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#建築家
木の家の住まう 14(風呂に木を使う)
■ 風呂に木を使うこと
「風呂に木」と聞いて、温泉や旅館の浴槽を
イメージされるかもしれませんね?
あるいは、「木が傷む」ことを心配される方も
多くいらっしゃると思います。
そして、私どもの住まい手の皆様の中にも
それを要求される方がいらっしゃって、
実際に風呂に木をつかったこともあります。
■ 木のお風呂
今日の写真は、風呂に木を使った実例です。
写真の浴室には、ヒバと呼ぶ木を使ったのですが
木の家にすまう 13
今回の「木の家にすまう」は2年前に京都に建築の師匠のお墓参りに行かせて頂いた際に立ち寄った社寺などの写真を使用させて頂いています。
◆木は噛み合わせて粘りを発揮する
この時は折角、京都まで行ったのだから、色んな社寺を見学せずに帰るのは勿体ない、ということで清水寺は勿論のこと、三十三間堂など、建築的に魅力のある建物を見学して来ました。
当然ですが、海外からの観光客とは違って建物を見ることが目的で
木の家に住まう 12(表と裏)
◆木表(きおもて)と木裏(きうら)
物事には全て表と裏があると言われますが、同様に木にも表と裏があります。厳密には板には表と裏があるなんですが・・・
丸太の状態から板材に製材する場合、木の芯に近い面と樹皮に近い面が出来る製材方法を採用されることが多いのですが
この場合、樹皮に近い面を木表と呼び、芯に近い面を木裏と呼びます。
鴨居や床材などとして木を用いる場合、一般的には目に触れたり、肌に触れる面