2/18 vs中日 @浦添 奥川が2年ぶりの一軍実戦登板
はじめまして。ヤクルトファンのやくまさです。今年は気が向いたときに投稿していきたいと思っています。
初投稿として、18日に行われた練習試合の雑感を記していきたいと思います。
1.投手陣
#18 奥川恭伸 2
2年ぶりの一軍実戦登板は、2回無失点被安打2奪三振1という結果でした。
本日の最速は149km/h。平均球速も146.5km/hだったので、一軍で投げていたころに近いイメージでした。
初回は球が上ずるシーンもありましたが、2回は狙ったところにコントロールできるシーンも増え、細川選手からスライダーで奪った三振は見事でした。
スライダー以外の変化球では、フォークとカーブを投じており、フォークは対左の140km/h強のボールと、対右のカウント球としてファウルを打たせる130km/h台中盤のボールの2種類あるように見受けられました。対右でストレートとスライダー系以外のカウント球を増やせたらより投球の幅は広がりそうです。2021年に効果的だったカットボール(小さなスライダー)は投じていなかったようですが、このボールは肘への負担も大きそうなので今後投げることがあるのか注目していきたいです。
全体としては、この時期の登板としては文句のない出来でした。あとは継続して投げていけるかだけですね。
#45 小澤怜史
ほぼ低めに投球が集まる危なげない投球でした。新球として取り組んでいるカットボールで左右の打者を打ち取ることもできていました。カットボールの球速としては130km/h強でしたが、軌道はシュートするストレートと対になるので、組み立ての中で効果が期待できそうだなという印象です。
カットボールで球数を少なくできれば、課題であった長いイニングという部分も期待できそうです。個人的にはローテ確定でいいのではないかと思います。
#44 大西広樹
明日開幕しても大丈夫そうなくらい良かったです。チェンジアップが落ちとタイミングを外すどちらの効果もあり、安定してあのレベルで投げられるなら左右で揺さぶる従来の大西像からの進化が見られそうです。
#20 木澤尚文
まさかの回またぎでしたが去年も沖縄でまたいでいたような。今日はカーブを重点的に使う意図が見受けられました。正直去年までと大きな変化を感じられたわけではないですが、大西が仕上がりすぎているだけなので問題ないでしょう。
#61 宮川哲
これまでの本人のコメントや、今日唯一の1イニングという点を見てもひとまずリリーフ枠を狙っていくことになるでしょう。軸はいないが候補だけは多くいる先発陣と、軸はしっかりしているが層に不安のあるリリーフ、と私は見立てているのでリリーフに回る判断はGoodです。
投球自体はまだ調整途上、という印象を受けましたが、やはりパワーカーブは特徴のある球ですね。投げ方と言い、高めに浮きがちなところといい、吉村と似ているのは東芝Pの傾向なんですかね。まずどの役割というよりは、一年間一軍にいてほしいです。
2.野手陣
自分主導で投げていける投手陣とは違い、相手ありきの野手陣はこの時期のパフォーマンスでどうこうというのはあまりないと思っています。なので、一番気になったのは「レフト・サンタナ」というところかと思います。今キャンプの一つのトピックとなっている外野シャッフルですが、レフトサンタナ=他は全員ライト義務と言い換えてしまってもいいと思います。2019年にレフトで59試合9失策、守備率.920という恐怖の数字を残しているサンタナがレフトをできるのか、という点は今後も注目してチェックしていきたいと思います。ただ、サンタナにレフトが務まるのなら、被三塁打の減少や塩見負担軽減のためのライトオプションというメリットがあるのも事実です。874592361に変化あるのか、という意味でも気になる起用です。
3.まとめ
全般的には投手陣がテンポよく四死球もほぼ出さず投げられていたのでとても好感の持てる試合でした。来週はヤフーレ、エスパーダ、松本健吾など新戦力の実戦デビューもありそうなので、そちらに注目していきたいと思います!
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