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明日死ぬかもよ?byひすいこたろう
うれしかったこと、あなたもいろいろあったと思う。
それ、誰のおかげだと思う?
人生では絶対に自分では起こせない奇跡がある。
絶対に自分では起こせない奇跡。
それは、あなたが生まれてくること。
それは、あなたの両親が起こした奇跡。
あなたは、ずっと「無」だった。
宇宙が生まれて137億年間も、喜ぶこともできない。怒ることもできない。
哀しむこともできない。楽しむこともできない。そんなに気が遠くなる間、
あなたは、ずっと、ずっと「無」だった。
しかし、あなたの両親が奇跡を起こして、
あなたは「オギャー」とこの世に遊びに来れた。
そのおかげで、喜ぶことができる。怒ることもできる。哀しむことだってできる。楽しむこともできる。
これが、どんだけすごいことか、あなたは分かっているだろうか?
あなたは、あなたの存在に涙を流して喜ぶに値する。
死ぬことだって、生まれた人だけが体験できる特典だ。
怒れる。悩める。不安になれる。これも、生きているからこそのボーナス特典。
「そうはいっても、悩みのない世界へ行きたいですよ」
というあなたにお伝えしよう。この世に1つだけ、悩みがない場所がある。
それは墓場。
でも、そこは必ずいつか行く場所なんだから、いまは悩める人生を楽しもうよ。
僕らの人生は約80年。これは、宇宙137億年の歴史に比較した場合、わずか0.1秒に過ぎない。
80年の人生って、宇宙の歴史に対して、0.1秒、まるで花火のような、まばたきの瞬間なのだ。
だから、朝、目が覚めるって、それだけでどんだけすごいことか。
明日から目が覚めたら、「ヒャッホー」って
大喜びしていいくらいだ。
いいことも、悪いことも、何かが起きること、それ自体が生きている醍醐味。
心の平安は、死んだあとの墓場で永遠に味わえるんだから、いまは、悩み、叫び、悲しみ、歌い、踊り、笑おうよ。
もともと「無」だった。もともと何も持たずに、素っ裸で生まれてきた。
生きることに、失うものなんて何もない。
「人間生まれてきたときは裸。死ぬ時にパンツひとつはいてれば勝ちやないか」
明石家さんま氏の祖父の言葉だそうだが、まさにその通り。
だから、僕らが、この人生でやることは、ひとつだけ。
何が起きようと、今日という1日をまるごと受け止め、ぞんぶんに味わうこと。
するとね、ハートの扉がひらき、心の声が聞こえてくるはず。
あとは、あなたの心の声にしたがって生きてきいけばいい。