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【週末のバロック】J.S.バッハの『メヌエット』(チェンバロ演奏)

【今日のバロック】

九條です。

週末の夜のひとときを、優雅なバロック音楽でお楽しみいただければ嬉しく思います。^_^

今日ご紹介するのは、J.S.バッハ(1685〜1750年/ドイツ)の『メヌエット』です。

「メヌエット」とは、4分の3拍子を基本とした舞曲の一種で17世紀の中頃から宮廷での舞曲として流行しました。同じクラシック音楽の舞曲に「ワルツ」もありますが、メヌエットはワルツよりも概ねゆったりとしたテンポでワルツより格式高い曲だとされています。

このバッハの『メヌエット』はとても有名なので、皆さま1度はどこかでお聞きになった事がおありかと思います。


【収録アルバム】
『アンナ・マクダレーナの音楽帳』(1725年頃発表か?)

【お聴きいただく曲】
『メヌエット』BWV Anh.114/115(4分35秒)

【ポイント】
このバッハの『メヌエット』は、バッハが妻のアンナ・マクダレーナへ贈ったとされる曲です。

現在ではピアノで演奏される事が多い曲ですが、今回はバッハが生きていた当時の演奏に則った(バッハの時代にピアノはまだ発明されていませんでしたので)、チェンバロによる正統派の演奏をお楽しみください。^_^


ヨハン・セバスティアン・バッハ作
『アンナ・マクダレーナの音楽帳』より『メヌエット』BWV Anh.114/115(4分35秒)


それでは皆さま、佳き週末の夜、そして明日は素敵な日曜日をお過ごしください。^_^

※この『週末バロック』のシリーズは毎週土曜日の夕方か夜に投稿する予定です。

©2023 九條正博(Masahiro Kujoh)
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