効に使うことができれば、
飢餓に苦しむ全ての人が救われるとの試算もある程です。
日本ではファストファッションの流行も影響し、
4枚に1枚の服が新品のまま捨てられています。
スマホ等の電子ごみに関しては、
壊れたからではなく新型が欲しいからという理由で捨てられてしまいます。
ごみの中には放射性廃棄物等危険なものもあります。
食品ロスの問題も見逃せません。
先進国をはじめ消費する側にも問題がありますが、開発途上国にも大きな問題があります。
保存技術や輸送手段がない為、消費者に届く前に腐る等して捨てられてしまうのです。
反対に日本では食品の規格が厳し過ぎる為、
食べられるのに捨てられてしまうという事態が起きています。
2.対応
環境に配慮したエコハウスと呼ばれる省エネ住宅が沢山建設されています。
コンテナハウスや藁の俵で建てられたストローベイルハウス、ゼロカーボン住宅…
廃材や土で建てられたアースシップでは電気や水も自給自足しています。
資源の枯渇問題に対しては
再生可能エネルギーの導入と実用化に向けて各国が懸命に取り組んでいます。
増え続けるごみ問題に対しては、
ごみを集める仕組みをつくる人たちが出てきました。
ナイジェリアでは若者がアプリを開発。
少しのお金を払えば二酸化炭素を出さないカート等を呼んでごみを回収してもらえる仕組みになっています。
ごみを減らしながら雇用まで作ってしまったのだからすごいですよね!
アフリカのクリーンアップイニシアチブとウィサイクラーズという団体は、ラゴスの貧困地区で
学校に行く為の費用の一部をお金ではなくプラごみで払える仕組みをつくりました。
こちらもごみは減らせるし教育にも参加でき画期的!
日本でも店等から捨てられる前に消費期限が迫った食品を安く購入できるアプリがありますよね。
クリスマスケーキや恵方巻を予約販売制にする等、
食品ロス抑止への意識が高まってきたように感じます。
2001年に日本で施行された循環型社会形成推進法では対策の優先順位を明記しています。
①廃棄物の発生をなるべくおさえる
②使用済み製品を再使用する
③使用済み製品を原材料として利用する
④廃棄物を燃やして熱や電気に利用する
⑤廃棄物の適正処分
とにかくごみを減らすことが大事ということですね。
企業レベルでもその努力は為され、
産業廃棄物の再資源化や里山保全に取り組む会社、
食品廃棄物から飼料を製造する会社等があります。
3.できること
つかう責任に焦点を当てて考えてみます。
つかう責任とはまず第一に大事につかうこと。
製品がどのようにつくられているかを知ると愛着が湧きます。
倫理・道徳的に正しい消費を行うエシカル消費思考を持つことはできることのひとつです。
そして、認証ラベルのついた製品を買うこと。
その種類はエコマークやFSC認証、国際フェアトレード認証、海のエコラベル、GOTS等多様です。
つかうことについて3R(Reduce、Reuse、Recycle)に加え
Refuse、Repair、 Rental、Rethink、Reform、Return、Respect等の考え方も頭に置いておくといいですね。
私自身マイカーを持つのが夢でしたが、
今はシェアで充分だなと思うようになりました🚗
欲しいものがある時はメルカリパトロールもしています。笑
スポGOMI等ごみに楽しく向き合えるイベントに参加するのも面白そうです!
つかい方が変わればつくり方も変わります。
一つの行動を変えることは未来を持続可能にしていく上でとても重要です。
SDGsのいくつもの目標達成に同時に貢献できるからです。
モノに囲まれて生きる私たち。
つくる責任もつかう責任も当事者の私たちにあり、
その未来も私たちの手にあります。
See you on Sunday. 👋
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