メザニン広報室
メザニンで活躍する臨床心理士や公認心理師など、様々なカウンセラーに広報室スタッフがインタビューした記事をまとめています。
メザニンのカウンセラーが心にまつわる疑問に答えます。 また、カウンセラーに質問することもできちゃいます!
メザニンのカウンセラーによる心理の専門用語解説記事をまとめます。
月に一度、mezzanineの広報室がテーマを決めて書籍を3~4冊紹介します。簡単な内容から学術的なものまで、できる限り幅広く扱うことを心がけます。
シリーズや連載を意識せず、縦横無尽に心理カウンセリングに関係する話を集めます。
mezzanineとは?mezzanine(メザニン)は、予約から心理カウンセリングまで、すベてがオンラインで完結するカウンセリングプラットフォームです。 カウンセリングにはWeb会議ツールZoomで参加することができ、臨床心理士や公認心理師といった専門資格を保有したカウンセラーのみが登録しています。 さて、私たちのサービス名「mezzanine」。 初めて目にする方も多い言葉だと思いますが、ロフトやスキップフロアと同じく建築の用語で、「中二階」を意味します。 心の健
職場は私たちが長く滞在する場所だ。 こころの健康の観点からも非常に重要な空間であり、人間関係や労働環境、仕事の質・量など様々なファクターがメンタルヘルスに影響する。 今回は『「働く」とこころ』というテーマで2冊の本を紹介する。 勅使河原真衣『職場で傷つく』大和書房不条理なことに巻き込まれたとき、「もやもや」を抱えつつも自分の感情を呑み込んで、受け入れる。 働く大人たちの多くが、経験しているだろう。 これまで「もやもや」という曖昧な言葉で表現されてきたその感情は、実際には
総務省統計局が実施した「令和3年社会生活基本調査」によると、調査が実施された2021年時点で、雇用されている人は平均して6時間43分を仕事にあてていることが明らかになっています。 2006年をピークに減少傾向にある仕事時間ですが、それでも1日のうちの約7時間を私たちは仕事に、つまり職場に居ることにあてています。 では、職場においてどのようなストレスが存在するのでしょうか。 そもそも仕事とストレスの関係は、どういった経緯で注目されてきたのでしょうか。 職場におけるストレス
「アダルト・チルドレン」とは「アダルト・チルドレン」とは、機能不全家族のなかで育った人のこと。 精神医学の診断で用いられる言葉ではありませんが、アダルト・チルドレンの人々は特徴的な”生きづらさ”を抱えていることが言われています。 ・他人と対等な関係を築くことができない ・他者と親密になれない ・Noと言えず、自分らしく生きることができない 私たちオンラインカウンセリングサービス「mezzanine(メザニン)」にも、「アダルト・チルドレン」という言葉を用いて自身の抱え
「INTERVIEW」では、カウンセリングプラットフォーム「メザニン」のカウンセラーに広報室からインタビューを行い、その”人”を掘り下げます。 外資系企業に長く勤め、厳しく成果を求められる環境でビジネスマンとして活躍してきた福岡カウンセラー。メンタル不調も経験し、様々な人と関わるなかで福岡カウンセラーが見出した「人生の意味」とは何だったのでしょうか。 人が生きる意味とは何か—— 福岡さんが心理に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか。 若い頃から、人が生きる意味だと
休職直後の方へもし休養直後の方がこの記事をご覧になるとしたら、どんなことをお伝えしたいかを考えながら書きました。 症状によっては、文字を数行、目で追うことがお辛い方も多いかと思います。 読んでいて、すぐ疲れる、頭が痛くなる感じがあれば、無理をせずに休んでください。 ……そうお伝えするだけなら簡単なのですが、メンタル不調による休職において厄介な点は、「休まらない」場合があることです。 主治医や周囲から、「ゆっくり」「無理せずに」「休養してください」といった言葉をかけられて
「INTERVIEW」では、カウンセリングプラットフォーム「メザニン」のカウンセラーに広報室からインタビューを行い、その”人”を掘り下げます。 佐藤汐カウンセラーは幼稚園教諭、子育て支援を経てカウンセラーに。 子ども、そして子育てに邁進する親をサポートするなかで何を考えてきたのでしょうか。その思いを伺いました。 心理への興味は「心の発達」から—— 心理に興味を持ったきっかけを教えてください。 きっかけは、短大の保育科で学んだ発達心理の授業でした。 子どもが育つ「環境」が
