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疲れたなんて言えない

学校に行っても友達がいない。 唯一仲良くしていた友達がイギリスに留学に行ってしまった。唯一の友達と言ってもいつも一緒にいるわけではなく、たまたま被った授業を一緒に受けて、その前後に一緒に学食を食べるだけだ。一緒にいたのは週2回ほどだっただろうか。 というわけで、新学期初日の昼休み、いつもの通りに学食に入ると、周りはグループしかいなくて「あ、そうか今日から新学期だからか」となった。 新学期が始まってすぐの空気感がとても苦手だ。学生たちのファッションには気合がみなぎって、授

    • 今日のシンプル日記

      1限のオンライン授業を聴きながら書いています。初回だからとても暇。 昨日からぐっと気温が下がって、昨日は最高気温が27℃だった。27℃って半袖を着ていてもいいくらいなのに、35℃とかに慣れてしまっているから自分も周りの人も「寒い!」と言っていた。明らかにおかしくなっている。 自分が小学生のころは30℃を超える日がめったになかったと思うんだけど...中三まで学校に冷房がなかったし、小学校は海の近くだったから夏でも教室に風が吹いて肌寒く感じたりもしたけれど。 ようやく秋が感

      • 大人になるということ

        私は東京に出てきてからフットワークが軽くなった。 カレンダーに予定がないと焦るし、一日家から出なかった日は夜になって「今日は何もしなかった...」と落ち込んだり、用もないのに早朝に起きて散歩したりしてしまう。 悪いことではない。むしろ、たくさんの機会を手にできるし、動くから健康にもなる。 でも、どこか自分軸を失ってしまったような気がしている。高校時代、実家に住んでいたときはこのnoteも更新できたと思うけれど、今は自分らしい文章を書けるかどうか、自信を失ってしまった。

        • 巴御前と現代女性

          巴御前は木曽義仲の乳母子で竹馬の友、そして義仲の妾でもある。義仲と共に戦場に出て戦う女武者だが、見目がよく、また淑やかな面もあり、素晴らしい人だ。 木曽義仲が打たれたのちは源氏がたに捕まり、のちに和田義盛の妻となる。 よく平安や鎌倉の文学を読むと、「男尊女卑がすごい」とかいうことを言われている。 しかし、当時の価値観からすると普通であり、テキストにはそれを批判する文脈は見当たらないことが多い。 私たち現代女性の生活だって、平安時代の女性からすれば理解不能であろう。 男尊

          春に気づいた

          2024.03.17 20:58 こんな時間に、と言っても21時なのだが、こんな時間に東京にいる自分になった。前の春に東京に越して来るまでは、21時に東京にいるシチュエーションというのは、放課後特急に飛び乗ってミュージカルを見に日比谷に行って、終演後次の日の学校に備えてせかせかと東京駅のフォーラム口を歩いているくらいだ。もう3月も下旬だからとタイツを履くのをやめた生足が制服から伸びて、強がる気持ちとは裏腹に鳥肌が立っている。 それが今は、バイト終わりに本屋に行き、買った本

          春に気づいた

          だと思っていた

          わたしはわたしのことをある程度有能だと思っていた だから愛嬌や仕組みに巻かれなくても生きていけるはずだと信じていた でもそれは違った 有能さなど見られることはなくて 都合の良さと 感じの良さつまり愛嬌 これでほぼ人生が決まっていると言っても過言ではない つらい 死ねたらいいのに とふんわり思う けど死んだらそれはそれで 流されたみたいで嫌だ ともふんわり思う 完璧じゃなくなって生きていればいい という人もいるけれど 完璧を目指さずしてどうして生きていられようか 茨の道を

          だと思っていた

          悲しいけど

          世間では有能さは必要とされていない ずば抜けていない限りは 中途半端な有能さは逆に仇となる 生意気だと言われる 人は ものすごくできる人たちとそれ以外 そういう方法で分けられていて グラデーションなんてものはない 悲しいけど 自分を見つめると 自分はそれ以外の中にいる それどころか愛想がなくわかりやすい魅力もない 悲しいけど 事実は変わらない 自分を貫き通すことで自分を守ることもできるが 周りに合わせるのもまた自分を守ることになりうる 悲しいけど 戦略的撤退 自分を

