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カエルクリエイターズフェスタ2023でした
アクアトトぎふ自体が賑わっていて多くのかたがご来場くださり、トラブルもなく、素晴らしいイベントになりました!ご来場の皆様、他の出展者の皆様、アクアトトぎふの皆様、本当にありがとうございました!
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2日間とも晴天でした。
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今回は特別版と第九・十集のみだったため設営はシンプルなものでした。流石に寂しいので……、
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ちょくちょく登場させていますがオオサンショウウオの化石種アンドリアス・ショイヒツェリの縮小模型を展示しました。
小説を読む習慣のないかたにも化石両生類に関する体験が少しは残るかなーと……そうは言っても前面に出ているのが小説のほうなのでそこまで注目されてはいませんでしたが。
売れ行きのほうはTwitterで宣伝できなかったにもかかわらず好調でした。ご興味をお持ちくださった皆様、始祖鳥堂書店の本をお目当てにしてくださったかた、本当にありがとうございました。
やはり既刊を絞ってご来場者さんが迷わずに済むようにしたほうがいいようです。まあ今回は小さいイベントなのと水族館のついでにというかた中心だったので第八集以前をお求めのかたは少なかったのですが、博物ふぇすやいきもにあだと既刊を名指しでお求めのかたに向けて前に出さず少数持ち込んだほうがいいのかな?とは思います。
そう、既刊をお求めのかたといえば久しぶりにお会いできたかたが出展者のかたにもご来場のかたにも何人もいらっしゃいました!博物ふぇすやいきもにあではあまりお会いできなかったかたもいらして、とても嬉しかったです。
Twitterが凍結されていることについても温かいお言葉大変ありがとうございました。解除されてからの運用は前とは違ってしまうかとは思いますが、異議申し立ては粘り強くやっております。
他の出展者の皆様やアクアトトの皆様もとても親切にしてくださいましたし、作品やバックヤードツアー、特別展もとても素敵でした。テーマが両生類(主にカエル)に絞られているだけに皆様の両生類が好きという気持ちがとても強く伝わりました。
最近は生き物に対してシンプルに「かわいい」とだけ思うことが少なくなってついシリアスな目で見てしまうんですけれど(だから小説がシリアスになっちゃうんですねえ)、皆様の「かわいい!」の叫びが新鮮な刺激になりました。
まあ終了後に館内を見学したときはやっぱりシリアスに戻ってしまったんですけれど、単に「可愛がる」から「慈しむ」に持っていければよくなっていくのかなと。
バックヤードツアーではサンショウウオ中心に貴重なものをお見せいただけました。
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去年岐阜県内で発見されたホムラハコネサンショウウオ!
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エゾサンショウウオの幼形成熟個体!(ネオテニーではなくペドモルフォシスというようです)
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屋外でほぼ野生みたいな状態で息づくヤマトサンショウウオとその卵塊!
サンショウウオ以外もこの調子のはずですからアクアトトの底力を見せ付けられました。
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お迎えしたもの・いただいたもの・ショップで買っちゃったもの(左上のハリヨとカピバラ)です。世界の珍しい両生類や化石両生類から岐阜の両生類まで幅広く集まりました。
4年前の第1回もご縁あってお呼びいただけたのですが、もし次回も出展させていただけるとしたら今度は(Lv100にまた両生類を出すにしても限度はあるので……)両生類、特にカエルやオオサンショウウオの歴史を解説するガイドブックなんて作れたらいいですね。
さて、今年の博物ふぇすには仮当選し、いきもにあには出展申し込みを行いました。今年こそ新刊が出せるように頑張ります。その先に書きたいものもありますからね。
カエルクリエイターズフェスタ前日の岐阜県博物館と翌日のアクアトトぎふ常設・特別展示についてはまた。