オンラインカウンセリングサービス「mezzanine(メザニン)」の広報室が紹介するおすすめ読書。 今回のテーマは「デザイン」。 『生きのびるためのデザイン』において、著者のヴィクター・パパネックは「人は誰でもデザイナーである。ほとんどどんなときでも、われわれのすることはすべてデザインだ。デザインは人間の活動の基礎だからである」と述べている。 というわけで、専門家によるワザに着目するのではなく、私たちの生活とデザインの関係を読み解きながら、メンタルヘルスについて考えます
「生きづらさ」や「コミュニケーション能力」などと関連して、その要因としてよく挙げられるワードが「発達障害」です。 近年は「大人の発達障害」など、その言葉の使われ方が広がっています。 「発達障害」について有斐閣の「現代心理学辞典」で調べると、「構成概念であり、この語を用いる者の立場や用いられた時代によって、その意味は大きく異なる」とされています。 構成概念、つまり身長や体重のように直接目で見て観察・測定することができないため、心理学者が人為的に理論から導き出して作った概念と
2024年現在、多種多様な「オンラインカウンセリング」サービス、プラットフォームが存在しています。 LINEや自社開発のアプリでの「チャット」を用いたテキストベースのカウンセリングでは既に生成AIも使われており、これからさらにクリニックやカウンセリングルームに通わない、オンラインで利用できるカウンセリングが増えていくでしょう。 さて、事業者が多種多様になったことで、「オンラインカウンセリング」というワードの意味する対象もかなり幅広くなってきました。 今回は、そんな「オン
「INTERVIEW」では、カウンセリングプラットフォーム「メザニン」のカウンセラーに広報室からインタビューを行い、その”人”を掘り下げます。 リカレントのEAPメンタルヘルスカウンセラー養成講座を卒業した後、国家資格であるキャリアコンサルタントも取得した芹野カウンセラー。 なぜカウンセラー、そしてEAPの学びを始めたのか。学びの中で何を得たのか。「コンプレックス」だというご自身の過去に至るまで、深くお聞きしました。 「EAP」がなぜ必要か、答えられなかった—— 芹野カ
オンラインカウンセリングサービス「mezzanine(メザニン)」の広報室が紹介するおすすめ読書。 今回のテーマは「ケア」。 「ケア」という言葉を『広辞苑(第五版)』で調べると、 ① 介護、世話 ② 手入れ という意味だとされている。 だが、今回注目する「ケア」は、より広範な意味を持つ言葉として扱われる。 ケアへの注目の高まりは、近代以降に広がった合理主義的な人間理解/世界観からデザインされてきた「制度」や「社会」のあり方に対する疑問の投げかけでもある。 岡野八代『
「INTERVIEW」では、カウンセリングプラットフォーム「mezzanine(メザニン)」で活躍するカウンセラーにインタビューを行い、その”人”を掘り下げます。 幼い頃に見たテレビ番組の影響から、心理の道に憧れ、一度は諦めるもリカレントでの学びを経てカウンセラーとなった幸田京子さん。 転機や、学びのモチベーションは何だったのでしょうか。 「憧れ」と、「諦め」の過去—— カウンセラーを志したきっかけは、小学生の頃に見たテレビ番組の心理相談だと聞きました。どこに惹かれたので
化粧品や筋トレグッズと同じく、「心理カウンセリング」にも”より効果的な使い方”があります。 今回は、あまり知られていない「心理カウンセリングの使い方」について、解説していきます。 秘密の厳守について早速解説していくその前に、大事なことをお伝えします。 それが、「秘密の厳守」です。 カウンセラーは、カウンセリングで話された内容を当事者の許可なく流出させることは決してありません。(カウンセラーの守秘義務) これは職務倫理として、各資格団体などが定めていますし、大学、大学院な
「INTERVIEW」では、カウンセリングプラットフォーム「メザニン」のカウンセラーに広報室からインタビューを行い、その”人”を掘り下げます。 パイロットへの憧れ、挫折の経験と深く自身と向き合う時間を経て臨床心理士へと進んだ佐々木カウンセラー。 心理の現場に立ちながらも、その最前線で悩み、考えていることについてお聞きしました。 なりたいものになれないと分かった学生時代—— 佐々木さんが心理士を志した理由を教えてください。 ある時、たまたま心理学の本を手に取ったことがあっ
「INTERVIEW」では、カウンセリングプラットフォーム「メザニン」のカウンセラーに広報室からインタビューを行い、その”人”を掘り下げます。 今回は大田 仁美カウンセラーです。 現在は精神保健福祉士の資格を持ちながらカウンセラーとして働く大田さんですが、そのキャリアの始まりは雑誌編集。 一体どんな経緯を経ていまに至るのか、そして福祉と心理のどちらも知る大田さんならではの「境界線」について、話は広がりました。 芝居〜雑誌編集〜福祉のキャリア——大田さんのカウンセラーになる