          悲しいけど

          恋愛を自己完結させがち

          恋愛を自己完結させがち

          生きがい 生、気概

          有能さは社会の中ではあまり必要ないみたいだ 流されないようにと、あわよくば一石を投じてやろうと思って生きてきたが あなた(みんな)の望むところにいようと思って生きてきたが 愛嬌、都合の良さなど 長いものに巻かれないといけないのか、いつかは という喪失感 でもそれは 今では な い ・ ・ ・ ひたすらに 生きる それだけ で 行き着くところに行けるはず なのだが 20231026 長袖1枚では寒くなってきた頃

          生きがい 生、気概

          最近気づいたこと

          最近気づいたこと 自分は意外と服が好き 散歩が好き カレーが好き カフェが好き コーヒーが好き 思ってたよりもっと、1人でいるのが好き なぜなら思ってたよりもっと、平穏が好きだから きれいなトイレが好き トイレ掃除が好き 料理が好き なのにそれを食べるのは好きじゃない 料理をした後の片付けも好きじゃない 異性が好き つまり男の人が好き でも自分から好きになることはあまりない 勇気が足りてない 会話が楽しめる人が好き 「猫みたいな性格してるんだね」「でも猫好きでしょ?」「

          最近気づいたこと

          詩をよむ授業

          秋学期になって詩についての授業が始まった。 必修科目だから自分が選んでとったわけではない。 わたしは詩を書いたことがなかったから「上手に書きたいけど上手に書こうとすると気まずくなっちゃうんだよなあああああ」みたいな感じだった。 でも周りの人たちもみんな「うわああああ記名で配布されるとかマジ無理」みたいだったから安心したんだよな。 一応文芸創作をやるところに入っちゃったからみんな何かやってるんだと思ってたけどそうでもなかったらしい。 詩作の課題を締切の前日に終わらせて提出

          詩をよむ授業

          同性婚とか諸々、制度としてOKにすべきだよね

          両親の身長が高いから、わたしも女性にしては高い172センチに成長した。 これは男性の平均身長と同じくらいらしい。 服を買いに行くと大体長さが足りないし、靴を買いに行くと見つからない。 だから袖や裾が長いブランドをある程度目をつけておいて、実際に店舗に行って買ったりネットショッピングを利用して買ったりしている。しかもアイテムは長ズボンやジャストサイズアイテムを避けて、短いスカートや余裕のあるアイテムを買っている。 この間、黒いロングワンピースがほしいなと思ってネットで検索

          同性婚とか諸々、制度としてOKにすべきだよね

          後期の演習の授業でわたしは詩を作るようだ。でも詩は書いたことがない。みなさんはどういう心意気で詩を書いていますか?

          後期の演習の授業でわたしは詩を作るようだ。でも詩は書いたことがない。みなさんはどういう心意気で詩を書いていますか?

          翻訳にもやもや

          翻訳って格闘みたいだと思う。相手の研究はもちろんしなければならないが、最も大切なことは自分をよく知り、技術を高めておくことだと思う。そして自分の体調には敏感でなくてはならないし、食べるものにも十分に注意を払うべきだ。翻訳というのはその上でようやく成り立っていると思う。 まあつまり 母語を自由に扱えなかったり、母語に敏感でなかったりするのに翻訳をするなどお話にならない みたいなことかなと思う。 昔から韓国ドラマや英語のドラマを見ていて「えー、それをそう訳しちゃうんだ…」だっ

          翻訳にもやもや

          与謝野晶子がいい。どんな高名な人だろうと自分の考えに合わないことを言う人はつまみ落とす感じが気持ちいい。

          与謝野晶子がいい。どんな高名な人だろうと自分の考えに合わないことを言う人はつまみ落とす感じが気持ちいい。

          エトセトラvol.8『アイドル、労働、リップ』を読んでいる。エトセトラは女としての自分を肯定するためのヒントをたくさん提示してくれる。忘れてしまう前に書き留めなければ。

          エトセトラvol.8『アイドル、労働、リップ』を読んでいる。エトセトラは女としての自分を肯定するためのヒントをたくさん提示してくれる。忘れてしまう前に書き留めなければ。