「義経じゃない方の源平合戦」だって。

昨日買ってきたんだけど、結構ハマって読んでます。

書棚でこれを見つけたとき，「義経じゃないなら頼朝のことかな」と思ったんですよね。

でも、違ってた。

ふてりの天才の間には，超凡人の「範頼」という人がいたんだそうです。
とにかく源平合戦で義経が重要な戦で華やかな活躍をしている最中、つねに微妙なところにいて、地道にかれなりにはたらいていたんだとか。

ほとんどの人が知らないこの人に焦点を当てて小説に仕立てたその作家のアイデア面白いなと思い，それに乗っかってみました。

頼朝の挙兵にすぐさま駆けつけた義経に比べ，頼朝の力がかなりはっきりしてきた頃にようやく頼朝の元に馳せ参じるというところからして，この人らしいのかな。

頼朝からめちゃくちゃ冷ややかな目でじっと見続けられていたそうです。

この人が，これからどんな働きをするのか、作者にお付き合いしてみたいと思います。