アバターとの出会いは一期一会
アバター投資家として、The Sandboxでケアベアアバターを集めていますが、その中でよく思うこと、それは「アバターとの出会いは一期一会」ということです。この心境は株式投資にはありません。
株式投資の場合、「◯◯銘柄を100株買う」「どのタイミングで買う」などというのは決めます。ですが、アバター投資のように「姿にこだわり購入」や「◯◯銘柄の中でも特にレアな100株を買う」などという概念はありません。しかしアバター投資の場合、自分のお気に入りのアバターに出会うことが重要になります。なぜなら、アバターはメタバース上であなたの分身だからです。
私は保有するアバターをメタバース上でよく使います。だから、レア度もチェックしますが、顔・姿・装飾品の方をより重視します。私の分身として活躍してくれるのですから、「この子、大好き!」というアバターと共にメタバースを楽しみたいと思うからです。
ですが、お気に入りのアバターをいつも入手できるかというと、必ずしもそうとは言えません。私自身、これまで「このアバターを買いたい」と思い、購入の準備をしている間に、他の人に買われてしまったことも何度かあります。そのようなアバターの多くは二度と市場には出てきません。実は、先週もそういうことがありショックを受けたものです。時々転売目的で購入して、購入直後に高い値をつけて再度市場で販売している人もいますが、それは非常に珍しいことです。ほとんどの人は購入したらそのまま保有しています。だから、一度買いそびれた場合、そのアバターが買えることはほぼないと考えた方がいいと思います。もし、再び市場に登場したとしても、多くは先に販売していた時より高い値が付けられています。「買おうと思ったけど、前回の10倍の値段するじゃない」というようなこともあります。いくら欲しくても、高すぎると購入意欲がなくなりますよね。
一方、このような経験をしたこともあります。私が購入した直後に私の買値と同じ値段でオファーを入れてきた人がいました。普段、そのようなことはありません。その時「この人も、同じアバターを狙っていたのだな」と思いました。もし私の購入が30分遅かったら、きっとのそのアバターはその人のところに行ってしまっていたでしょう。
私は、ケアベアの情報をチェックするために毎日OpenSeaを見ていますが、だんだん市場に出てくるベアの種類も変わってきていると感じています。例えば、ゴージャスなタイプのケアベアが減ってきたように感じます。自分で保有するケアベアを見ながら「最近こういうタイプのアバターはOpenSeaで見なくなったな」と感じたものです。購入直後多くの人は保有していますから、市場に出てこなくなるのは納得です。そう考えると、アバターとの出会いは一期一会だと思います。
アバター投資家であろうがなかろうが、「このアバターに私の分身として活躍して欲しい」というアバターが市場に登場したら、その時に入手した方がいいということです。「次回にしよう」と思っても次回はないと思った方がいいということです。
ちなみに、OpenSeaでのケアベアのアバター流通量は4%前後で推移しています。そして毎日大量の販売されているわけではありません、1日よく売れて数個です。まったく売れない日もあります。データ上からも、「買いそびれたアタバーに再び出会う」というのが難しいことがわかります。
気に入ったアバターに出会い「このアバターが欲しい」と思ったら、即行動した方がいいと言えるでしょう。
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