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カエルクリエイターズフェスタ2024でした
6月8日・9日に。
前回よりいっそう賑わったようで、しかもそれでいて平和な、とても楽しくありがたいイベントでした!今回もご来場の皆様、ご出展の皆様、アクアトトぎふの皆様、大変ありがとうございました!
しかし見る側としては今回アクアトトの展示を特別展のクラゲ展と屋外の展示しか見ることができず……今年中にリベンジしたいと思っております。
前回はこちら。
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1日目は快晴でしたが2日目は小雨でした。とはいえ客足は特に変わらず。
#カエルクリエイターズフェスタ
— 始祖鳥堂まふ(M.A.F.) (@M_A_F_) June 8, 2024
始祖鳥堂書店の設営が完了しまそた。2日間よろしくお願いいたします! pic.twitter.com/xsf5stOSsf
今回は「ばしゃばしゃした仲間達」の表紙に使ったマレーガビアルの頭骨の縮小模型を展示しました。ブースの大きさに違いが付いていないイベントだと余裕をもって並べられます。
ただちょっとご来場者さんの動線を逆と勘違いしていて、無料配布のしおりが先に目につく配置になってしまっていたんですよね。博物ふぇすでは確実にどっちが先に見られるか分かるので気を付けたいです。
あ、それと、しおりはかわいいデザインなんですけど本の表紙はシリアスなので、口には出さなくてもその差で戸惑われたかたもいらしたようなので、第十二集はかわいいデザインにしようと思います。
登場古生物の図解に使っているシルエットがこういう他の出展者の皆様の素敵なグッズのひしめいている空間でもちゃんとかわいいものとして通用するという意識がなかったので、それを活用して表紙をかわいくすればもっとお手に取っていただけるという発想もまたなかったんですよね。表紙がかわいくても主人公はみんなクソ真面目だし……。
あ、でもいつもお越しくださるかたに武蔵野フォッシリウム編のキャラがかわいいとおっしゃっていただけました!いつもありがとうございます。意識してかわいくできているという自覚はないんですけどたまにそう言ってくださるかたがいらっしゃいますね。
売り上げは無事前回をだいぶ上回りました。本当にありがたいことです。特別編の本自体は欲張ったのでまだちょっと在庫がありますがもし来年もお声がけいただけたらそのときに、でしょうか。
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今回も特別バックヤードツアーでとても貴重なものを見せていただきました。
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これはこの後すごい音で餌を吸い込むジャウー。
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敷地内で自活するヤマトサンショウウオは今年も順調そうでした。今回は卵塊ではなく幼生の姿が。
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そしてこちらは……オオサンショウウオの、チュウゴクオオサンショウウオとの交雑個体との疑いがある個体達です!
これからDNA検査を受けてはじめて交雑なのかそうでないのかがはっきりするのです。アクアトトのような専門の施設でも外見では正しく判断しきれないということです。この点はいくら強調してもしきれないです。
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そしてなんと手で触れる栄誉にあずかり……、どこかで売っていたオオサンショウウオの形のコンニャクは正しい表現だったんだなと実感することができました。
いやもう本当にありがたいことです。巡り合わせに感謝することしきりです。
そしてここからは通常の展示エリアですが、
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特別展はアクアトトには珍しく海水中心のクラゲ展でした。
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華美に陥らないさわやかな見せかたはアクアトトらしいですね。
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特にこのアカクラゲの照明は自然な感じがします。もっと自然光もしくはそれに近い照明のクラゲ水槽が増えると良いなと思います。
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しかしやはり木曽川でも見付かったというマミズクラゲを見ずして、という気がします。
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そしてアシカスタジアムは長良川・木曽川・揖斐川の木曽三川をイメージした屋外水槽となりました。餌やりができる水槽も増えましたが、ショー要素がなくなった穴埋めなんだとか。
これで常設展示に海水の生き物がいるにしてもほぼ河口のものだけとなりました。アクアトトの展示はさらに徹底したものとなったのです。
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駆け足でしか見られませんでしたが、こうして日光の中で水面上から魚の背中を見る展示はとても大切なものだと思います。
実際に野外で見るとどういう風なのかということが伝わりますからね。
#カエルクリエイターズフェスタ でお迎えしたもの!(いただきものも…!) pic.twitter.com/eTmXKXmznx
— 始祖鳥堂まふ(M.A.F.) (@M_A_F_) June 9, 2024
アクアトトで展示されたことのある生き物も範囲となり、元々のテーマだった両生類も含めてさらに珍しいグッズが集まりました。
イベントは直前まではとても不安なんですが実際に出ると作家としての自信が大きく回復します。
博物ふぇすに向けて大きなはずみがつきました!