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[diary&column] 私の知らない私を教えてくれた友人へ。

 みなさん、こんにちは。
 いかがお過ごしですか?
 最近人生のMAX体重期を迎えたばかりの真咲まことです。

 2020.3.26(wed)のダイアリーです。
 この日はお友達と一緒にドライブに行ってきた。

 当初はピクニックを予定していたのだけれど、結果的にピクニックという名のドライブに。

 ※一部東日本大震災についての描写あり(目次「9年前のあの日」にて)


かわまちてらす閖上

 
 12時に待ち合わせをして私の運転でランチを食べにある場所へ。
 食べログをみることが大好きなお友達がお店を調べてくれていて、宮城県名取市・閖上にあるお店「かわまちてらす閖上」に足を運んだ。


そもそもかわまちてらす閖上とは…


 かわまちてらす閖上とは   
 2011年3月11日の東日本大震災で大きな被害を受けた名取市閖上地区。
 地元事業者と応援者によってまちづくり会社を設立し、閖上の商業の再建を果たすべく立ち上がりました。
 閖上地区にはすでに、閖上港朝市や水産加工団地・小中一貫校や復興住宅などがすでに再開されています。
 今後は、震災メモリアル公園・閖上フィッシャリーナ・サイクルスポーツセンター・トレイルセンター・ゆりあげ温泉など数々の観光・レジャー施設が整備され、仙台空港を立地する宮城の玄関口として、さらなる発展が期待されます。「かわまちてらす閖上」は2019年4月25日(木)グランドオープンいたします。生まれ変わった閖上のまちを照らし、川辺の憩いのテラスとなるよう願っています。


 地元新聞でもグランドオープンされた際にはこのように新聞に掲載されていた。実際の記事には下記のリンクから飛べます。


↓〈地元新聞の記事〉↓


 「かわまちてらす閖上」名取にグランドオープン  東日本大震災の津波被害を受けた宮城県名取市閖上地区で、商業施設「かわまちてらす閖上」が25日、グランドオープンした。市内外の23事業者が飲食や物販・水産加工品販売など27店舗を出店する計画で、当初は23店舗でスタートした。復興が進む閖上地区でにぎわいづくりの拠点を目指す。 敷地面積約4500平方メートルで、木造平屋の施設3棟などが連なる。初日は各店が野菜や水産加工品を格安で販売したり、笹かまぼこなどを振る舞ったりして、大勢の来客でにぎわった。
 年中無休。5月6日までゆりあげ港朝市駐車場からシャトルバスを随時運行する。 (2019年4月25日(木)河北新報)


 無料の駐車場が実際に見つけたところだと2カ所あり、車を停めて御目当てのお店へ。


 平日だったけれど、春休みということもあって一部駐車所は満車になっていた。
 親子連れやカップル、友人同士で来ている観光客も多く見られとても賑わっていた。


 話は戻ってカレー屋のお店へ。


 カレー屋と言っても、食堂のような感じではなく、お洒落なカフェのようなお店だった。


 お店の向かい側には河があり、天候にも恵まれて穏やかな時間が流れていた。 


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Curry laboratory 笑夢 かわまちてらす店
K11 カレー
笑夢カレーがゆりあげに初登場。笑夢カレー看板メニューの「バターチキンカレー」を中心に、ゆりあげの食材とスパイスを合わせた絶品カレーが誕生!
さらに「東京スパイス番長・シャンカール野口氏」と笑夢カレーのコラボメニューも初登場!笑夢カレーが奏でるスパイスカレーで地域の皆様と「カレーコミュニケーション」が出来たら嬉しいです。
営業時間/11:00~15:00(材料無くなり次第終了)夜営業無し。  
定休日/火曜日  席数/24
TEL/022-797-7559

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 3種のプレート+ナン+ライスのセットプレートをお友達と頼んだ。


 私はバターチキンカレー、キーマカレー、ポークヴィンダルの3種類を選択。


 ポークヴィンダルというカレーを初めて食べたのだけれど、味も今までに食べたことがないような新感覚のものだった。私にとっては。


 豚肉とカレーのスパイスの他にお酢が入っているので、一口目が爽やかな酸味がある。若干の甘味がある気もした。


 もしかしたら、人によっては好き嫌いが分かれる味かもしれない…。


9年前のあの日

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 食べた後は、お散歩がてら「かわまちてらす」をぐるりと一周。


 川沿いを子どもたちがはしゃいでいる姿や、暖かい陽光が春らしさをより感じさせている。


 東日本大震災によって、津波による被害が大きかった閖上。


 私も自宅で家族とテーブルを囲みながら、やっとこさ発電機によって点いたテレビの向こう側にその姿を捉えていた。


 津波に飲み込まれる閖上、その瞬間をヘリコプターの上から向けられるカメラ越しに見ていた。


 人間にはどうすることもできないような、圧倒的な自然の力が猛威を振るった瞬間だったと記憶している。
 今でもはっきり覚えているその映像と、今目の前で見ている景色をリンクさせてみる。


 あれから9年経った今、復興作業が続けられ、アパートや住宅地の他に、子供たちが伸び伸びと遊べるような公園の工事がちょうど行われていた。


 向かいには堤防が設けられているけれど、急な堤防というよりも、緩やかな傾斜で徐々に丘を高くしているもので、下から堤防を仰いでも閉塞的な感じはなかった。


 むしろ、その周りを犬と散歩する人や、天気が良いことからお散歩がてらかわまちてらすへやってきた人々など様々で、平穏な時間が確かにそこには流れていた。


苺の気分


 この後どうしようか。

 この日、なぜか無性に、苺を使ったスイーツが食べたくて、福島にある○○に行く予定を立てていた。

 けれどもその日は、ちょうど定休日。


 でもでも、2人とも完全に苺のスイーツが食べたい気分!!
 なんとしても苺のスイーツが食べたい!!


