木の家に住まう 12(表と裏)
◆木表(きおもて)と木裏(きうら)
物事には全て表と裏があると言われますが、同様に木にも表と裏があります。厳密には板には表と裏があるなんですが・・・
丸太の状態から板材に製材する場合、木の芯に近い面と樹皮に近い面が出来る製材方法を採用されることが多いのですが
この場合、樹皮に近い面を木表と呼び、芯に近い面を木裏と呼びます。
鴨居や床材などとして木を用いる場合、一般的には目に触れたり、肌に触れる面に木表を向けることが多くなります。
因みに「鴨居(かもい)」とは引き戸等の枠の上