百舌鳥夜話(3rdNight)〜憧れたヒーロー
1980年生まれ、百舌鳥です。
今回もまた夜な夜な物思いに耽りながらお話しをします。
基本自分語りです。
今、コドモたちに将来の夢と訊くと「職業」ではない答えが出てくるんですね。
自分の時代の将来の夢は間違いなく職業で、周りもそうでした。
そこに何のギモンもなく歳を追う毎に別の職業へ変わったり、より具体的になったりして夢を追っ掛けてました。
いつの時代にも「憧れのヒーロー」と云うのがあって、考えなしにただ「カッコいい」と。
自分にとって現実に居るヒーローは沢山います。
スポーツで言えばキングカズ(=三浦知良)、野茂英雄、イチロー。海外ではマイケルジョーダンやマジックジョンソン。僕は競泳をしていたのでバサロ泳法の鈴木大地。F1のアイルトンセナ、ミハエルシューマッハです。
キングカズは今でもカッコいいと思ってます。
俳優さんで言えば日本人だと…時代劇ばかり観てたので高橋英樹さん、松方弘樹さん、北大路欣也さんはカッコいいと思ってましたね。
あとは松田優作さん。探偵物語に憧れてタバコを吸い、好きすぎて大火力のライターで吸ってた時もありました。
海外だとたくさんです。世代が出まくりですがやはりマイケルJフォックスとか、アーノルドシュワルツネッガー、スティーブンセガール、ジムキャリーと今でも昔の映画観たいと思います。
ミュージシャンは、Hi-STANDARDです。
あとはL'Arc-en-Ciel。hydeさんは超憧れです。
挙げた彼らは僕にとってのヒーローであり、憧れでした。成る成らないではなく映っている姿に勇気や希望、笑いをくれて今の人格があると思ってます。
結果的に、より現実的に僕が夢見たものはゲームでありアニメでした。
自分が大好きになる程こんな凄いモノを作って人を楽しませるのってスゲェ、と。
1番最初に興味を持ったのが「SQUARE」です。
FF…ではなく、サガ(特にロマサガ)でした。
感激したのは。
オレもスクウェアに入る! と(笑)
この時から憧れが人ではなく職業へ完全に移り変わった瞬間だと思います。
ゲームクリエイターへの挑戦と挫折は過去にお話ししていますので良ければ見てください。
その次に憧れたのは、シナリオライター「黒田洋介さん」です。
…その辺は話せば長いのでこれもまた別の機会に←ドンドン首が締まっていく…(笑)
結局現実的なモノを選びつつも、何者にもなれなかったワケですが。
ただ「他者の生き方に興味を持てたコト」
「その興味から様々な世界を知れたコト」は良かったんじゃないかなぁと思っています。
何者にもなってはいませんけど一生懸命足掻きながら当時を生きていたお陰もあって、1回だけ「憧れなった」時もありました。
まだ23.4歳ながら嬉し泣きしたのを覚えてます。
叶えても叶わずともその想いは連綿と世代を通して繋がって来たからこそ、夢を追う人が多いのでしょう。
だから最近では「身近な場所に憧れ」があると云うコトで、それは素晴らしいと思います。
最後に大好きな歌。
BUMP OF CHICKENのグングニルから一節を
そいつは酷い 胡散臭くて安っぽい宝の地図
でも 人にとっちゃ それ自体が宝物
特にコドモたち、そして若い子たちには、
宝の地図を持って冒険の旅に出て欲しいと願うばかりです。