 しらみつぶしにネットで近場にある苺のスイーツのお店をタップして探した。
 しかし、近場に車で行けるようなお店はなく、どうしても公共交通機関を利用した仙台駅周辺になってしまう。


 あくまで今日のテーマは「ピクニック」だし、いつでも行ける駅前のお店は味気ないというか、ちょっと違う…。


 じゃあやっぱり、かわまちてらす内にあるあのお店に行こうか?


 最初からそこに行けば良くない?と思ったそこのあなた…違うんですよ。


 このときの私たちは既にカレーを食べてしまっているのでお腹いっぱいなのです。
 少し車で移動して何か口に入れたいと思ったら頃合いに苺のスイーツを口の中に放り込みたかったのです。 


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ICHIBIKO 閖上店
M7 ストロベリースイーツカフェ
宮城県山元町で生まれた「食べる宝石」ミガキイチゴ。いちご職人の技と経験をもとに、ITを駆使して生産することで、美味しさを磨き続けています。
農場直送の完熟した甘くて瑞々しいいちごをふんだんに使用したスイーツをご用意しています。
営業時間/9:00~18:00  
定休日/不定休  
TEL/022-226-7405

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 入れ物が既に可愛らしいですよね。私はガラス製のボトルの方を購入したわけなのですが、入れ物も立派なので他のドリンクメニューに比べて少し値段もしたかな。 


 と言っても、700円くらいだったので、600円くらいのスターバックスのフラペチーノとなら100円ほどの差なので、スイーツ好きの方にとってはそんなに値段は変わらない気もする。


 なんて言ったって「食べる宝石」と呼ばれる苺ですからね。


 この日購入した時には、春の季節に合わせて酒(アルコールなし)も出ていた。ちなみに写真の右側、友人が購入紙カップのものがそうです。アルコールなしなら運転をする人でも飲めるから、一緒に飲んで楽しめるだろうね。


 ちなみに飲み切った後のこのガラス製のボトルは、もれなく自宅の花瓶になった。 


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その日、人類は思い出した───


 それから車を1時間ほど走らせて柴田郡の大河原町へ。桜の名所としても有名な一本桜の並木がある白石川にやってきた。


 車を停めて友人が用意してくれたバドミントンを持って広い場所へ。


 とりあえず続けられるだけ続けてみようと軽い気持ちで始めたバドミントン。お互いに大体100回くらいを想像していた。


 いざ初めてみると、ブランクが空きすぎたせいかとてもじゃないけれど、100回はまだ私たちには早いらしい。久しぶりだからね。だってバドミントンなんて小学校ぶりくらいの遊びだからね。うん、うん。


 それじゃあ50回を目指そう。そうしよう。
 私からハネを打って彼女に繋ぐ。
 けれど、少し風が吹いていたせいかな?たぶんそうだと思う。全く続かなかった。50回は私たちには早いらしい。風が吹いていたからね。風があるのはしょうがないよね?うん、うん。


 それじゃあ30回を目指そう。そうしよう。
 彼女からハネを打って私に繋ぐ。
 ん?ん?おかしいな。夕陽かな?夕陽が眩しいからね。結構日も傾き始めてきたからね。30回は私たちには早いらしい。


 それじゃあ20回…
 それじゃあ10回…


 その日、人類は思い出した。

 今まで怠けてきた現実に目を向ける恐怖を。

 空いたブランクで知った屈辱を。

 目標は、いつしか、とにかく5回は続けることに変わっていた。



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 結果、14回続いたのが最高記録だった。


 写真は全力でバドミントンに打ち込みすぎて疲れ果てた友人です。


 部活をやっていた現役時代と比べると変わり果てた体力なさに虚しさすら覚える。
 友人曰く、このときベンチに横たわって見た空は、青かったと言う。
 


私の知らない私を教えてくれた君へ。


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 彼女から言われて嬉しかったことがあって、その言葉もなんだか素敵だなと感じたのでここに記します。 


「『まこ』と一緒にこうやってお出かけをしていると、宮城を再発見しているようですごく楽しい」


 良い事言ってくれるね…(泣)。


 でも私がこの記事を書きながら、彼女から言われた言葉を思い出して考えるのは、そんな風に彼女に思ってもらえるような自分になれたのは、彼女のおかげなのではないかと思うことだ。


 実際私自身、友達からそんな風に思ってもらえると思っていなかったし、思ってもらえるほど自分が特に何をしてきたかという意識はなかったからだ。


 でも、彼女は私に対してこんな風に言ってくれる。それはすごくありがたいことだ。


 そして、そんな自分に気づかせてくれた彼女に私は感謝しないといけないな。 


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 これからそれぞれ違う道を生きていくわけだけれど、たまにはこうして息抜きに私と同じ時間を共有できる選択肢もあることを思い出してほしいな。


 行きたいところがあれば車を出して連れていくし、また楽しいお話をたくさん聞かせてほしい。
 彼女と話をしていてすごく楽しいと感じるのは、一つ物事に対して疑問を抱くと、それについて分析して熟考することが彼女はとても上手だ。


 すごく自分の感情や思考に対してどう考えたのか、どう思ったのかを言葉にして表現することがとても上手なので、社会人としてそれぞれまた得た知識や考えを共有する時間がすごく楽しみ。


 それを通して、私もさらに自分の世界や視野を広げることができるだろうし、そんなさらに成長してグレードアップした彼女にまた会えることがすごく楽しみだ。


 それと同時に私も彼女に会うときは、彼女にとって良い刺激となるような、新しい知識や思考を共有できるように自分自身を成長させていくことを忘れたくないし、そういう風に自分もなっていこうと思う。 


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 ご覧いただきありがとうございました!!

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