記事一覧
文学を語れるようになりたい〜村上春樹作「一人称単数」を読んで〜
家から歩いて5分の所に美味しいコーヒーやトーストやスイーツが出てくる素敵な雰囲気のカフェがある。家にいる時間が長くなって以来、丁度いい息抜きとして前より頻繁に通うようになった。
ここ最近は夏の限定メニューでもあるコーヒーゼリーを食べながら、村上春樹の新作短編集「一人称単数」を読みすすめていた。本を購入してから半月経ってやっと読み終わった記念にこの文章を書いている。
短編集は面白い話も難解で理解
24歳の夏にバレーボールを買った話
「衝動買い」は悪者のように言われがちだが、私は予定外の買い物は思わぬ方向から自分の背中を押してくれるものなのではないかと思う。
今日、高校時代の部活(のんびりした天文部だった)の友人と焼肉ランチを食べて買い物をした。そして私はピカチュウの絵柄があしらわれたバレーボールを衝動買いした。運動に縁もゆかりもない生活をしているのに、どういうわけかその可愛らしい黄色と青のボールがどうしても欲しくなってしま