引きこもり息子の母、SNS断ちをする
すでにXは辞めてはいますが、インスタグラムは一応やっています。
ですが、最近の私は、少し疲弊しているのか、インスタグラムすらまともに流していると、自分が迷走している状態だと再確認させられてしまい、休止しようとログアウトしました。
資格の勉強を続けるかどうかも悩んでおります。
今年度、できるだけ頑張ろうという気持ちではあるのですが
息子の引きこもり具合が悪化しているのです。
元来、勉強が大好きだった息子、熱心に大学で勉強や研究をしていました。
資格マニア?と思われるほど、たくさん資格を取っていた学生時代。
ですが、コロナ禍もあって、大学での授業、ゼミがなくなったまま就活に入り、そこからうまく行かなくなってしまい、しばらく経っても動かず、どんどんニートの沼にハマってしまいました。もう3年。
あまり、干渉するのもよくないと思っていましたが、最近はとても具合が悪そうで、寝たきりですし、食事もほとんど摂りません。
病院にも連れて行こうかと思いましたが、病院側が、本人の了解を得ないと診察はできないと言われ、なかなか了解が得られません。
こういう子は、実は多い、と言われるものの、それに対しての正解は存在しません。
NPO団体のHPも見てみました、第三者が関わり、親元から離れて集団生活をする、なんていう支援もあり、成功している子もいるとわかりました。
ただ、これはニート側から見ると「引き出し」を呼ばれるらしいのです。
恐ろしいことだと、なんとか避けたいものだ、と「引き出し」をされたくないがゆえにYouTubeを始めたという方がいました。
その動画の様子はもう、怪しい宗教団体に連れてゆかれる恐怖感のように写っていました。
彼にとっては、そのくらい怖いことだったんだと思います。
それを見て、なんとも言えない気持ちにもなりました。
実際、その方もYouTubeを始めたから直りました、という風には見えておりません。
動画に映し出された彼の苦しみようは、同じように苦しんでいる子の親からしたら、毎回、切ないものです。こんなにも苦しんでいるんだな、と。
親からしたら救世主のようなNPO団体の支援ですが、される側からは地獄。
そう思うと、前には進めません。これは過保護になるのでしょうか。
本当に難しいです。
私の必死に勉強している姿は、彼にとってプレッシャーになってるのではないか?
何もしてないではなく、何もできない状態であることは、理解できているのですが、私の勉強している姿はかえって病気を悪化させているのでは?
インスタグラムでは、キラキラした投稿がほとんどです。
頑張っている主婦が、大きな試験に臨んで、子育てをしながら日々勉強されています。
未来に向かっている様子が伺えます。
私はその様子に、なんとも微妙な気持ちになってしまうのです。
SNSを断てばそんな思いもしなくても済みますが、同じ家で、勉強している姿を見せるのって、見なくてもいいということができません。
余計、彼を悪化させているのかな?
息子は辛いのではないか?
なんとなく、そういうふうに感じています。
よく、勉強しない子供には、親が勉強している姿を見せてみる、なんて言われますが、それを真逆に動くことになろうとは、私も思いもせず…
声高に話しているSNSを見ると、げんなりしてしまうのです。
幸い、このnoteは、文章が好きな方たちが、言葉の整理をしながら書いて下さってます。なので、私の安息の場というか、ひとつひとつの言葉に重みがあります。
SNS、という一瞬一瞬のトリミングが苦手なのかもしれませんね。
勉強は武器になる。
私は今もそう思っています。
まるっきり勉強をやめることはないです。
読書からも学びはたくさんあります。
今日は昨日と180度変わって、どんよりとした雲に覆われ、しとしと寒い雨が降る、気分が落ち込みやすい天気です。
そこで、明るいお話ができたらよかったけれど、曇天雨模様にふさわしい暗いお話になってしまいました。
それでも、毎日なんとか凌いでいかねばなりません。
SNSをログアウトしたことで、ちょっとスッキリもしたのです。
時代の逆行をしている私ですが、情報過多の現代社会は、取捨選択が必要です。
ちょっと距離を置く、ことが今は大切かもしれません。
今日のお仕事は棚卸しがある日。
一日精一杯頑張りましょう。
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