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目は口ほどに物を言うし、なんなら口より言う

マスク生活がだいぶ続いて、屋外やプライベートではマスクを外す生活を送っているけど、私はいまだに社内ではマスクをつけている。

一時社内で爆発的に流行ったので予防の意味もあるが、大きい理由は防御だ。いろんな事柄からの。言わないけど。



そんな生活が続く中で、顔の3分の2は隠れているのが当たり前になって、表情を読み取れるのが目と眉毛だけ。
この2つって本当に感情をストレートに教えてくれる。


隣の席の同僚は、興味ある話の時は目を細めるけど、仕事上の心配な話の時は目を大きく見開く。

遠くの方で2人で話している人は、目じりが下がっているけど眉毛が寄っているので、あまりよくない噂話を楽しそうにしているように見える。

眠そうな目をしている私はきっと周りの人にばれているだろう。眠いんだなって。



もし流行り病が目から感染するもので、全員がサングラスを掛けなければいけないとなったら、私はその人が何を考えているのか読み取れないかもしれない。

だって口は嘘つくけど、目は嘘つかない。
口は笑顔を作れるけど、目の奥の輝きやほの暗さは消す事が出来ないのだ。


それとも私が目を見て、その人を判断することに比重を置いているだけなのだろうか。
他の人はどうなんだろう。気になるところだ。

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