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最近映画が期待を裏切ってくる


お疲れ様です🐗



今週月曜日、飛行機が目の前で墜落する夢を見たあとに宇宙人が侵略してくる夢を見たので有給休暇を取得しました。(?)

飛行機が目の前で墜落する夢、今年に入って2回目なんだけど!
飛行機乗れなくなっちゃうよ!


その日は12時まで寝て午後はずっとゴロゴロしてました。


そんな日があったっていいんだよ。





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最近、『ノウイング』というニコラス・ケイジ主演の2009年のSF洋画を見ました。

きっかけはTikTokで紹介動画が流れてきて、あらすじに興味をそそられすぐにアマプラにて視聴しました。
ちなみに私は大のTikTokアンチで、TikTok見るやつはダサい!という観念でTikTokというものを避けて生きてきました。しかし、最近になって知り合いがTikTokで動画を出すようになったのでそれを見るだけのためにインストールした、はず、でした、が、

なんだ、面白いじゃないか。

私のTikTokに対するイメージは、露出の多い顔面加工まみれのキャピキャピした女の子が音楽に合わせてブリブリ踊る動画が飽和しているものだと思っていました。
しかし今私のTikTokに流れてくる動画は、板橋ハウス・しょうもない一発ギャグ芸人・都市伝説系・実際にあった胸糞事件・未確認生物・角栓除去です。何見てんだこいつ…と引かれる動画が定期的に流れてくるので人前では見ないようにしています。


話が脱線しすぎたのでノウイングの話に戻りましょう。

予告で期待しすぎたのもあってか、オチにがっかりしてしまいました。あ、そっち系なのね。みたいな。でもストーリーは面白かったです。
ざっとあらすじを紹介します。

ニコラス・ケイジ演じる宇宙物理学者、ジョンの息子が通う小学校で、50年前に埋められたタイムカプセルを掘り起こす行事があり、そのタイムカプセルには当時の生徒が書いた絵や手紙がたくさん入っていました。息子はその中の一枚を持ち帰りましたが、その紙にはひたすら数字が羅列されているだけでした。不審に思ったジョンはその数字の意味を分析し読み解くことに成功しましたが、なんとその数字は50年前から現在まで起こった大規模な事件や事故の年月日・死者数・緯度と経度が並んでいたのです。そして数字の終盤では未来の日付が書かれており、、、

という感じで物語は進んでいきます。

結構面白そうじゃないですか?
中盤くらいまでは食い入るように見ていましたが、後半から『あれ?こっち路線?』と思いながら見ていました。





ここからネタバレ注意です。(※大ネタバレします)





まず、中盤からどんどんホラー要素が増えていきます。
ホラー映画でよく使われてそうなBGMで、暗闇の林の中から不気味な人物が無言でこちらを見つめている。みたいな。
数字の羅列を書いた本人が住んでいた家に出向いて色々調査するシーンがあったんですが、まず夜だし、(なんでわざわざ夜に行くねん)場所が山奥だし、家も廃墟みたいになってて完全にバイオハザードでした。

そして最終的には太陽フレアが地球全体を焼き尽くし地球は滅亡するということがわかります。先述した不気味な謎の人物の正体は宇宙人で、選ばれし者だけを別の惑星に連れて行くために地球に来ており、ジョンの息子はその選ばれし者でした。しかし、選ばれたのは息子だけだったのでジョンは息子を宇宙船(?)まで見送り、最期は両親と妹と共に過ごしました。

結局地球は予言通り太陽フレアによって焼き尽くされ、息子はもう一人の選ばれし者と二人で別の惑星で過ごします。

その別の惑星は、広大な草原の土地に大きな木が一本建っていて、息子ともう一人の女の子は楽しそうに駆け回っていました。宇宙人も『新しくやり直す』的なこと言ってたし完全にエデンの園を連想させる描写でしたね。全体的に金色だったし(?)


とまあこんな感じで映画は終わるわけなんですが。



私的には、主人公のジョンが宇宙物理学者ということから、ジョンにしかなしえない解決法で地球を救うのかと思い込んでいました。しかしオチは人類は滅亡、選ばれた少数の人間だけで別惑星で人間界再構築。ミステリーとかサスペンスの気分で見てたらファンタジーっぽくなってあれれ?ってなりますね。
ていうか結局地球滅亡するなら宇宙物理学者という設定も別にいらないと思いました。唯一必要かな?と思った点は、地球滅亡の原因が太陽フレアという点ですかね。しかし、これに関しても、ジョンの研究の上で発見し、世に広めるとかではなく、主人公とは別の有名な専門家みたいな人がテレビで発表するのを見るんですよ。(笑)

あと、個人的にホラー要素いる?って思いましたね。作品を盛り上げるためっていうのはわかっているんですが、私には必要性があまり感じられませんでした。


こんなグチグチ言ってますけど、決してつまらなかったわけではないです。
数字の表す通りに事故が起きるシーンは2回ほどあり、ジョンは事故が起こらないように、犠牲者が増えないように、なんとかしようとするのですが何も変えられぬまま、数字通りの場所で数字通りの死者が出てしまうんですよね。このシーンはハラハラして良かったです。(何様)

あと、人類は一部を除いて滅亡してしまったので結果的にはバッドエンドになってしまいましたが、なぜかバッドエンドだとあまり感じませんでした。
なんでだろうと思って考えてみたんですが、まあ少数の人間は助かっているわけで、別の惑星ではありますが人間界が再構築され、最終的には現在の地球のような環境が整うようなことが示唆されていました。ゥチらタヒんだけど未来は明るいぢゃん!みたいな感じです。
あと、太陽フレアが街中を焼き尽くすシーンが綺麗でした。(サイコパス?)主人公のジョンも何も抗うことなく疎遠だった父を含む家族と抱き合いながら炎に包まれ最期を迎えました。これが反対に、鬼のような形相で炎から逃げようと必死に全力疾走し断末魔を響き渡らせながら焼き尽くされるという最期だったらバッドエンド感は増していましたね。



映画って見てる時ももちろん楽しいけど、見た後にいろんなシーンを思い返して考えたり、他の人の考察を見る時間も楽しいですよね。


皆さんも良かったら『ノウイング』見てみてください。




あとね、


今年の3月頃に『変な家』という映画を見に行ったんですよ。

ご存知の方も多いと思いますが、YouTuberが投稿した動画が元ネタの怪しい物件のやつです。(説明雑過ぎる)

じっくり考察しながらジワジワ怖い感じかと思ったらびっくりホラーだらけだしオチは非現実的すぎて、まじかぁってなりました。



こんな感じで最近映画が私のこと裏切ってくる!ひどい!


勝手に期待値上げてる私が悪いんですけどね。





ほなまた







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