私を構成するマンガたち ~親の影響編~
noteチャレンジ10日目。
このお題を2回にわけてやってみようかなと思う。
今日は家にあったもの編。
両親が集めていて、好きで何回も読んだ作品を選んでみた。
表紙が並ぶこの画像を見るだけでわくわくする。
それではレッツゴー!
二ノ宮知子『のだめカンタービレ』
言わずと知れたこの名作。
ドラマ化も映画化もアニメ化もされた。
読んだことなくとも、名前を知っているのではないだろうか。
母はピアノが好きで、私も5歳からピアノを習っていた。
そんな母が1巻から集めていた。
1巻発売当時6歳だったから、読み始めたのはもう少し後だろう。
子どもながら、のだめの飾らず天真爛漫ながら、実は繊細で、愛されるキャラクターに魅了され、夢中で読んだ。
今では批判されがちな実写化の中で、のだめは一番の成功作だと思っている。
一時期、実写化のロケ地となった洗足学園音楽大学に行きたい!とまで言っていたほどだ。
のだめと千秋先輩の恋愛模様もたまらない。
千秋先輩がだんだんと心を開いていく様子に胸がきゅんとなる。
私が片付け苦手なのは、同じく片付けがとっても苦手なのだめの汚部屋を知っちゃったからかな。感覚が麻痺してるんだ。うん。
のだめほどではないけれど!!!
いやどう考えてものだめのせいじゃないです。のだめちゃん、ごめん。
末次由紀『ちはやふる』
こちらもまた、映画化・アニメ化された知名度の高い作品。
小2のときに母の奨めで、百人一首を覚え始めた。
1日2首、覚えるまで寝られない生活。
最初は嫌々始めたが、夢中になるのにそう時間はいらなかった。
お正月恒例の町のかるた大会に出るように。
低学年なのに、謎の高学年の部のスタート。
本格的な競技カルタではないし、町の大会だけど優勝経験も!
そんな趣味のひとつだった百人一首に関する漫画が小6くらいのときにスタート。
それも母が教えてくれた気がする。
百人一首が大好きな私は、少女漫画の題材になることがとても嬉しかった。
何より末次先生の透明感のある作画が好きだ。
ちなみに新か太一派っていう論争あると思うんだけど、圧倒的太一派!!
周防さんも結構好き。(笑)
ちなみに実写化は未だに見れてない。
上白石萌音ちゃんの大江さん役しかしっくりきてないから。(笑)
あだち充『タッチ』
名作中の名作。
父があだち先生の作品をいくつか集めていた。
後から主人公南ちゃんは女子受けが悪いなんてネット記事をいくつも見つけて、ちょっと悲しくなったりしてしまったけど、それでも私は南ちゃんが好き。
何を隠そう、私の名前は”みなみ”だ。
字は違うんだけど。
私のお母さんが高校の時、南ちゃんに似てるなんて言われたことがあるとかないとか。
由来はほかにあるんだけど、縁を感じずにはいられない。
物語の南ちゃんと一緒で、私も最初からタッちゃんがすき。
不器用で、素直じゃないところ。優しすぎない感じ。実はとっても優しいのだけど。
「上杉達也は浅倉南を愛しています。世界中の誰よりも。」
ド定番のタッチの名ゼリフだけど、死ぬまでに言われてみたい。
南ちゃんは見た目も性格もとってもキュートな女の子。
同じ名前の女の子として、第二の南ちゃんを目指したいところだ。
実写版の長澤まさみもめちゃくちゃにかわいい。
一色まこと『ピアノの森』
1作目に続き、ピアノ漫画。
単行本の表紙の紙質が好き。色彩も綺麗。
中身は青年漫画だから、「おお」となるシーンもチラチラあるけど、主人公天才少年のカイの心の成長と、カイをピアノの世界に連れて行った阿字野先生との深い絆が細やかに描写されている。
物語の後半はほとんどがショパンコンクールのシーンでできているのだが、ピアノのコンクールに出ることが大好きだった私にとって、コンクール独特の空気を感じることのできる漫画だ。
実際ショパンコンクールなんて世界的に有名なコンクールに出れるほどの実力は到底なかったが、それでも読みながら会場の空気感や興奮を思い出していた。
願わくば、一ノ瀬カイの演奏をこの耳で聞いてみたい。
美内すずえ『ガラスの仮面』
5作目。
名作続きだったが、最後も名作になってしまった。
この作品は私の母が6歳のときに連載が始まったらしい。
ファンなら知っていると思うが、なんと未だに完結していない。
一見ふつうの女の子だが演技の天才北島マヤと、大女優と映画監督のサラブレッドで努力の天才姫川亜弓。相反するふたり。
マヤは普通にしていたら、地味でそそっかしい女の子。
そんな彼女が仮面を被ると、まるで別人かのように変身する。
私は、仮面は演劇に限った話じゃないと思う。
私は今も自分に自信がない。
普通の女の子だし、これが特技です!!と言えるものもない。
私も仮面を見つけて、いや、仮面を自分で作り出してマヤちゃんみたいに輝きたい!!!
そう思わせてくれる作品。
美内先生、作品をどうか完結させてください、、、!!!
マヤちゃんたちの結末を見届けるまでは、私の人生も完結しません!!
以上、私を構成するマンガ、親の影響編でした!!!