19歳女子大生、高安病になる①
はじめに
私の記事に興味を持っていただき、ありがとうございます!
私は19歳の時「高安動脈炎(高安病)」と診断され、現在6年経ちました。
この病気と出会って、たくさん辛い思いをして、一時闇落ちしたりもしながら、色々なことを考えました。今も闘っている最中です。
でも、これまでの自分が闘ってきたこと、沢山考えた事を忘れていきたくないという気持ちがあります。だから、この記事を書くことにします。
もし、私のようにこの病気で辛い思いをしている人や、周囲に高安病の人がいる方に何か一つでも伝えられることがあればいいなと思います。
1.高安動脈炎とは・・
そもそも「高安病ってなに?」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。私自身も診断されたとき初めて聞いた病名です。
誤った説明が怖いのでちゃんとしたサイトから引用しちゃいますね。
病気になる原因が不明なこと
「完璧に治る」治療法が分かっていないこと
上記2点の理由や、患者数が少ない事から国の指定難病に指定されている
私の診断時このような説明がされました。
「なんじゃこりゃ~。なんかレアやん。」って思いましたね。
とりあえず病気の内容はこれくらいで、早速私の話を始めようと思います。
2.高安病と診断されるまで~原因不明の不調~
全く気付かなかった自分の変化
丁度高校3年生の冬頃でしょうか。大学受験を控え、毎日勉強漬けの日々。
体調が悪いところはありませんでした。
ですが、なんとなく”食べ物がおいしくない”と感じることが多々あり、
結構時間をかけてご飯をたべていた記憶があります。
よく覚えているのが、ただレタスをちぎってマヨネーズをかけただけの、昔から食べていたサラダがほんとにおいしくなくて残したこともありました。
もともと食の細い方なので、家族も自分自身もそんなに気にしていませんでしたが、なんとなく苦いような味がするようになりました。
また、頬がこけて激やせしていました。
これも昔から「ホラーマン」「がりがり」と言われるほど痩せていたので(いじめじゃないですよ笑)気づかなかったのですが、顔の骨がわかるぐらい痩せてました。
いやこの時点でおかしいと思いなさいよって感じですが。
それでも、大学受験も高校の卒業式や卒業旅行も問題なく過ごせちゃったんですね~。
当時は全く気付いていなかったのですが、後々になってあれは不調だったんだなぁと思ったのはこの2点です。
元々の私が邪魔をしましたね。一気に環境が変化する忙しい時期だったので、多少の不調は気にしている場合じゃなかったのもありますが。
異常な肩こり!整形外科へ
春休みの終わり頃、左肩が異常に凝るようになりました。
痛くて痛くて、整形外科を受診したのですが診断はまさかの…
「スマホの触りすぎによる肩こり」(うそーん笑)
まぁレントゲンに悪いところがないし、ストレートネックですし。
痛み止めと湿布だけ出されて終わりでした。
まぁ当時は春休みだからちょっといつもよりはスマホ触ってるなと納得させましたが、今思うとそんなことある?(笑)って思いますね。
周囲の人間にも「スマホの触りすぎの肩こりって診断された」ってネタにしてました。結構ウケました。肩こるほどスマホ触るってなんだよってみんな思ってたでしょうね。
この肩こりですが、結果的に肩の血管の炎症のせいだったので、
痛み止めなんて気休めにしかすぎませんでした。
この後痛み止めの飲みすぎで胃が荒れてしまい、私を痛めつけてくれることになります。この辺から体のガタツキが始まりました。
大学入学!健康診断で看護師さんをギョッとさせる!
第1志望の大学に無事合格し、ウキウキの大学生生活は肩こりと共にスタートさせましたが、始まってすぐの健康診断が大きな転機となります。
皆さん血圧って図ると思うんですが、確か最高70/最低40という数値が出た気がします。
これが正常なのか異常なのかよくわかりませんでしたが、看護師さんがギョッとして自分のやり方がおかしいのかと3回やり直ししました。
「ちょっとあなた、血圧の数値がおかしいので病院を受診しなさい」
と言われ、ここで訳も分からず病院へ行かなければならなくなります。
(この時点で異変は肩こりのみでした。)
看護師さんのギョッとした顔と、病院に行った結果を学校に提出しろというので、とりあえず近所のかかりつけ医に行くことに。
一旦ここまで
長いと読み疲れちゃいますよね。
一旦ここまでにしようと思います。ちょっとでもいいと思ってくださったら
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ではまた。
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