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マインドで設定したものがやってくる

ギンジのゴマスリ

京都の上賀茂神社からやってきたギンジとギンペイ。
ギンペイは玄関の所にシュッと立っているけれど、ギンジはおこたのある部屋のテレビ前にシュッと立つことになった。

そこは寝室の隣の部屋なので、起きて身支度をし終わったときに必ずギンジとは会うことになるのだけど。

『旦那!
今日のお団子はいい丸まりっぷりで美味そうでさぁ!』
『姐さん!
今日は一段と肌が艶やかで輝いてまさぁ!』

褒めちぎってくれる。

普通のカラスサイズだからちっこいのがバタバタしながら褒めちぎってくれる。

可愛い。

お魚をあげよう!

そんな感じなもんでみのりんだけでなく、パートナーたっつんも『可愛い奴め!お魚をあげよう!』となって、今冷蔵庫の中には魚がストックされることになった。

更に栄養バランスが整った冷蔵庫の中身になった気がする。

お魚を食べるときにはギンペイもバサバサ玄関からやってくる。

可愛い奴らめ。

お魚続々到着

ギンジとギンペイが来てからたつみのりのマインドが【魚】に設定されたからか、それからクリスマス、年末年始と魚のご馳走が続々見つかるようになった。

たつみのりは2人とも雪国生まれで、特にみのりんは山形の内陸部にいたから海の幸が並ぶお正月はあんまり経験したことがなかったけれど、フグ刺しやら活き伊勢海老やら鯛の丸焼きがお正月にスーパーに並ぶ光景は面白かった。

その上、たっつんのご実家からはかぶらずしと鱒寿司が届いた。
かぶらずしっていうのはカブで刺身を挟んで発酵させたお寿司らしい。
とても美味しい。
しかも発酵食品と野菜を同時に取れて野菜まで食べられるってすごい。
(ありがとうございます!)

お魚の引き寄せというか、楽しい体験含めてギンジとギンペイがいて楽しいことが続いた数日間だった。

『まだまだよろしくお願いしまさぁ!!』

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見えない世界の媒介人みのりん
リアルな見えない世界の体験を綴ろうと思っています。自分が感じた感覚をそのままに。私の大切にしたい世界が伝わることを願って。見えない世界も大切にしたいと思う方はサポートしてくれると嬉しいです。

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